[4022] あえて失敗のルーチンを組み込んでみる

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,100文字)



《facebookに生じたホラーな出来事とは……》

■ネタを訪ねて三万歩[128]
 あえて失敗のルーチンを組み込んでみる
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[455]
 「原型用データを分割」他、立体制作関連の小ネタ集
 吉井 宏





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■ネタを訪ねて三万歩[128]
あえて失敗のルーチンを組み込んでみる

海津ヨシノリ
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20151125140200.html
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どうしても行動範囲が限定されてしまうのは仕方のないことですが、それを日々裏切ろうと努力することに全エネルギーを割いていたりする、へそ曲がりの私です。

もちろんムキになっているわけではありません。実はここのところ、何故か新しいコトを覚えるパワーが全開で、不思議なコトに学習能力が極めて高く、自分でも驚いているのです。

ですから余計に新しい刺激を求めたくなっているというわけです。ずうっとこの状態が続いてくれると良いのですが……案外と世の中上手くいかないですからね。

ところで、そんなへそ曲がりの行動が故、最近はおまわりさんの挨拶を避けることが多くなりました。嘘か本当か、挨拶をされるということは不審者に対する職質一歩手前だとか。

だいたいあまり周り気にせずに、面白いモノを発見したら直ぐに写真を撮ってしまうのは、ちょっと注意した方がいいかもしれませんね。高校生の時に変電所を撮影して注意を受けたことがありました。

仕事で某駅前を撮影していたと時、まったく気が付かずに結果として交番を撮影して注意されたこともありました。もちろんそれで終わりましたが、行動に用心は必要ですね。

さて、仕事であっても自由作品であっても完成度は当然大切です。しかし、学生達にはあえて失敗のルーチンを組み込んでみることを強く勧めています。

例えば、Photoshopでの加工を前提とした写真であれば、ホワイトバランスを狂わせて撮影、トリミングをわざと間違えて撮影……といった具合です。それをPhotoshop等で補正することによりスキルアップに繋がります。

絞り調整も素材のひとつです。絞り込んだ場合と、開放で撮った場合の違いをPhotoshopで再現してみることも面白いでしょう。もっとも、写真としての作品の場合は一球入魂(?)で撮影しないとダメですよ。ちなみに、デザインでわざと失敗するというのは、ちょっと無理がありますね。

さて、失敗のルーチンの意味は、成功例からは何も得ることができないということ。成功例を舐め(同じことを手順を追って再現)ても、原作者のスキルを疑似体験するだけだからです。

もちろん考え方を理解することは大切です。実はこの点をはき違えている学生が時々いて困ってしまいます。考え方を学ぶことは大切であっても、スキルは学ぶものではなく積み重ねて育て上げるモノだからです。要するに、人のスキルを真似ているだけでは前に進むコトは出来ないのです。

そもそもハウツー解説を再現させるためには、同じ解像度の同じ画像がなくては出来ないからです。もうこの時点でアウトですよね。

大昔、雑誌で素材の解像度を誰も明記せずに解説していることを不審に思い、私が用意した画像はこれこれの解像度でと明記するようにしました。

同じ画像が用意できない読者に対しては、せめて解像度ぐらいは提示するのがマナーだと感じていたからです。その後、ある程度この流れは浸透したようですが、当時は何か一方的な「教えてやっているんだぞ〜」的な空気感が漂う記事がとても多く、実に不快でした。

まっ、偉そうなことを言うつもりはなく、単にそんな考え方も面白いですよ〜という意味で、学生達には読み飛ばして欲しいです。そんな私はもう10年ちかく、ソフトウェアの使い方に関する情報収拾を本気でやらなくなっています。

それよりも面白いことを見付けたからです。それは非業界人との交流や、高校時代に学んだ学科の再勉強です。数学、化学、物理といった頭が痛くなるアレです。私は砧工業高校(現、東京都立世田谷総合高等学校)化学工学科で学んだので、化学と数学は大好きでした。ただし、物理はちょっと苦手。

ちなみに当時は地理部部員として、公害を研究している傍らでマンガを描き溜めるという不思議な行動をしていました。あれは何だったのだったのだろうか?と、時々思い出します。

もちろん嫌な思い出は何ひとつありませんでした。そんなことを思い出しているうちに、この高校生の時の科目のドツボにはまりました。振り返って再勉強してみると、意外と頭にスラスラ入るのが楽しいです。

もちろん、これをやったことで具体的に仕事に何か繋がるなんて事はありません。違う筋肉……いや脳の回路を使うのが楽しいというだけの意味です。カッコよく言い換えると、ヨーダーの名台詞 "Don't think. Feel!" ですかね〜。

とにかくまだ理解力があるうちに色々仕込んでおかないと、いつ理解力が落ちるか心配ですからね。

■今月のお気に入りミュージックと映画
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[夢見るシェルター人形]by ジューシィ・フルーツ in 1982(日本)


セルジュ・ゲンスブール作詞・作曲でフランス・ギャルのヒット曲『夢見るシャンソン人形』のカバーであり、筒井康隆原作映画『ウィークエンド・シャッフル』のエンディング・テーマ。

ロック調のテンポは心地よく、ブラック・ジョークな歌詞もこの当時としてはナイス。一発で気に入ってしまったことを思い出しました。ボーカルの奥野敦子さんは現在ジューシー・ハーフとして、還暦近いのにミニスカートで再活動をしており、ファンには嬉しい近況報告です。

[Tomorrowland]by Brad Bird in 2015(U.S.A)


邦題「トゥモローランド」。ジョージ・クルーニー演じるフランク・ウォーカーの子供時代を演じたトーマス・ロビンソンの雰囲気が、ジョージ・クルーニーを連想できるのはとっても不思議。

とにかく、ケイシー・ニュートン役のブリット・ロバートソンも凄く良かったのですが、アテナ役のラフィー・キャシディが素晴らし過ぎて驚きです。映画「スノーホワイト」でヒロインの幼少期を演じていましたね。

フランク・ウォーカーの家でのバトルシーンは、色々な名映画のオマージュを感じましたし、SFグッズ店でのシーンは本当に見所満載で、SFファンにとってはツボがあり過ぎて必見です。

なにせ、この店の名前からして "Blast from the Past"「邦題:タイムトラベラー きのうから来た恋人」ですから。批評家からは色々言われていたようですが、ラストで涙腺が緩んでしまい、私はとっても気に入ってしまいました。とにかく予告編がダメ過ぎて損をしていたような気がします。


【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/
怪しいお菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
http://www.kaizu.com
http://kaizu-blog.blogspot.com
https://www.facebook.com/yoshinori.kaizu

facebook(以降FB)でのコメントやメッセージの確認を、iPhoneですることはほとんどないので知らなかったのですが、緊急連絡用にFBを利用していてある不気味なことに気が付きました。

iPhoneのメールで受け取るFBからのコメントやメッセージがFBからではなくて、ある個人名から届くように画面表示されるのです。色々調べてみるとFacebook Notifications を使っている方からのようなので心当たりに聞いてみると「使っていない」というお返事……。

正しく届くものは "update+kr4mxwngnx5a@facebookmail.com" から送られてきますが、問題の通知は "notification+kr4mxwngnx5a@facebookmail.com" から送られてきます。この違いがさっぱり分からないので打つ手はないというわけです。

そもそもこの名前はどこ。かで聞いたことが……で、思い出したのが古くから参加している某グループのプロの作家(ジャンルは伏せます)の方。同姓同名です。ところが……この方とはまったく交流がなく、更に昨年の8月に他界されていたことを知りました。

もう何がなんだか分かりません……。とりあえずパスワード変更してもダメで、開き直ってiPhoneでの受信を削除後に再設定しても消えてくれません。度々の詰まりに該当する方をブロックしてもダメでした。

これってマジ……ホラーですね。何かこの障害に心当たりがアル方は対処方法を教えて頂けると嬉しいです。

●12月の画像処理セッションは12月17日(木)の19時からです。

Photoshopの復習【応用力が付くモノクロ画像処理】

講演内容:デジタルカメラで撮影したカラー画像を効果的なモノクロ画像に仕上げるテクニックを整理いたします。

・色調補正の白黒の有効性
・黒と白の狭間処理
・Camera Rawとの組合せ
・アクセントとしての照明効果

参加は無料ですが、申し込みが必要です。
http://www.borndigital.co.jp/seminar/4039.html


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■グラフィック薄氷大魔王[455]
「原型用データを分割」他、立体制作関連の小ネタ集

吉井 宏
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20151125140100.html
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プロダクトデザイナーなど、モノづくりに関わる作家が集まる展示即売会のための作品を作ってます。

「MAKERS LINK Special Outlet 2015」
12月12日(土)〜12月13日(日) アーツ千代田 3331 ギャラリーB105
詳しくは↓
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/MAKERSLINK-3.pdf
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/MAKERSLINK-3.jpg

●原型用データを分割

今まで、フィギュアを自分で型取り・複製する場合は、作業がなるべくラクになるようにと完全一体型にしてきた。ところが、昨年から織田隆治さんに何度かフィギュア制作をお願いしてるうちに、織田さんの「細かくパーツ分けしてそれぞれ塗装して組み立てる」方式が効率よさそうに思えてきた。

塗装がとにかく面倒で時間がかかるのだ。塗装がラクになるのならと、今回は織田さん式で全部やってみることにした。
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/2510ML-model.jpg
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-2015-11-06-145753.jpg

中空になるように中身を繰り抜き、パーツごとに切り分けた。この作業は何度かやったことあるし、見た目ほど大変じゃないけど、丸一日くらいかかる。

で、rinkakでポリアミド(ナイロン)で3Dプリント外注。台まで含んで高さ17cmくらいだけど、中空の薄皮状態なので、サイズの割に安い。っても、3万円くらいするけど。
https://www.rinkak.com/jp/materials

●3Dプリントが上がってきた

最大一か月かかる可能性もあったけど、どちらも二週間以内に届いた。けっこう早かった。

なのに、ああああ! バカだ〜僕。分割したパーツにちょっと隙間を空けようと、それぞれ上下左右前後に少しずらしてあったのだが、ずらし方が足りなかった。顔のパーツとボディのパーツが接してる部分があったのだ。気づかなかった。融合しちゃってる orz
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PA082206.jpg

容積で出力料金が出るので、いくらかかるかな〜? ってとりあえずアップロードしたものを最終確認しないままポチッとしたのだった。

まあ、顔パーツの糊しろ部分なので、外から見える部分に影響は少なそう。カッターでほじくって切り離してパテで修正すればいいのだが、数時間以上かかるなこりゃ。超音波カッターがほしい〜。

ところが、ポリアミドはけっこう堅くてカッターでは歯がたたない。しばらく粘ったけどギブアップ。いいやもう、どうせ出力し直しなんだからってことで、バリバリと引きちぎってみたところ、うまいことちぎれた。
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PA082211.jpg

もうひとつは問題なく出力完了。
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PB062224.jpg

あらためて見てみると、現状3mmくらいの厚みだけど、丈夫だから2mmでもぜんぜん平気っぽいな。厚み半分で体積半分なら、出力代も半分にできるのだ。

●下地の処理

調べてみると、ポリアミドはポリエチレンなどと同じく塗装がむずかしいらしい。サンドペーパーを粗くかけて、ガサガサ状態で塗れば大丈夫でしょう。

無臭制作の一貫で、サーフェイサーの代わりにアクリジョンで下地塗りしてみた。べっとり分厚く塗るのには都合がいい。ドライブースで乾かして削ってみると、多少弾力があるものの普通に削れる。

ただ、電動サンダーで急激に磨くと、摩擦熱のためなのか撚れて消しゴムのカス状にヤバい削れ方をする。細目のサンドペーパーでゆっくり磨くしかしょうがない。
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PB052217.jpg

片方はアクリジョンを使わず、普通にラッカーサーフェイサーを使った。原型完成状態まで来た。ここまでふたつで延べ三日くらいだから、かなりマシ。
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PB112249.jpg

しかし、今までは完全一体型ばかりだったから、パーツの多さには閉口する。目とか口のパーツはドライブースの底に落っこちそうでヤバいので、ハレパネを切ったものにくっつけて扱ってる。

●ポリアミドの弱点

ポリアミドって粉体焼結とかいう方式なんだけど、出力物の奥まったところに固まってる粉を落とすのがかなりたいへん。爪楊枝とかでほじったり歯ブラシでガシガシやったりしても落としきれない。

やっぱ硬すぎてなかなか削りがはかどらない。ナイロンだけあって、サンドペーパーで削ると繊維状に毛羽立っちゃうのが困りもの。上塗りして削るとまた繊維が出てくる。

多孔質っていうのか、水が染みこむ。洗うとなかなか乾かない。塗料も染みこむから一回目は目止めな感じ。あ、水洗いした後の重量のちがいを計っておけばどのくらい染みこむかわかったのに。染みこむからこそ染料で着色できる利点もあるんだけど。
http://inter-culture.jp/Buy/products/detail.php?product_id=322

●複製材料が届いた

織田さんに教えてもらったものばっかしw
http://www.yoshii.com/dgcr/ML2015/ML-PB082231.jpg

AXSONファインキャストという高級レジンキャストは収縮が少なく、臭いがほとんどしないってことで試してみる。造形村シリコンは透明で気泡の具合が見えるのと、硬化時間が長いのでやはり気泡の抜けがいいってことで。

ラベル見たら、硬化に24時間って! 今まで使ってたビージェイのシリコンは6時間くらいで裏返して反対側流し込めたのに……型取りに最低でも二日必要ってことか。右の容器はシリコンの脱泡用の真空保存容器とポンプ。

●またモノが増える……

何が悲しいって、普段から一生懸命モノ減らしして、使わない材料や道具を涙をのんで処分してるのに、何か作ろうとすると一気にモノが増えてしまう。三年前に部屋から材料や道具を一掃して(実家に持って行っただけだけど)すっきりしたんだけど、また逆戻り。

普段は材料も道具も持たず、作る時に新しく買って、作り終わったら全部捨てて、ってのでいいかもね。それか、全部外注かw

●今回のテーマは見切り

パーティングライン(型の合わせ目)やパーツのつなぎ目など、複製・接着してパテを盛って削る予定の部分の周辺は、原型状態でいくら丁寧に仕上げても関係なしw

今回はそのへんの「見切り」をやってみてる。以前はそのへんの加減がわからず、無駄に時間を費やしてたから。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

iPad ProとPencilが手に入らない限り、フィギュア制作話が続きますので……。
すいませんw

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・ハイウェイ島の大冒険
http://kids.e-nexco.co.jp

・App Store「REAL STEELPAN」
https://itunes.apple.com/jp/app/real-steelpan/id398902899?mt=8


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編集後記(11/25)

●「文藝春秋」9月号の「芥川賞発表」で又吉直樹の「火花」を読んだ。今までは何ページか読んで、直感的にこりゃダメ、読み進めても苦痛だけだろうと思った小説はあっさり放棄してきた。この度もそんなタイプの小説だったが、天下の芥川賞だからきっと素晴らしい展開とオチがあるに違いない、我慢して読み進めようと決意して二晩かけて寝床で読んだ。結果、こんな退屈な物語を読了した自分の忍耐力を褒めただけだった。とにかく、くどくて不毛な会話のくりかえしに辟易した。この作品のどこが評価されたのだろう。9人の選者の選評では、◎が1、○が4、△が1、×が3と読める。よかった、全員◎では困る。

高樹のぶ子は、主人公の相手が言葉とは無縁の肉体改造に堕したところで、火花は消えたという。確かにあれは反則だ。「作者は終わり方が判らなかったのではないか」と手厳しい。村上龍は「長すぎる」とバッサリ。「同じテイストの筆致で、同じテイストの情景が描かれ、わたしは途中から飽きた」。よくぞ言って下さった。「新人作家だけが持つ『手がつけられない恐さ』『不思議な魅力を持つ過剰や欠落』がない」にも同感だ。「問題は作品の具体的な長さではない。読者の一人に『長すぎる』と思わせたこと、そのものである」。言いっ放しではなく「哀愁に充ち、リアリティを感じさせる青春小説」と評価も。

奥泉光は「語り手の『僕』が奥行きを欠くせいで、叙情的な描写はあるものの『小説』であろうとするあまり、笑芸を目指す若者たちの心情の核への掘り下げがなく、何か肝心のところが描かれていない印象を持った」と評する。島田雅彦は見出しで「何でも屋羽田君と一発屋又吉君」と辛辣だが、「図らずも優れたエンターテインメント論」「そのままコミュニケーション論」と褒めつつ「今回の『楽屋落ち』は一回しか使えない」と釘を刺す。「生硬な『文学的』な表現のなかに純でひたむきなものを感じた」とするのは宮本輝だが、この人の選評は用心深い。鼻差で、としてあと二点も挙げて、保険を掛けている。

「火花」にも最後に感激できる場面がある。熱海の花火大会では、スポンサー名が宣せられてから、大きな花火が上がる仕組みだ。すると「ちえちゃん、いつもありがとう。結婚しよう」とメッセージが読み上げられ、観客の誰もが息を飲む。上がった花火はしょぼかった……。次の瞬間、今までとは比較にならないほどの万雷の拍手と歓声が上がる。群衆が二人を祝福するために、恥をかかせないために力を結集させたのだ。このシーンはおそらく又吉の創作ではないだろう。どこかで見聞きした記憶がある。わたしが唯一涙ぐんだのは、創作の「火花」ではなく実話の「花火」だった。 (柴田)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163902309/dgcrcom-22/
又吉直樹「火花」


●伯母の3人展。案内状があったのでリンク。

続き。母は地図帳を見るのが好きで、聞いたことのないマイナーな国や都市を知っている。学生でもないのに、地図帳を買ってくることがある。

若い頃は海外文通、短波放送、アマチュア無線、洋楽、星や虹など興味の範囲が広かった。スマホやパソコンでは、日本でかからない好きな音楽が聴けると喜んでいる。

最近はFacebookでの友達申請が来たが、親と繋がるのはな〜、そもそもFacebook自体、私は開店休業中だしと保留にしている。ウン十年遅く生まれていたら、私よりやれることが多いように思う。続く。 (hammer.mule)

http://m2college.net/fes4/
まにまにフェスティバル(まにフェス)P4

http://repiquebag.exblog.jp/
案内状。3人展。陶、ジュエリー、革カバン。11/22〜29。

http://repiquebag.exblog.jp/20389754/
このリュックが欲しい