おかだの光画部トーク[139]今さらですが〈Apple Watch〉をつけてみて……/岡田陽一

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Apple Watch、最初の予約開始時に出遅れて発売初日に手に入らないことが確定し、だったら急いで手にいれる必要もないと、買うタイミングを逃したまま、ずっと乗り遅れた感があったのだが……。

先日、なんとキャンペーンで当選して、Apple Watchをいただいたので、遅ればせながら使用感を書いてみる。

何のキャンペーンで当たったのかというと先月開催された「Adobe Live 2015」で、「ライブストリーミング参加の申込みと同時に、参加しますTweetをすると、抽選でApple Watchが当たる」というもの。
< http://www.event-web.net/adobelive2015/ >

これに申込んだまま、すっかり忘れてしまっていたので、突然Twitterのダイレクトメッセージには驚いた。




「Adobe Live 2015 #CC新発見」をご視聴いただき、またApple Watchプレゼントツイートキャンペーンにご応募いただき、誠にありがとうございました。厳正なる抽選の結果、Apple Watchにご当選されましたのでお知らせいたします」

このお知らせが届いたときは、iPhoneの画面を三度見くらいし、失礼ながら何かの詐欺か? と一瞬思ってしまった。高価なものを送っていただき、Adobeさんに感謝!

< https://goo.gl/photos/HxpDM5zkQppjKDA58 >
< https://goo.gl/photos/AxP6hyuaGtmYkezV6 >
< https://goo.gl/photos/n26WjvPQr2n3YgCaA >

届いたのは、Apple Watch 38mmステンレススチールケースとホワイトスポーツバンド(66,800円)のモデル。
< http://apple.co/1gxd1O1 >

さて、Apple Watchの使用感について……。

届く前は、しばらくの間、あれこれたくさん書くネタに困らないんじゃないかと思っていたが、なんというか、特筆すべきことがあまりない状態なのだ。

7月2日から腕にはめて10日ほどになるが、中二の時に初めてウォークマンの音を聴いたときや、2008年に初めてiPhone 3Gを手にしたときのような、今までこの世になかった物を手に入れた感覚がまったくしないのだ。

携帯電話を持ち始めて以来、20年近く腕時計をする習慣がなくなっていたので、久しぶりに時計をしているが、確かに時間が知りたい時に、腕をちらっと見るだけで何時かわかるのはかなり便利だ。

普段は、「今何時?」と周りに聞くか、携帯やiPhoneをポケットからごそごそと出して、何かボタンを押してやっと時間がわかる状態だったので、腕時計の便利さを「再発見」した。

ただ、時間を腕をちらっと見てわかるのはApple Watchでなくても100均で売っ
てる時計だってそうなわけで……。

Apple Watchならではの機能で、これはあってよかった! という驚きや喜びは、使用し始めて10日、まだこれと言ってみつかっていない。

腕時計のようなウェアブルデバイスというのは、そもそもそういうものなのかもしれない。あくまで、iPhoneを補助するデバイスで、今のところWatchだけで何か特別なことができるものではないので、きっと特別感があるものではないのかもしれない。

便利と言えば便利、でも特に必要ないというか、多くの場合、ありがた迷惑的な機能として、やたらと通知が届く。

iPhoneを手に持って画面を見ているときは、Apple Watch側には通知は来ない。iPhoneを見ていないときに、Gmailなどの通知が届く。

この通知が便利だと感じるシチュエーションは限られていて、一人でiPhoneもパソコンも触っていないときがそうなのだが、わたしにとって、そういうタイミングがめったにない。

そして、人と一緒にいるときは、Apple Watchに通知があったときなど、いちいち時計を見る行為は、相手に嫌な印象を与えるだろう。

打合せなど仕事のときは当然として、誰かと食事やお茶などリラックスしている場面でも、腕時計をちらちら見ていると「時間ないのかな? 忙しいのかな? 急いでいるのかな? 楽しくないのかな?」と相手に思わせてしまう。

これなら、Apple Watchで通知を確認するよりも、素直にiPhoneで確認しそのまま作業した方が、まだ印象はましな気がする。

ということで、人と一緒にいるときは、腕にブルっと通知を感じても見るに見れないので、とてももどかしくイラっとする。

iPhoneとの連携機能として、おもしろそうなものは、カメラのリモコン機能だ(いまだ使うシチュエーションはないが……)。

iPhoneで集合写真を撮る場合は、iPhoneをどこかに置いて、Apple Watchで写る画面の確認やシャッターを切ることができる。画面が小さいので見づらいが、どの範囲まで写るかくらいは確認できる。

後は、ずっとすわりっぱなしで仕事をしているので、一時間に一度、立ちましょうと通知してくれるのはありがたい。

今までは、あくまで iOSアプリのおまけ的な位置づけだったが、先日のWWDCで発表された watchOS 2で、AppleWatchのアプリは、もっと進化するはずなので、どんな機能があたりまえの生活を変えてくれるのか、今後が楽しみだ。
< https://www.apple.com/jp/watchos-2-preview/ >

せっかく当選したものだし、もうしばらくこのまま実験的に使ってみようと思う。きっと空気のようにあたりまえの存在となってはじめて、重要性がわかってくるものなんじゃないかと。ウェアブルデバイスってそんなものなのかもしれない。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < Twitter:http://twitter.com/okada41 >

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