[4081] IchigoJamに計算させる

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《「そんな無茶な」の連続で「そんな馬鹿な」の連続で》

■腕時計百科事典[14]
 腕時計のブランド(ブレゲ)
 吉田貴之

■クリエイター手抜きプロジェクト[456]IoT編 
 IchigoJamに計算させる
 古籏一浩

■映画ザビエル[11]
 DASH火星
 カンクロー

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■腕時計百科事典[14]
腕時計のブランド(ブレゲ)

吉田貴之
https://bn.dgcr.com/archives/20160307140300.html

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今回はブレゲをご紹介します。あまり耳なじみがないかもしれませんが、腕時計の歴史を語るには避けて通ることのできないブランドです。

●天才・ブレゲ

ブレゲの創業者、アブラアン・ルイ・ブレゲは、「時計の歴史を200年進めた天才」と言われています。ブレゲの発明した数々の革新的技術は、そのまま時計技術の歴史といってもよいくらい、その後の時計製作に大きな影響を与えました。

●不遇の天才時計師

1947年、ブレゲはスイスのニューシャテルに生まれました。わずか15歳で時計製造技術を身につけ、ヴェルサイユの時計士のもとで修行した後、1775年に自らの店を構え独立しました。

独立後には自動巻機構の実用化を成功させるなど、順風満帆のように見えたブレゲの時計作りでしたが、フランス革命による政治的な動乱によりスイスへ帰国し、不遇の2年間を過ごします。

●ブレゲの技術

スイス滞在中は、永久カレンダー機構(月またぎで日付の調整が不要)、トゥールビヨン機構(振り子に対する重力の影響を少なくする)、引き打ち機構(音で時刻を知らせる)、レバーシリンダー脱進機機構(振り子の正確な動きを維持するために間欠的な力を与える)など多数の歴史的発明をしています。

●ブレゲのデザイン

「時計の歴史を200年進めた」人物として紹介されることが多いブレゲ。確かに、機械式時計の技術の大半を彼が考案したことは事実です。

しかし、ブレゲの優れた点は技術的側面だけではありません。ブレゲ針(視認性が高いユニークなデザイン)やギョシェ文字盤(立体感があり質感の良い表面加工)、さらにはブレゲ数字(判読性の高いアラビア数字)に至るまで、デザイン面でのオリジナリティも忘れることは出来ません。

●経営の移譲と再興

時代は移り、1870年に経営がブラウン家へ移譲されます。結果として、時計の製造が一時的に中止される事態に陥りました。

しかし、1970年にスイスの宝飾店「ショーメ」がブレゲの権利を取得し、再興に乗り出します。ダニエル・ロートなど優秀な時計職人を招聘し、ブレゲが製作した時計を分解、研究するという作業を続けました。

●ブランドの存続

その後、フランス資本のPPRがショーメごとブレゲを買収しました。ブレゲはこの時期にショーメから独立します。以降、ブランドの売買を経て、1999年にスウォッチグループがブレゲを買収しました。

●現在のブレゲ

現在は時計だけではなく、ジュエリーや文房具なども手がけています。いずれの製品においても、丁寧で実用的でありながら美しい、ブレゲらしいもの作りが実践されています。


【吉田貴之】info@nowebnolife.com

イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ
http://www.idia.jp/


兵庫県神戸市在住。Webサイトの企画や制作、運営を生業としながら、情報の整理や表現について研究しています。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[456]IoT編 
IchigoJamに計算させる

古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20160307140200.html

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今回は、IchigoJamで計算をしてみましょう。コンピューターと言えば計算が得意です。IchigoJamで計算させて結果を表示するには、前回と同じPRINT命令を使います。

簡単なところで 1+1を計算させてみましょう。以下のように入力してリターンキーを押してください。

PRINT 1+1

すると以下のように表示されます。

2
OK

OKと表示されれば、正しく計算できたことになります。前回説明したように、IchigoJamは小数値の計算ができないので、-32768〜32767までの整数の計算だけが可能です。

毎回計算するのに、いちいちPRINTと入力するのは面倒です。そこで省略形を使います。省略形というのは、長い命令を短い数文字で代用するものです。

PRINTの場合は?になります。以下のように入力しても先ほどと同じ結果になります。

?1+1
2
OK

IchigoJamは複雑な計算はできませんが、小学校で習う四則演算はできます。それぞれ演算記号があります。

足し算 +
引き算 -
掛け算 *
割り算 /
割り算の余り %

掛け算は算数や数学で使われる×でなく*になります。割り算は÷でなく/です。割り算は小数点以下の計算ができないので、結果は整数値のみになります。

それではいくつか計算させてみましょう。?の後に計算式を入力してリターンキーを押してください。すると結果が表示されます。

?101+7
108
OK

?9999-3
9996
OK

?11*20
220
OK

?100/3
33
OK

?10%6
4
OK

ところで、IchigoJamが扱える整数の範囲は -32768〜32767です。32767に1を足したらどうなるでしょうか。やってみましょう。

?32767+1
-32768
OK

なんと最大値が一転して最小値になってしまいます。今度は最小値-32768から1を引いてみるとどうなるでしょうか。

?-32768-1
32767
OK

今度は最大値になってしまいました。最小値と最大値が隣り合わせ、これがコンピュターの計算における面白いところであり、ツボにはまってしまうところです。

どうしてこうなるのか、面白いと思った人はプログラマに向いているかもしれません。ふざけるな! って人はコンピューターを道具として使う方がよいかもしれません。

さて、IchigoJamは整数計算しかできませんが ( ) を使って、計算の優先順位を変えることができます。

?1+2*3
7
OK

?(1+2)*3
9
OK

?1+2*3+4*5
27
OK

?((1+2)*3+4)*5
65
OK

ところで、整数しか計算できないIchigoJamで、手軽に小数値を計算するにはどうしたらよいのでしょう。IchigoJamが小数値を扱えないからといって、あきらめるのはよろしくありません。

IchigoJamで小数値を計算したいなら「ゲタをはかせる」ことで処理します。ゲタをはかせるということは、得たい小数点以下の精度に合わせて10倍、100倍しておくということです。

つまり、10.35+9.41の計算なら、100倍しておけば1035+941の整数値として計算可能になります。

?1035+941
1976
OK

このように計算した後に、1/100にします。すると19.76となるわけです。(IchigoJamで ?1976/100 とすると19になってしまいますので、今回は頭の中で1/100にして19.76にしたということで)

「こんなことが役に立つの?」

という人もいるでしょう。前回は演算精度について説明しましたが、このゲタをはかせて計算することで演算誤差をなくすか、軽減することができます。

例えば映像制作でアニメーションさせる際、一定の値を加算して動くような場合、小数点以下の値を加算すると計算時の誤差によって、少しずつ表示される位置がずれてしまいます。

これを解消する場合に、このようなゲタをはかせる方法を使うことができます。他にもWebやアプリで、ゲームキャラクタを動かす場合等にも使えるわけです。

計算式もアルゴリズム(ロジック)も正しいのに、実際に動かすと動作がおかしい場合は、このようなコンピューター特有の演算誤差が関係しているかもしれません。一応知識として知っておくとよいでしょう。

それでは、また次回。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/


海外からのおもしろ迷惑メールをネタにするのがよさそうな雰囲気なので、郵便局のパターンのを。でも、面白くない。けど、何かがおかしい。添付されたZIPファイルを解凍すると中はテキスト。適当に抜き出して翻訳したら「社交的なホタテ貝採りを制度化する」そうで。
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■映画ザビエル[11]
DASH火星

カンクロー
https://bn.dgcr.com/archives/20160307140100.html

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◎オデッセイ

原題(英題):THE MARTIAN
制作年度:2015年
制作国・地域:アメリカ
上映時間:141分
監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、ジェフ・ダニエルズ

●だいたいこんな話(作品概要)

アンディー・ウィアーのSF小説「火星の人」を原作にしている。火星探査チームの一員マーク・ワトニーは、悪天候によってチームが火星から撤退する際に事故に遭い負傷する。

チームはマークが死亡したと判断し、火星に彼を一人取り残して出発してしまう。火星への滞在予定をかなり早く切り上げたため残されている、クルー全員分の食料と植物学者である自らの知識を駆使し、マークは次の探査チームが火星に到着するまでの4年間を、何とか生き延びようとするのだが。

●わたくし的見解

芸能人という枠を取り払っても、なお十二分過ぎるほどのサバイバル能力に長けた国民的アイドル、TOKIO。

旨いラーメン作りに着手するにあたり、通常のテレビ番組ならばスープに最適でかつ、出汁に使うには贅沢過ぎるような高級食材選びに映像の大半を費やすところ、TOKIOにやらせたら、麺に使う小麦作りから始まった時のネット上のザワつきは、今でも記憶に新しいところです。

素材の品種改良も辞さない構え。昨今は島で、ほぼほぼインフラ工事と呼べる作業を行っており、生き抜く術についての経験値で見れば、霊長類史上最強の領域に足を突っ込んでいます。

人間が長きに渡って得た知恵を使って、過酷な環境を生き抜く様は見ていて実に爽快です。フィクションとは言え、火星で鉄腕!DASH! なのですから、面白いに決まっているのでした。

山口くんの代わりにマット・デイモンがサバイバルします。水も植物が生きられる土もない火星で、どのようにして水を作り畑となる土を作るのかを楽しむだけでも十分です。

ただ、この作品の良さは、全体的にあまり重苦しく作っていないところだと思います。

マット・デイモン演じる主人公が、自らの生きた証として撮り続けた記録映像で「絶望的だが必ずここで生き抜いてみせる」と言っている予告編を観たときは、近年の「ゼロ・グラビティ」「インターステラー」のようなシリアスなSF作品という印象を受けましたが、前述した作品と比べると、かなりポップで観やすい娯楽映画の仕上がりでした。

かと言って「アバター」や近々(まさかの)続編が公開される「インディペンデンス・デイ」あたりよりは、サイエンス要素がしっかりしていて、娯楽要素とのバランスが非常に優れた作品と言えるでしょう。

主人公が所属していた火星探査チームのコマンダー(指揮官,船長)の趣味で、劇中火星で流れる音楽のすべてがディスコミュージックであるのも、また主人公がそれについて辟易して皮肉ばかり言うのも、深刻になりがちな物語を明るく見せるテクニック。

物語の終盤は「そんな無茶な」の連続で、「そんな馬鹿な」の連続でもあるのですが、構成が上手いので気になりません。リドリー・スコットくらいの監督になると、肩の力の抜け加減が絶妙なのだと思います。

最後に、少し作品から外れた話になるのですが。先日、発表されたアカデミー賞でノミネートされた作品が多様性に欠けていると問題にされていました。要するに、白人ばっかりやないの、と批判された訳です。

実は、海外ドラマはこの多様性をかなり意識していて(マーケットの問題も勿論ありつつ)現代劇では意図的に黒人、ラテン系、アジア人をもれなくキャスティングしてきますが、とはいえ物語の時代設定や舞台となる地域によっては、有色人種がいることが極めて不自然になる場合も当然あるわけで、なんだかなぁーと阿藤快のように思わず独り言。残念ながら加藤愛とは大きくかけ離れていた私です。

ちなみに「オデッセイ」は、宇宙開発を取り上げた作品なので、アジア人がいて黒人がいて、というのがリアリティーもあり実に自然です。

とって付けたような中国の登場も(これも明らかにマーケットを意識してですが)今のアメリカと世界に不可欠な存在という点では現実味があり、そのあたりの要素も含めて、なかなか優等生的作品なのかも知れません。


【カンクロー】info@eigaxavier.com
映画ザビエル http://www.eigaxavier.com/


映画については好みが固定化されてきており、こういったコラムを書く者としては年間の鑑賞本数は少ないと思います。その分、だいぶ鼻が利くようになっていて、劇場まで足を運んでハズレにあたることは、まずありません。

時間とお金を費やした以上は、元を取るまで楽しまないと、というケチな思考からくる結果かも知れませんが。

私の文章と比べれば、必ず時間を費やす価値のある映画をご紹介します。読んで下さった方が「映画を楽しむ」時に、ほんの少しでもお役に立てれば嬉しく思います。


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編集後記(03/07)

●レンタルショップの旧作棚に下りてきた「アメリカン・スナイパー」を見た(アメリカ、2014)。タイトル以外はなんの情報も持っていなかったから、どうせ派手な戦争映画で、スナイパーの苦悩とかをチラッと味付けした、エンターテインメントだろうと思っていた。ところが違った。これは一人の兵士と家族を描いた映画だった。戦場の「伝説」と呼ばれた男・クリスが主役で、もちろん狙撃の正確さは見所で「ゴルゴ13」みたい。だが、本当のテーマは戦争のもたらす犠牲だった。戦争が兵士の家族を巻き込む事態をリアルに、しかし感情に訴えず淡々と描いて、判断を見る者に任せる、かなりキツい映画なのだ。

ぜんぜんエンターテインメントではない。ぜんぜんスカッとしない。クリスは何度も戦場に赴き、徐々に心を病んでいく。家に帰っても心はまだ戦場にある。彼は必死に自分を抑えてよき夫、よき父親を演じるが、目には苦悩がやどる。彼の妻は二人の子供を育て、夫を支えるが、内心は穏やかではない。必死に耐えている。これは戦争の犠牲者である兵士と家族が葛藤する映画なのだ。本編の後に、「戦場からスクリーンへ:英雄と呼ばれた男の軌跡」という30分ほどのインタビュー構成映像がある。これを二度見することで、「アメリカン・スナイパー」の目指したものが理解できた。アメリカでしか生まれない映画だ。

原作はイラク戦争に四度従軍したクリス・カイルが著した自伝で、脚本家が本人と会い、綿密に取材して脚本が練られていった。しかし、その最中にクリスは元兵士に殺害されてしまう。物語はハッピーエンドから悲劇的な結末に変わり、脚本は骨組みを再構築し、兵士と家族の絆が主題となった。「アメリカン・スナイパー」は実話だったのだ。監督はクリント・イーストウッド、80代にさしかかり35本目の監督作品だ。DVDを見ている時には知らなかった。知ってから感想が変わった。舞台はイラクだが、ロケ地はモロッコのラバトだった。監督は撮影中は決して坐らず、リハーサルなしのぶっつけ本番だという。

ポートレートが一枚ある。クリスと俳優(ブラッドリー・クーパー)はそっくりだ。ブラッドリーは肉体改造し、実弾での射撃訓練をした。生前のクリスを知る脚本家は、彼の背後にクリスの存在を感じて鳥肌が立ったと言うし、ブラッドリーも演技中にクリスを感じていたそうだ。「説教をする映画ではない。観客は色々なことを考えさせられるだろう。重大な問題が提起されているからだ。大義を信じようが信じまいが、我々を守るために自ら進んで犠牲を払っている人々がいる。彼らに光をあてた映画だ」とインタビューで誰かが言ってた。こういう映画は、戦争を「放棄」した国・日本では絶対に作れない。 (柴田)

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●筆記用具がひっかかった。機械部品みたいできれい〜。/ホタテ貝採りは社交的だったのか〜。/オデッセイはそのうち見るっ。気になってるっ。/アメリカン・スナイパーは予告が暗くて見る気がしない……。

日曜日は名古屋ウィメンズマラソン。去年と同等の練習しかできていない。10km以上走ってみたら、翌日足にきてしまい、数日間は走れないという事態に。心肺機能は去年より劣っているような気がする。去年よりやばいんでは……?

そういや去年も股関節を痛めて、直前にはウォーキングしかできなかった。やばい、やばいよ〜。7時間近く歩き続けるなんてやだよ〜。 (hammer.mule)

万年筆・ローラーペン・ボールペン/シャープペン
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