[4012] 盗撮冤罪とかスナップ写真の危機とか

投稿:  著者:  読了時間:13分(本文:約6,300文字)



《こどもが200人も参加》

■おかだの光画部トーク[145]
 「神戸ITフェスティバル2015」無事終了しました
 岡田陽一

■ところのほんとのところ[127]
 盗撮冤罪とかスナップ写真の危機とか
 所 幸則 Tokoro Yukinori






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■おかだの光画部トーク[145]
「神戸ITフェスティバル2015」無事終了しました

岡田陽一
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20151110140200.html
───────────────────────────────────

前回お知らせした「神戸ITフェスティバル2015」は、11月6日・7日二日間の全日程を無事終了しました。

実行委員として個人的には今回も反省点はたくさんあるものの、事故もなく、多くのみなさんが笑顔で参加いただけたことは、大成功だったと思います。

・神戸ITフェスティバル2015の様子を、前日準備からタイムラプスのダイジェストムービー


来場者は二日間でざっと、延べ1400人。その中で、こどもが約200人ということでした。

今回は、実働していた実行委員の数が少なく、各セクションで手薄だったので、例年のような告知が思うようにできませんでした。

例えば、告知チラシが出来上がってきたのが開催数日前。告知のためのラジオ出演も前日。なにしろ、イベントが終了しているのに、Webサイトにはセミナーなどの情報が出揃っていないという、この規模のイベントとしてはありえない散々な状態。

おとなりの大阪では、同じくIT関連のイベント「KOF2015」がまったく同じ日程で開催されていたこともあり、スポンサーに関しても来場者の数に関しても苦戦することとなりました。

・KOF2015
https://k-of.jp/2015/

こんな状況にありながら、終わってみれば来場者が1400人、なによりこどもの数が200人というのは、とても凄いことだと思います。多くのIT関連のイベントではあまり考えられない、こどもの多さじゃないでしょうか。

これは、特に昨年から取り組んでいることで、こども向けのコンテンツを積極的に増やしてきた結果で、告知がまったくできていないにもかかわらず、多くの人が、こどもを連れて参加してくださるということは、「こどもを連れて行っていろいろ体験させてやろう」というような位置づけのイベントだと認知されてきたと、とても喜ばしく感じました。

わたしが担当した企画の中でも、たにぐちまことさんの「いちばんはじめのプログラミング」で、Scratchを使ってゲームを作る、こども向けのハンズオンワークショップで、6歳〜11歳の十数人のキッズが参加してくれて最後に「今日は楽しかったですか?」と質問すると、みんな笑顔で手を上げてくれてとても嬉しかった。

いろいろな準備に忙殺され、前日からの設営と当日のオペレーションに体はヘトヘトな状態でしたが、参加してくれたこども達の笑顔と「楽しかった」という言葉だけで、すべて報われる気がしました。

結局、こういうことがやりたくて実行委員として膨大な時間を捧げているんだなぁと、今回改めて感じることができました。

会場に来て、いろんなことを見たり、聞いたり、体験したこども達が、未来に何か面白いことを考えたり、行動したりするかもしれないと思うと、とてもワクワクします。

また、実行委員や当日ボランティアとして参加してくれた学生のみなさんも、イベントに関わることによって体験できることは、教室の授業では得ることのできない、多くのことが実体験として学べたように思います。

わたし自身も、今回は複数のセミナー・講演の企画、コーディネイトを進めながら、メインビジュアルの制作をはじめ、チラシやパンフレットなどの印刷物、Webサイトのメンテナンス、告知のためのラジオ出演、そして会場で使う掲示物や名札、ランチチケットなど細々したものまで、いろんなものを作りました。

イベント進行中も、必要なものはその場で作って、近隣のコンビニでプリントして対応するなど、なかなかチャレンジングなことをオペレーション&イベント撮影をやりながらこなしました。

会場デザインや設営、ネットワーク設計などそれぞれの部署の担当者が、プロフェッショナルな仕事を黙々とこなしていて、みんなを見ているだけで誇らしく、一緒にイベントをやれて本当に勉強になります。

当日までの数か月の準備期間は猛烈に忙しく、開催中はただただしんどく、終わってみればなんかさびしい祭りの後。また、次回も何らかの形で関わりたいと思っています。

……その前に、まだまだ残務はたくさん残っているのですが(笑)

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
mailto:okada@fuwhat.com
Twitter:http://twitter.com/okada41

先月発売になった書籍『デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本』の
出版記念セミナーを、WebProfessional編集部が企画してくださいました。

明後日、11月12日(木)19:00〜21:00 東京飯田橋の株式会社KADOKAWA角川本社ビル2Fホールにて、「予算の少ないWebサイト制作案件のための素材写真撮影のコツ」と題し二時間ほど、撮影が本職ではないデザイナーやディレクターの方が、仕事で使う素材写真を撮影するときに必要な知識やTipsなどをお話します。

残席わずかとなりました。東京近郊でご都合のつく方は是非ご参加ください。
http://peatix.com/event/122199


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ところのほんとのところ[127]
盗撮冤罪とかスナップ写真の危機とか

所 幸則 Tokoro Yukinori
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20151110140100.html
───────────────────────────────────

最近読んだ雑誌によれば、街中でカメラを構えているだけで何か盗撮みたいに言われたりすることがあるらしく、そんなこと言っていたらスナップ写真という文化がなくなってしまいそうだ、と書かれていた。

今時は、撮る方がそれを肖像権の侵害だとか、盗撮だとか言われるのが怖くて、撮れなくなってしまうらしい。だけど、それって撮る側も撮られる側も知識がなさすぎじゃないかな。[ところ]はいつも平気で撮ってますけど……。

現代は悪用目的で人を撮影する人のカメラは、メガネ、財布、衣服のボタンなど、もうなんにでも装着できる。トイレの便座の中ですら可能。グーグルはとっくに「カメラを内蔵したコンタクトレンズ」を開発している。

iPhoneのあの小さなレンズであの高画質なんだから、そんな時代になったということがわかんないかな。

それから、都会の新しいビルなんかには、それこそいたるところに監視カメラがセットされてます。大都会なら町中に配置されていて、モニターがいっぱい並んだ監視ルームから、特定のカップルをズームアップして楽しんでるやからもいるんですよね。

カメラを堂々と構えて撮ってる人を責めるなんて、無知の象徴ですよ。そしてそれを守れない法律が遅れすぎてると思います。

実際、そんなに顔を写されるのが嫌なら、もはやベールでもかぶらないと無理なんですよ。ベールも素材によっては無効化される可能性もあるけれど。もっと極端にいうと、100億画素のカメラが生まれたら、ビルの上から人ごみを撮れば全員の顔がバッチリ写っちゃうよね。

衛星から望遠レンズとの組み合わせで、クリアに映る時代もそこまで来ています。そんなに遠くないですよ。すでに売ってるカメラで1億画素近くまで来てるんですから。

痴漢冤罪は車内カメラとか、街中監視カメラである程度ふせげるようになると思うのですが、盗撮冤罪っておもにどんなケースなんだろう。

これも、人間が見たものを映像化するシステムが遠くない未来にできちゃうと[ところ]は思っているけど、そうしたらどうなるんでしょうね。

過渡期だから面倒なことが起きるのでしょうが……。[ところ]も平気で撮ってますと書いたけど、ヒカリエの敷地内とかパルコのオープンエアーな場所で撮ってると、監視カメラを見た警備員に注意される。

じゃあiPhoneで撮ってる観光客にも注意して回ってよ……的な議論して、撮ってる写真を見せて、まあ、確かに問題はなさそうと言わせて、続けて撮っています。

撮った写真をすぐ見せられるから便利な時代。だけど、消すことも出来るからまた問題なんだって……。実際、撮った瞬間にWiFiで別のところに保存されるシステムを使えばそうなんだろうけど。

そういえば、今日撮った写真を確認するため電車の中でソニーα7sを覗いていたら、横にいた友達が、写真撮ってるように見えるぞと注意してくれて、ドキッとした。そうか、こういう時に盗撮冤罪って発生するのかな?

普通は背面液晶で確認するんだけど、このカメラは目をファインダーに付けると外の液晶が消えて、目が離れると外の液晶がつくように設定されている(省エネのシステム)。

電車の中とか暗いところだと、外の液晶が使いにくい状況の時があって、撮った写真のチェックに手っ取り早いのが、ファインダー内で確認する方法なんだよね。

だけど新幹線みたいな指定席に座って、カメラのファインダーを覗いて確認するなら前は座席後部になるんだけど、普通に電車だと向かいに人は座ってたりするわけで、「私を撮ろうとしてる?」なんて思われる可能性も確かにあるな。

まあさっきも書いたように、もう自分の信頼できる部屋や家から一歩でも出たら、顔も行動も記録される可能性があるんですよね。

そんなのは都会だけだろうって? 甘い甘い……例えば、携帯電話持ってるだけで位置は特定され、衛星から撮られて、ネットに上げられる可能性はゼロではないんですよ。実際狙われたら、撮られずにすむなんてことはありえないと思うけど。

結局、何でもヒステリー起こして騒ぐ人たちが何時もいるってことなんだと思う。ネットでうちの子がいじめられるネタになるとか、SNSで晒されたとか。みんながそう思うようにして、お金もうけてる人がいたりするんだろうけど、問題は悪用される可能性があるからモトを断とう! ということなんだろう。

悪用しようとしてる人は、まず目の前で堂々とカメラとわかるようなもの構えて撮ってませんし。もしそうなら、自己防衛策としてはカメラ付きメガネぐらい買って相手の顔を見て撮って、相手を特定していったらどうですか。

そして悪用された時に、どこで使われたか知るシステムも作らなきゃだめじゃないですか。そうやってネットの世界をいつも監視する。それがやりたいのかなあ。。

面倒だから誰かをスケープゴートとしてあげて、抑止効果をねらってるのかな。それはそれでいいから、堂々とカメラ構えて写真撮ってる人をターゲットにしないでほしいですね。

悪い人は隠れて撮っていますから。悪用した人を特定するシステムができてないのが問題なんでしょう。そっちを問題にすべきだと[ところ]は思います。


【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則  http://tokoroyukinori.seesaa.net/
所幸則公式サイト   http://tokoroyukinori.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記(11/10)

●わたしが会社員で子供らがまだ小中学生だったころの日曜日の夕食は「お・や・す・みメニュー」だった。わたしは土日休みだったが、子供はまだ土曜日に学校に行っており、おやすみは日曜日と祝日だけだった。おでん、やきにく、すきやき、みずたき、というメニューを適当に回転させていったのだが、改めて見ると冬向きだった。娘がこのことを作文に書いて、いいアイデアですと女性の先生に褒められたらしい。そろそろ、おでんのシーズンだ。我が家は人参をいれるのが特徴だ。最近ネットで「コンビニおでんは超危険!」という記事をふたつ読んだ。わたしは食べたことはないが、これは相当ヤバイと思う。

「コンビニにある食べもので、『これは食べてもいい』といえるものはほとんどありませんが、『絶対に食べないほうがいい』というものはたくさんあります。その筆頭がおでんです。そもそも、一個100円程度で売っているおでんが、まともなものであるはずがないのです」というフードプロデューサー、「添加物が気になる人にとって、コンビニおでんは食べてはいけない食品の最右翼です」という食品ジャーナリスト、ちゃんと名前を出して告発しているのだから、これは無視するわけにはいかない。コンビニおでんはおいしいと評判らしいが、食品添加物の巧妙な使い方によって、おいしく感じさせられているのだ。

コンビニのおでんの汁は飲んではいけない。ダシの主原料は醤油、ぶどう糖果糖液糖、砂糖、食塩、かつお節エキス、たんぱく加水分解物、化学調味料などで、この濃縮液を各店舗で薄めて使っている。具材がまた問題だ。具材は外注だが、その具材に使われている食品添加物は表示されていない。これは「キャリーオーバー」と呼ばれる表示免除で、コンビニがおでんをつくる時に、その原材料として仕入れたさつま揚げや、ちくわ、はんぺんなどに使われている食品添加物は表示しなくてよい、と法律で定められているのだそうだ。どのような食品添加物が、どれだけ使われていても消費者にはわからないのだ。

売っているコンビニ側だってわからない。複数の食品添加物がおでんの中でカオス状態で、その安全性に関しては一切確認されていないのだから恐ろしい。コンビニ側は「汁が濁らないような具材」「いつまでも汁の中で浮いている具材」「汁の中で色が変わらないような具材」など“売れる”具材を要求し、メーカー側は添加物を使って必死に商品開発するが、そこには消費者の健康に対する配慮などあるはずはない。娘にこの記事を読んでおきなさいというと「まぁ信頼できるもんの方が少ないわよー。気にしないー」とお気楽だから、妻が自家製おでんを山ほどつくり、わたしが運んでいくことになるのだ。 (柴田)


●Ingress続き。ただし味方新人は育ちにくくて(もしかしたら敵新人も)、最近ではコツコツ活動していた女性がレベル6でやめてしまった。

残った人たちは敵色の中で毎日精力的に活動。敵色は完全制覇を目論むように堅く強いシールドで陣地を広げるが、オイシソーと言って平らげてしまう。私はどんより気分なのに。

敵に大きな多重を作るペアやソロがいるのだが、たぶん我々の行動は彼らに利する。味方のポータルやリンクは、レアアイテムを使わない限り壊せない。つまり敵が壊し大きな範囲を占拠すれば、広場ができ、そこを舞台に大きなものが作れるのだ。続く。 (hammer.mule)

http://m2college.net/fes4/
まにまにフェスティバル(まにフェス)P4

伯母が大阪豊中のお伽工房で3人展。陶、ジュエリー、革カバン。11/22〜29。
https://www.facebook.com/pages/%E3%81%8A%E4%BC%BD%E5%B7%A5%E6%88%BF/423506204441926