[3923] Roseちゃんに会いにパリに行ってきた

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《パッケージングの密度にほれぼれ》

■ユーレカの日々[42]
 ギュウギュウ詰めの智恵と工夫
 まつむらまきお

■グラフィック薄氷大魔王[435]
 Roseちゃんに会いにパリに行ってきた
 吉井 宏




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■ユーレカの日々[42]
ギュウギュウ詰めの智恵と工夫

まつむらまきお
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150610140200.html >
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先日、自宅に収納家具が必要となり、通販で買うことになった。家具といっても、立派なものではなく、いわゆる「スキマ収納」だ。そもそも、一家そろってモノが多い生活なので、自宅はギュウギュウ詰め。なんでこんなにギュウギュウ詰めかといえば、うーん、多分そういうのが好きだからだ。

「耳をすませば」というスタジオジブリのアニメがある。主人公はニュータウンの団地に一家四人で住んでいるのだが、この家の密度がすごい。

主人公姉妹は六畳の部屋の真ん中に二段ベッドを配置し、それが間仕切りを兼ねている。左の姉の部屋からはベッドの二階、右の主人公の部屋からはベッドの一階がそれぞれのスペースなのだ。僕自身、子どもの頃弟と二段ベッドで生活していたのだが、こんなレイアウトは思いもよらなかった。

食卓のすぐ後ろの和室は書架で埋まっている父親の書斎になっており、ダイニングキッチンまで本が溢れかえっている。玄関には洗濯機が置かれている(古い公団団地には洗濯機置き場がない)。

壁という壁には手作りの棚やフックが取り付けられ、様々な物が立体的に配置されている。とにかくどの空間もモノの密度がものすごく、惚れ惚れする。実際のモデルになった住居があるのだろうか。

我が家はあそこまですさまじくはないが、まぁ、近いものがある。地震を考えると、こういった高密度の居住空間は危険なのだが、かといって、なにもない広々とした部屋はどうにも落ち着かない。

そんなわけで、徐々にモノが増え、家具が増える。時折、モノがあふれ出し、収納状態を見直して、その度に、より高密度空間になっていく。今回のスキマ家具の購入も、その一環だ。

●ノックダウン家具

我が家の家具はそのほとんどがノックダウン、組立家具。ikeaやディノス、ニトリや無印で買って、自分で組み立てたものだ。

家具には完成品と、ノックダウン方式の二種類がある。完成品は職人が組み立てるから、丈夫でしっかりしている。その分高価だ。大きい完成品で運ばれるので、保管倉庫も広く必要だし、輸送費も高くつく。

これに対してノックダウン方式は安価だ。もともと、家具は半分は空気だ。収納家具は中は空洞だし、椅子やテーブルも足元などにはスペースがある。

だから分解して部品をまとめれば、コンパクトに圧縮でき、その状態でユーザーに届ければ、倉庫代も輸送費も最小限にできる。実に合理的な考え方だ。

その代わり、素人が自宅で組み立てることができるよう、構造や部品の大きさに制限が出てくる。また、どうしても強度や耐久性が劣ることになる。

どちらがいいか。人によって価値観は違うだろう。まさに大塚家具のお家騒動の論点だが、我が家では圧倒的にノックダウン方式、「家具屋姫」の意見に賛成である。

我が家がノックダウン方式を愛用するのは、安価であることもあるが、それ以上に僕がそういったものの組立てが大好きだからだ。子どもの頃からプラモデルや紙模型が大好きだったのだから、巨大な模型、いや実物を自分で組み立てられるなんて、最高に楽しい。

こんな楽しいことを金を払って人にやってもらうなんてあり得ない。そしてもうひとつの理由は、ノックダウン方式の方が品種がたくさんあって比較検討しやすい点だ。

収納家具が欲しい時、なにより重要なのはサイズだ。どんなに気に入った家具でも、自宅のスペースに入らなければ意味がない。家具屋に行って実物をあれこれ見るのは楽しいが、実際に自宅に置いた時の様子をお店でイメージすることは難しい。

そんなとき、カタログやWebでサイズやデザインを、自宅であれこれ比較検討できる、IKEAやディノスが便利だ。

IKEAやディノスの家具は種類、サイズが豊富だ。同じシリーズでサイズや色違いが豊富に揃っている。種類が豊富というのも、倉庫で場所をとらないノックダウンの恩恵のひとつだろう。

けっして広い部屋ではないので、少しのスキマも無駄にしたくない身にはありがたい。今回買ったスキマ家具は、実は二台目だ。以前買ったものがサイズ、使い勝手が良かったので、その隣に同じモノを置こうということになった。

もっとも前に買ったのはもう何年も前のことで、どこで買ったのかもわからない。サイズを測り、Webで探してみると、まったく同じではないが、ほぼ同じものが見つかった。ディテールが違うが、サイズは同じ。

どうやらこの数年でモデルチェンジしたようだ。Webから購入すると、翌日には発送された。ネット通販バンザイである。

●ギュウギュウ詰めのパッケージング

ノックダウン家具が届くと、いつも感心するのが、そのパッケージングだ。想像よりもずっと小さな梱包で届けられる。

段ボールには「開封時カッター禁止」と大書きされている。テープをはがして開梱すると、段ボールの中には大小様々な家具の部品が、まるで立体パズルのように収まっている。このギュウギュウな収まり方が実に見事だ。

ホームセンターで買うカラーボックスも、同じようにコンパクトになっているが、今回買ったものはそれよりもずっと大きなものなので、パーツ数がずっと多い。板だけで17枚。ネジ類は6種42本、その他金属部品などもある。

それがギッシリとスキマなく詰まっている。たしかにカッターで開梱したら、部品が傷ついてしまうだろう。

考えてみれば、こういう詰め方はノックダウン家具ならではだ。家電品などは、商品が箱の中で宙づり状態になるよう、段ボールやスチロールで四方八方から支持されている。この支持材は、箱がつぶれないような補強の役割も果たしている。その結果、箱の中は空間も多い。

それに対し、ノックダウン家具の梱包は、内容物そのものが構造にもなっている。箱にモノが入っているというより、モノを段ボールでくるんでいるような状態だ。

部品は様々な大きさ、形状なので、なにも考えずに箱に入れると、スキマだらけ、空間だらけになってしまう。家具は家電よりも重いので、箱がもたない。そこで、部品同士ができるだけ密着するよう、スキマがないよう、パッケージングする必要があるのだ。

もちろん輸送中に壊れたり、パーツ同士が擦りあって傷つかないように、緩衝材も使われているが、ほんのすこしだけ。いつものコトながら、今回の家具も、パッケージングの密度にはほれぼれする。一体、誰がこんな高度なパッケージングを考えるのだろうか?

●梱包のプロフェッショナル

メーカーに勤めていた友人に聞くと、製品のパッケージングは通常、段ボール箱のメーカーが行うらしい。製品にあわせて緩衝材の設計なども箱のメーカーが行うのだという。

以前、箱の中の仕切りが、広げるとたった一枚のダンボールに戻るという、超絶技巧のものを見たことがあるが、そういうのも箱のメーカーが提案するらしい。箱詰めのプロフェッショナルというわけだ。

そういえばヨドバシカメラの通販で使われている段ボール箱、最近気がついたのだが、なんだか妙な切れ込みのある箱だ。よく見てみると段ボールの折り方によって、箱の高さが変えられるようになっている。

少ないサイズでも、いろんな大きさに対応できるから、梱包の現場をシンプルにできる工夫らしい。あれも、段ボールメーカーの工夫なのだろうか。

しかし、ノックダウン家具の場合は、そういった箱側の工夫だけでパッケージができているとは思えない部分がある。

というのは、家具そのものの分割方法が、パッケージングを大きく左右するからだ。

たとえば、ある部品を一体型とすべきか、分割して組み立てるようにすべきか。一体型だと箱が大きくなってしまうが、他の部品の大きさにあわせて分割すれば、パッケージは小さくできる。

しかし分割すれば組立の手間が増え、完成品の強度も落ちる。相当試行錯誤が必要なはずだ。

●オリンピックとみんなのいえ

現在話題になっている東京オリンピックのスタジアム。デザインはよいがどう作るのかは別、ということで、問題が噴出している。

どうやら、家電製品や建築のデザイナーの中には、そういった「パッケージング」「組立方法」は業者まかせ、というスタイルの人たちがいるらしい。

僕自身、一時建築関係の仕事に就いていた頃、設計者と現場でよく衝突が起きるのを見てきた。設計者が考えたデザインを実際に作るとなると、そのデザインを変更せざるを得ない場合が生じる。

加工方法、組立手順、そういったことを判断するのは現場だ。現場のことをわからずに、こんなデザイン作れるか、というわけだ。

反対に設計者の方からみれば、設計者に無断で勝手に仕様を変えられる。なんで変えたんだ、設計図通りじゃ作れない、という衝突になる。

このあたりの事情は、三谷幸喜の映画「みんなのいえ」でよく描かれている。僕が知る限り、あの設計者と棟梁の衝突は、カリカチュアされているもののかなりリアルだ。

今の完全にコンピュータ化された設計現場のことは全くわからないが、建築という「ワンオフ」な物作りは、今も机上の設計より現場で練り上げられていくものなのだろう。

さて、スキマ家具だが、この家具の分割も、パッケージという現場とのやりとりがあるのか、もしくは設計者がパッケージングまで配慮して設計したのか、はたしてどちらなのだろう。

●仕様変更の謎

二代目の今回の家具を組み立ててみて気がついたのが、初代、前モデルとは部品の分割方法や、組立、構造に変化が見られる。

たとえばバックパネル、棚の奥の背板と呼ばれる薄いベニア板。この板は、単なる仕切りではなく、家具全体をささえる構造材として重要なパーツなのだが、それゆえ、もっとも大きな面積となる。

初代モデルでは、このバックパネルが左右分割され、樹脂のジョイントを使って大きな板に組み上がるような設計だった。

これに対し、二代目は固定棚の高さにあわせて上下三分割されている。これは実に興味深い。はたして変更になった理由は、強度の問題だったのか、パッケージングの問題だったのか。

以前、自分の創作としてペーパーモデルをしたのだが、3D上ではあっというまに形ができても、それだけでは済まない。A4サイズの用紙に納まるように、また切り抜きやすく、組み立てやすいようにしなくてはならないのだが、それはパーツの分割方法の工夫にかかってくる。

絶対納まらない、と思っていたパーツが、分割方法を工夫するとキレイに納まる。しかし、今度は組み立てが難しくなったりする。この過程は何度も試作する必要があるので実に面倒だが、一番面白い部分でもある。

ノックダウン家具の設計も、何度も何度も試作し、収まりと分割を検討するのだろうか? 模型を作ったり、試作をしたりしながら、よりコンパクトで、より強度があり、より組み立てやすいものを追求しているのだろうか。

ひょっとしたら、今は3DCADで簡単にシミュレーションできるのかもしれないが、この見事なパッケージングと、旧バージョンからの改良を見ると、費やされたであろう多くの時間、多くの工夫を感じてしまう。

●知恵と工夫の美しさ

アップル製品は製品の完成度もさることながら、いつもパッケージが凝っていて、開封の時のワクワク感までデザインされていると言われる。

それに比べれば、収納家具は味も素っ気もないチープなものだ。荷姿も安価な段ボールで、グラフィックも美しいわけではない。

それでも僕は、見事にコンパクトにすべてのパーツが納まったパッケージを美しいと思う。この製品の企画や設計に携わった人たちの、ユーザー、工場、倉庫、輸送、強度、あらゆる面にわたる配慮と工夫に感服する。

そこには、思想が宿っている。思想のもとに生み出された製品が美しくないわけがない。

さて、家具が出来て、いろいろと物を収めてみる。が、様々な大きさのモノたちは、そう簡単に棚に収まってくれない。あちこち、ハンパな空間だらけだ。

もうちょっとうまく収まるはずだったのに、収納力があると思ったのに失敗だったかなと、隣の元の家具をみると、そちらは隙間なくぎっしりとものが詰まっている。

こういうことには、やはり時間がかかるのだ。時間をかけて、何度もフィードバックすれば、収まるところに収まっていく。

「耳をすませば」の公団住宅が魅力的に見えるのは、それが経て来た時間、携わった人々の工夫が感じられるからだろう。きれいな調度品が美しくレイアウトされた広い空間よりも、僕にはギュウギュウ詰めの方が好ましい。

そうして我が家はあの部屋に少しづつ近づいていくのだ。


【まつむら まきお/まんが家、イラストレーター・成安造形大学准教授】
< twitter:http://www.twitter.com/makio_matsumura >
< http://www.makion.net/ > < mailto:makio@makion.net >

映画「チャッピー」を見に行った。「第九地区」の監督の最新作だ。見終わってなんだろう、この既視感は、とあれこれ考えて思い当たったのが手塚治虫の火の鳥じゃん、これ。

SF映画としては色々ツッコミどころもあるのだが、火の鳥だと思うと、手塚本人の様々な映画よりもずっと手塚っぽい。プロット、キャラクター、世界観、演出、オチまで、あらゆる要素が手塚的。そう思うと、第九地区も相当に手塚っぽい映画だったことに気がつく。


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■グラフィック薄氷大魔王[435]
Roseちゃんに会いにパリに行ってきた

吉井 宏
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150610140100.html >
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パリの老舗デパートPrintempsの150周年行事のキャラクター「Roseちゃん」。店頭や店内のあちこちに立体ディスプレイ。メゾン・デュ・ショコラがRoseちゃんの記念チョコを特設会場で売ってる。着ぐるみが歩き回る……。

Printemps < http://www.printemps.com/ >

これはさすがに「人生のハイライト」的なものだろうから、見に行かなくちゃ後悔するだろう。しかし、旅行が苦手w コンビニくらいは行くけど半日以上の遠出はかなりの覚悟をしないと行けない引きこもり体質。

パリ大好きでフランス語もちょっとできる奥さんに説得されて出かけてきたよー、3日間。死ぬほど疲れたw パリは13年ぶり5度目。

●Roseちゃんの巨大フィギュアと対面

Printemps正面左の歩道に立つオブジェ。台座からてっぺんまで高さ4メートル。すごいインパクトがある。ツルッツルで僕の元のCG画像と瓜二つ。オスマン通りのHDRI画像があったら、写真と見分けつかないCGを作れる自信ある。

っていうか、以前から東京の街角で360度全周囲HDRI写真を撮ってCGキャラに映り込ませ、「渋谷スクランブル交差点に立つ巨大オブジェ」とかのニセ写真を作ろうと思ってたけど、実物のほうが先に実現しちゃった。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-01-P1020104.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-02-IMG_1002.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-03-IMG_0565.jpg >
CG < http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/rose-cg.jpg >

台座の銘板。名前が入ってます。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-04-P1070441.jpg >

ただ、さすがに3か月近くたってるので劣化が進行中。風で揺れて力がかかる足元にヒビ割れが。風で倒れてけが人が出ないか心配。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-05-P1070440.jpg >

3〜4箇所の入り口近くに2メートルのRoseちゃん。ファッションブランドが150周年記念のために用意した、ピンク色の様々な商品といっしょに立ってます。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-06a-IMG_0541.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-06b-IMG_0504.jpg >

Printempsの正面はピンク色に装飾され、Roseちゃんの姿も見えます。夜にはネオンになる。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-07-P1020159.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-08-P1020181.jpg >

こんなのもあったw ぜったい日本のゆるキャラ文化に憧れてるよね。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-09-P1020331.jpg >

アートディレクターのフランク・バンシェ氏は、日本の記者の「ゆるキャラですよね?」に「これがアートじゃなかったら村上隆はちがうのか?」とか言ってるようですが、Roseちゃんの着ぐるみに大喜びしたり一緒に写真を撮ったりしてる人々の反応など見ると、僕的には「ゆるキャラ」と呼ばれてぜんぜんオッケーと思った(「ゆるキャラの定義」はおいといて)。

JB PRESS < http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43392 >
(全部読むには登録が必要)

日本ではゆるキャラと呼ばれるようなマスコットキャラクター文化そのものが、フランスで新鮮なアートと捉えられるのもそれほど違和感ない。

僕としては、Printempsの歴史や格を踏まえた上で「Printemps=花咲く春」をマスコットキャラクターに昇華させたものがRoseちゃんなわけで、生み出す過程はアート以外の何ものでもない、とも言えるんだけど。

●メゾン・デュ・ショコラの記念チョコ

中央吹き抜けの地下一階にメゾン・デュ・ショコラの売り場があり、記念チョコも売ってる。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-10-IMG_0516.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-11-P1020127.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/lamaisonduchocolat-rose.jpg >

チョコ売り場の上空には2メートルほどのRoseちゃんが浮かぶ。風船の浮かび方も僕のラフCGそのまま。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-12a-P1070485.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-12b-P1020369.jpg >

●Roseちゃん記念フィギュア

予算の関係で色数を使えず、花の中の明るいピンクが省略されてるけど、よく出来てる。ポリストーン製。2000個限定だそうで、売り場に出るとすぐ完売しちゃうそう。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-13-IMG_0542.jpg >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-14-IMG_0625.jpg >

YouTubeでこんなの見つけた。フィギュアや人形のレビューをしてる人らしい。PrintempsのRoseちゃんフィギュアの紹介動画。何を言ってるかというと、「かわいいかわいい! 箱の説明、手塗りであることや制作会社、ピクミンみたい、作者が気になる人は検索してね」などなど。

Review Rose Mascotte Anniversaire 150 ans PRINTEMPS par Hiroshi Yoshii
< >

Roseちゃんフィギュアは通信販売されてるけど日本からは買えないっぽい orz

< http://150.printemps.com/p/rose-mascotte-anniversaire-3676710-rose >

●三日間の強行スケジュール

一日目はパリのエージェントCostume3piecesのスタッフ(Roseちゃんも含め、十数年前からヨーロッパの仕事でお世話になってる)やフランスの仕事を始めるきっかけになったアートディレクターのBouillet氏やPrintempsの人たちとミーティングや食事。いっしょに店内を回って写真撮影。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-15-P1020114.jpg >

二日目の前半のみ純粋に観光。僕的にずっと行ってみたかったビル・アケム橋へ。「インセプション」や「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(未見だけど「地下鉄のザジ」も)に出てくる鉄道高架の支柱が並んでる橋です。

まあ、単に見たまんまの橋ですw で、わかったのは、何回か前のパリ旅行でエッフェル塔周辺を歩き回ったとき、高低差のあるパッシー駅の階段を降りたこともあるのに、その数十メートル先がビル・アケム橋とは気づかなかった!

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-16-P1070374.jpg >

もう一つ観光。昨年秋、ブローニュの森に完成したルイヴィトン財団美術館にも行った。メインの展示はすごい行列だったので断念。建物の屋上から地下までフランク・ゲーリーの建築を見てまわり、レストランに行ったくらい。

< http://www.fondationlouisvuitton.fr/content/flvinternet/ja.html >
< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-17-IMG_0616.jpg >

二日目後半はルーブル美術館の地下のPrintempsルーブル店へ。ここにも入り口にRoseちゃんの立体ディスプレイがあるので写真を撮るのが目的。フィギュアも売ってました。

< http://www.yoshii.com/dgcr/paris2015/paris2015-18-P1020320.jpg >

三日目はもう一度Printempsで写真を撮りまくり、午後には空港へ。土日にしか登場しない、着ぐるみのRoseちゃんに会えなかったのが心残り。

●その他

ところで、パリは中国人観光客がめちゃくちゃ多い! 日本人観光客はほとんどいない印象。以前は東洋人を見かけるとたいてい日本人だったのに。あちこちのブランドショップに行列できてる。ロープが張ってある中にきちんと行列してるのはさすが現代の中国人。ルーブルの地下も中国人で埋め尽くされてた。

25年前の日本人がこんな感じだったんだろうなあと感慨。パリのお店の人たち、東洋人に親切になってるっぽい。

あと、デパートやお店や美術館などの入り口には必ず屈強な警備員がいて、すべての客のバッグを開けて中身を確認してた。テロ対策なのかな? 実は3月のオープニングレセプションに呼ばれてたんだけど、行くかどうか決めようとしてたときに例の出版社テロ事件があって、パリ行きは6月まで延期したのでした。

5月30日にフジテレビの「にじいろジーン」でちらっと出てきたらしい。検索したら動画発見。30:53あたり。誰かが「ゆるキャラだ!」って言ってるけど、ナレーションは特にRoseちゃんについての言及無しw

< http://bit.ly/1G3nhG0 >


【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

もともと引きこもり体質であったものの、10年以上前の2Dの出版イラストがメインの時代は、一週間旅行に行くために前後一か月の仕事のスケジュールがめちゃくちゃ大変なことになってた。それで旅行アレルギーになっちゃった面が大きい。

今はスケジュール的にはそれほどでもないのでもっと行けばいいんだろうけど、今度は体がキツい〜。12時間座りっぱなしで往復は勘弁してほしい。揺れて気持ち悪いし。カプセルホテル型の座席を希望〜。

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
< http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500 >

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
< https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii >

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii >

・ハイウェイ島の大冒険
< http://kids.e-nexco.co.jp >

・App Store「REAL STEELPAN」
< https://itunes.apple.com/jp/app/real-steelpan/id398902899?mt=8 >


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編集後記(06/10)

●ナントカ陰謀説が好きだ。またもや「ニセ科学を10倍楽しむ本」から。お気に入りは「アポロ11号は月に行っていない」「9.11はアメリカの自作自演」である。もちろん、両方とも陰謀論者たちが作り上げた大ウソだが、かなりもっともらしいことを主張しているので、コロッと騙された人は少なくないようだ。アポロに関する疑惑として、「月の空に星が写っていない」「太陽が当たっていない部分が明るく写っている」「影の向きがおかしい」「旗が風で揺れている」など13項目ある。明らかに間違った項目もあるが、そういえばそうだなと思う疑惑もある。「なぜもう一度行けないのか」、これには同意してしまう。

この本では、中学生が本やビデオやネットで調べて「アポロ陰謀説の真相」というレポートを書くという設定で、彼女らがあまりに頭が良すぎるのはともかく、13項目すべてにしっかり答えを出している。「なぜもう一度行けないのか」の答えは「お金がないから」である。1960年代、アメリカがアポロに使った金は250億ドル、1ドル360円の時代、日本円でざっと9兆円、当時の物価は今より安かったから、今やるとなったら何10兆円になるかもしれない。ソ連との宇宙開発競争という動機があったからできたことで、それに勝利したからもう月に行く意味がなくなり、20号までの予定が17号で打ち切られたのだ。

「40年前に月に行けたというなら、もう一度行ってみせろ」は「400年前に大阪城を建てられたというのなら、もう一度建ててみせろ」と言っているのと同じというたとえがうまい。金があればできるが、もう誰もアポロや大阪城に金を出さないのだ。「テレビもインターネットも、不正確な情報やウソの情報をいっぱい流している。だから、それをすぐ信じちゃだめなの。『ほんとかな?』と思ったら調べてみる。怪しい話は信じない、それがメディア・リテラシーというものよ」中学生にいわれちゃったよ。最後にある「ニセ科学にひっかからないための10箇条」は当たり前のことながら、なかなか実践できないものだ。

2014年にアメリカの半導体メーカーINVIDEA社が、最新のCG技術を用いて、アポロ11号の月面写真が本物かどうか分析した。船長が撮影した写真(疑惑の写真)をCGで再現し、月面と同じ条件で光の強さや当たり方が同じになるか調べた結果、間違いなく真正の写真であった。1969年にはまだCG技術はなかった。撮影しようとしたらセットで人工照明を当てるしかないが、それではCG再現写真とは光の当たり方が違ってしまう。CGで本物そっくりの写真がつくれるようになったからこそ、逆に写真が本物であることが証明できるようになったわけだという。実におもしろい話だ。ニセモノは必ずバレるんだ。 (柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480432531/dgcrcom-22/ >
山本弘「ニセ科学を10倍楽しむ本」


●組立家具のことをノックダウン家具って言うのか。使ってみようっと。収納つきベッドや本棚を組み立てたことがある。

収納で思い出した。すぐに廃番になるのはどうにかならないものか。買い足したい時になくて揃わないのが困るから、定番ものはありがたい。無印でも入れ替わることがあって、数年前に買った引き出しが生き残っていてほっとしたことがある。定番と言えばFitsケース。リニューアル製品が出ても古いものが定番として残っている。

吉井さん、いいなぁ。キャラクターのことはもちろんなんだけど、奥様との旅行がステキ!

マラソン続き。受付が終わったらマウンドへ。閉館1時間前ぐらいだったけど、結構人がいてワクワクする。ゴールが設置されていて、明日はここに帰って来たいなぁなどと思ったり。

EXPOでは体脂肪率やら骨密度を測ってもらったり、メイクしてもらったり、いろんなサンプルをもらったり。ネイルは待ち時間が20分以上とのとで断念。塩飴配布とレッグリフレ体験が良かった〜。塩飴は本番で活躍したよ。続く。 (hammer.mule)

< http://www.tenmafitsworld.com/Form/Product/ProductCategoryDetail.aspx?cat=c02fiu >
フィッツユニットケースは開閉が軽くていい。押入用フィッツケースにスタックできる。

< http://nagoya-m-expo.com/ >
マラソンEXPO。当日の様子あり。

< http://panasonic.jp/massage_parts/refre/ew-na84/ >
レッグリフレ。場所取らないし、欲しくなった。

< http://www.daito-thrive.co.jp/foot/md_8500.php >
レッグマスター。以前泊まったホテルに、このシリーズが置いてあって、足の疲れが取れるのがわかったよ。翌朝の足が軽かった。

< http://kedama.3rin.net/womens/2015030602 >
名前が載ってたのか〜。