[4085] 恐るべき還暦の実態

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《年度末苦労を初体験〜》

■私症説[79]
 恐るべき還暦の実態
 永吉克之

■晴耕雨読[21]
 電気が止まればアウト
 福間晴耕

■アナログステージ[139]
 桜が咲くまえにコンニチハ
 べちおサマンサ




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■私症説[79]
恐るべき還暦の実態

永吉克之
https://bn.dgcr.com/archives/20160311140300.html

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60歳を迎える誕生日までにはまだ10日ほどあるが、60歳になっていないと、今回の内容がすべて作り話になってしまうので、とうに誕生日を過ぎていることにする。

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最近、「還暦」という言葉が鼻につくようになった。年齢を尋ねられて「もう60ですよ」と答えると、決まって「おや還暦ですか」と返されるのはもううんざりだ。生きているのがイヤになる。死んでしまいたい。死んだら火葬にせず、モグラ君や微生物君たちの餌、土壌君たちの養分にしてもらえるように身ぐるみ剥いで土中に埋めてほしい。

3月といえば還暦のシーズン。還暦ビジネスも書き入れ時。近所の商店街にある還暦ショップが特売をしていた。赤い頭巾とちゃんちゃんこ、それに扇子を束ねて「還暦セット」として、¥150。

人生で一度(120歳まで生きれば二度)っきりしか使わないのに、強烈な安さに目が眩んで心神耗弱状態に陥り、気がついたら50セットも買っていた。

誕生日の朝。独り住まいの自宅で頭巾を被って、ちゃんちゃんこを羽織って、扇子を手にして座布団の上に坐ってみた。

一時間ほどそうしていたが何も起きない。還暦になったら、自動的に祝ってもらえるものと思っていたのだが、いつまでたっても祝ってもらえる様子がない。

せっかく座布団の上で扇子をもっているので、誰もいない空間に向かって落語など披露したりしながら九時間待ったが、結局なにも起こらなかった。

失望に続いて憤怒に駆られた私は、頭巾とちゃんちゃんこを引き裂くようにして脱ぐと、便器に叩き込んで水を流した。おかげでトイレが詰まって業者を呼ばなくてはならなくなった。

これが還暦の実態なのだ。

                 *

還暦はどうでもいい。

時間というのは底意地が悪い。アレもせにゃならんコレもせにゃならん、ああ時間がないと嘆いていると、アレもコレもできないうちに一日を終わらせてしまうくせに、真冬の停留所で、震えながらバスを20分間待つとなると、この腕時計止まってんじゃないのかと腕を振ってしまうほど経つのが遅い。ちなみに、最近の時計はゼンマイじゃないから振っても意味がない。

しかし、いつの頃からか、炊飯器で飯が炊きあがるのがやけに早く感じるようになっていた。故障したわけではない。食べるとちゃんと炊けている。腹ぺこで炊けるのを待つのは辛いから、時間の経過を速く感じるのは結構なことなのだが、これが炊飯以外のことにも現れてくると、時として脅威となる。

60を過ぎると、朝日が、動画を見るようにずんずん昇っていくのがわかるほど時間の経過が速く感じられるようになる。しかし、そんな調子で一日が終わり、人生の残り時間もずんずん減っていくのかと思うと、焦りに似た恐れが涌き上ってくる。

銀行のATMで現金を下ろす時、ディスプレイに残高が表示されるが、私はよそを向いてそれを見ないようにしている。預金が減るのを見るのが怖いからだ。

それと同じように、時間という、決して増えることのない預金が刻々と自動引き落としされていくのを実感するのは怖いものである。

残高がゼロになるのが怖いのではい。なんなら今日にでもゼロになってくれればありがたい。まだ手をつけていない確定申告の書類作成も、壊れた冷蔵庫を粗大ごみ置き場まで引きずっていくことも、食べるためにやむなくしている仕事のために早起きをすることも、なにもかも、面倒なことも楽しいことも洗いざらい放擲して、あの世で楽隠居できるのだから。

怖いと感じるのは、自分はこの歳になるまで何をしていたのだ、という後悔と自責の念が、残高ゼロに近づくに従って苛烈の度を増すからなのである。

先日、食事中に妻(独身なので妻はいない)にこの話をしてみた。

私「ああ、俺、いままで何しとったんやろ」

妻「またその愚痴かいな。はよ食べてぇな。片付かへんやろ」

私「いろんなもんに手ぇ出しすぎて、結局どれもこれも中途半端や。このまま中途半端な余生送って、中途半端に死ぬんやろか」

妻「中途半端な死に方て、どんなんやねん」

私「まだ胸中にくすぶってる希望の火は消して、《生きるために生きる》に徹するのも悪ないなぁと最近思うようになってきたんや」

妻「もう食べへんねんな? ほな片付けるで」

私「だいたい、生きてるだけでも大変やのに、それを60年も続けるて、ちょっとした偉業とちゃうか? そや、例えばボクシングの世界戦でやな、チャンピオン相手に12ラウンド、一歩も退かんと全力で闘ったら、そんだけで充分に偉業やろ。たとえ負けても悔いは残らんと思うんやけど、どや?」

妻「あんたは一歩も退かんと全力で闘ってきたんかいな。はい、お茶」

私「それ言われると辛いな。もう少しで自己正当化できるとこやったのに……」

妻「人生に満足するためには、《偉業》が必要やねんな、あんたには」

私「お前は満足してんのか?」

妻「してへん。けど、不満もないわ。人生には一本道しかないやん。同時に二本の道は歩かれへん」

私「ほう。君は運命論者なんだね。でなきゃ決定論者?」

妻「好きなように呼べばいいわ。あなたはどうなの?」

私「僕は違う。だからこそ自分を責めてるんじゃないか。変えることができたはずの運命を変える努力をしなかった、ってね」

妻「愚かね。因果律、つまり世界は原因と結果の連鎖から成っているの。だから意志の自由なんてないのよ」

私「……そうか。そない考えといたら、自分を責めんでも済むわけやな」

妻「そやろ。どや?」

私「なんかしんどいわ、この会話」


私が50歳になった時に書いたデジクリコラム『50歳マニュアル』
https://bn.dgcr.com/archives/20060323000000.html


58歳になった時の『アラ還は阿羅漢になれるか?』
https://bn.dgcr.com/archives/20140410140300.html



【ながよしかつゆき/戯文作家】thereisaship@yahoo.co.jp
このテキストは、ブログにもほぼ同時掲載しています。

・ブログ『無名藝人』
http://blog.goo.ne.jp/nagayoshi_katz


・小説非小説サイト『徒労捜査官』
http://ironoxide.hatenablog.com/


・『怒りのブドウ球菌』電子版 前後編 Kindleストアにて販売中!
http://amzn.to/ZoEP8e



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■晴耕雨読[21]
電気が止まればアウト

福間晴耕
https://bn.dgcr.com/archives/20160311140200.html

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デジクリの原稿に何を書こうかと思って考えてみて、この記事が掲載される日は、東日本大震災から5年目にあたることに気がついた。

喉元過ぎれば熱さを忘れるではないが、震災後に揃え防災製品がまだ使えるか確認したり、非常時の連絡手段や避難経路を再確認しても悪くない。

この前ちょっと防災について話す機会があったのだが、多くの人が震災後に準備した防災の備えも、今ではすっかり忘れて何もしていないようだった。

そう思って自分の過去ログを調べてみるとタイムリーな事に2015年01月23日のデジクリの記事で、ちゃんと防災用品についての記事を書いているではないか。

https://bn.dgcr.com/archives/20150123140000.html


そんな訳で今更付け足すことはなく、その時の記事を貼っておけばいいのだが、
それではページが埋まらないので、それを補足するものはないか調べてみた。

先ずは以前に紹介した防災製品だが、さすがに一年前とくらべても真新しいものはない。ただし、東京都から配布された「東京防災」という本が非常に役に立つので、それをお勧めに追加したい。

この本はいくつかの書店で販売されている他に、オンライン版であれば無料で読むことが出来る。詳しくはリンク先を参照してほしい。

http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/index.html


そして、日常の注意では以前にBlogに書いていたのを思い出したので、この機会に紹介しよう。

ひとつ目は、最新の住宅は多くの物が電化されているので、停電があると電気製品以外も軒並み止まってしまうという問題だ。特に厄介なのは、停電が終わっても多くの電気製品のタイマーが初期化されてしまい、いちいち再設定して回る羽目になってしまうことである。

そして停電で止まってしまうものの中には、電気製品ばかりでなくガスもトイレも最近は電気でコントロールしているので、これらにも注意が必要だ。もちろんトイレなどは、非常用に手動で流すレバーがついてはいるものの、隠し扉の中にあるので日頃から知ってないと見つけるのは難しい。

またお風呂やシャワーに至っては、湯沸かし器とは別にポンプや栓を電気で動かしているために、電気が止まればアウトである。

ガス栓の多くは、地震で止まってしまうと安全確認して再セットしないと再び使えるようにならないので、是非とも今のうちに再セットの方法を調べてみることをお勧めする。

また高層住宅の多くでは、さらに高層階に水を送るためにポンプをつかっているので、停電時には水道までもが止まってしまう。災害に強いとされる最新の住宅だが、電気が止まってしまうと電気以外の多くの機能が止まってしまうことは意識しておいた方がいいだろう。

そしてもう一つの問題は、高層建築に必ず付いているエレベーターの問題だ。シンドラー社製のエレベーターで、死亡事故が問題になったのを覚えている人もいると思うが、実は住宅設備の中ではエレベーターの故障率は意外に高い。

以前にSAFETY JAPANで「エレベーターに今日も誰かが閉じ込められている」というタイトルで扱われているが、その件数は一日に25〜30件。一年間では約一万件ものペースだというのである。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ba/54/


もちろんその大半は、短時間閉じこめられるといった小さな事故ではあるものの、そのうちのいくつかは機械の故障が生じており、放っておけば深刻な事故につながるものだった。

また、これらは平時の時の数値である。大規模な災害などでが生じた場合、この数値は何百倍にもふくれあがる。事実、2006年8月14日におきた首都圏大停電では、70件以上も人が閉じこめられる事故が発生し、停電の混乱もあって救出が遅くなったケースも多発した(ちなみに東日本大震災では200件)。

幸いこのときは停電だけですんだからよかったものの、地震などでは同時に火災も発生する。そうなれば、どのような惨状になったかは想像するまでもないだろう。

皮肉なことに、これでも日本のエレベーターメンテナンスは、世界一コストをかけているという

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080930/172143/


そのため、逆に高層住宅では極力エレベーターを減らして、住戸を押し込むのがディベロッパーの腕の見せ所になっている有様なのだが、かえってそれがエレベーターの依存度を下げて、非常時の安全性を高めているのはまさに皮肉な話である。


【福間晴耕/デザイナー】

フリーランスのCG及びテクニカルライター/フォトグラファー/Webデザイナー
http://fukuma.way-nifty.com/


HOBBY:Computerによるアニメーションと絵描き、写真(主にモノクローム)を撮ることと見ること(あと暗室作業も好きです)。おいしい酒(主に日本酒)を飲みおいしい食事をすること。もう仕事ではなくなったので、インテリアを見たりするのも好きかもしれない。


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■アナログステージ[139]
桜が咲くまえにコンニチハ

べちおサマンサ
https://bn.dgcr.com/archives/20160311140100.html

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ご無沙汰しております、すでにデジクリでは過去の存在となってしまっている、べちおです。

ゴールデンウィークまでの4回を、ピンチヒッターでニコニコ登板です。ぜーんぜんネタを仕込んでいないので、今回はさらりとした内容で。

先日の出張(という休息)で、京都方面へいってきました。大原の三千院近くに、『志野』というドレッシング専門のお店があり、京都(福井県若狭)方面へ行く機会があるときには、必ず足を運ぶほど好きなお店。

・京都 大原 手作りドレッシング屋 味工房 志野:
http://www.sino.co.jp/


一番の目的は、梅肉の麺つゆだったのですが、季節限定品だったらしく、いまの時期は製造していないとかで、空振り。残念。この麺つゆが非常に美味しく、夏(というよりも暑さ)に弱いオイラには、胃袋鷲掴みで胃袋直球なアイテム。

とにかく味のバランスが素晴らしい。梅肉の麺つゆだけではなく、ほかの麺つゆどれも美味しく、スーパーの市販品では、絶対に真似ができないであろう風味なのです。

『ふつうにおいしいたまねぎドレッシング』は、味の表現が難しく、テキストでどう伝えるのが良いのか悩むのですが、ほんとに普通に美味しいです。食べてみると、普通に美味しいのがお分りになるかと。

『京都洛北 とまとドレッシング(季節限定品)』は、先日、初めて購入してみたのですが、ドレッシングのドレッシングっぷりが素晴らしく、サラダにかけるだけのドレッシングではもったいないくらいの逸品。パスタに混ぜても、冷うどんにかけても、蕎麦にかけても、抜群の美味しさ。

お値段は高めなのですが、高いだけの価値は当然のこと、食べ物をさらに美味しくするアイテムとして、べちお家では愛用しております。

●口直しではなくおかずとしての漬物

出張先で志野の話をしていると、「志野から少し先に行ったところにある、土井の柴漬けは美味しい」という情報をいただいたので、フラフラを車を走らせてみました。以前通ったときは、特別意識もしていなかったこともあり、まったく気がつかなかったのですが、ありました、ありました。

「ボクはいま、京都にいますYO!」というくらい、京都感バリバリな佇まいのお店。入った瞬間に分かる、清潔で端整な空間。横浜でこんなお店をお目にかかったことがない。

横浜のお土産といえば、崎陽軒のシュウマイしかないくらい、お土産に乏しいのが横浜。毎回悩むところのひとつで、「なんでもあるが、何もない」という言葉が、とてもしっくりくる。まるでオイラがデジクリで書いているコラムそのものだ。

東京は東京で、いろいろな名産物があるし、「地元の○○で作った」とか、その土地ならではの産物があるのが、とても羨ましい。お土産で貰うほうも嬉しいだろうなぁ。横浜は頑張っても、濱梨くらいだ。華正樓の肉まんも人気らしいが、お土産にしたことはないです。

・しば漬と京つけもの - 京都大原・土井志ば漬本舗:
http://www.doishibazuke.co.jp/


店内では、ほとんどのお漬物が試食ができ、箸と白飯を盛った茶碗を持って、店内をまわりたくなる。しかも、どれも美味しい。前情報で、「いまの時期は大根のはんなり漬けが美味しい」と聞いていたので、いざ、試食。

美味しい。ほんとに美味しい。なんでも、いまの時期の大根は、甘みが豊富なのだとか。夏頃であると、大根の辛味が少し強いはんなり漬けになるそうです。へぇ、へぇ。

ほかいろいろ(ほぼ全品だけど)試食したのですが、素材そのものも美味しいのですが、漬汁が抜群に美味しい。美味しいというよりは、食べ飽きしない味なので、いくらでも食べれてしまう。

口直しの一品というよりは、おかずとしての一品として完成されているような、そんなお漬物でございました。

お値段もお手頃なので、あれこれと、たくさんのお漬物を自宅用に買い込み、この美味しさをシェアしたいがために、部下ちゃんたちのお土産で、詰め合わせセットを人数分購入(←太っ腹)。

週明け、ラボでお土産を配ると、「おお! 土井の柴漬けだ!」と、数名の部下ちゃんが知っておりました。やっぱり有名だったんだ。みんな、美味しいものは知っているんですねぇ。

今回は時間切れなので、本当にさらりと終わり。次回は、きちんとネタ仕込んでおきますので、また再来週。


【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp

NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。愛機はD90とGRD4。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。

どもども、お元気ですか。年度末には無縁の世界で仕事をしているのですが、技術協力している別会社のほうでは、バッチリ年度末で追われており、年度末苦労を初体験しております。この制度もおかしいですよね。


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編集後記(03/11)

●デジャブ、ではなかった。前にも見たと錯覚する現象ではなかった。前にも本当あったことなのだ。関西電力高浜3・4号機が大津地裁判断により停止した。前回は昨年4月、福井地裁が再稼働を差し止める仮処分を決めた。12月に福井地裁の別の裁判長が、関西電力の異議を認め、再稼働差し止め決定を取り消した。だから高浜3号機が動き出したのだが(4号機は停止中)、今度は大津地裁が稼働中の原発の運転停止を命じる仮処分を決定した。仮処分は直ちに効力が生じる。差し止め仮処分→差し止め仮処分取り消し→稼働中原発の運転停止仮処分。次は、→稼働中原発の運転停止仮処分の取り消し、になるはずだ。

高浜原発差し止めについて、読売は「判例を逸脱した不合理な決定」、産経は「常軌を逸した地裁判断だ」と社説に書く。原子力規制委員会は、福島第一原発事故後に厳格化された新規制基準に従い、一年半をかけて3、4号機の審査を実施し、昨年2月に合格証にあたる「審査書」を交付し、関電は今年1月に3号機を再稼働させた。原子力規制委員会は、原発に関する日本の最高権威である。国家行政組織法による第3条機関として設置され、委員長の任免を天皇が認証し、公正取引委員会と同様、内閣総理大臣といえども介入はできない絶大な権力を持つ。そこが出した合格証に、たかが地裁が叛意を示すなど蟷螂の斧だ。

それにしても、大津地裁・裁判長の仮処分決定要旨はまったく説得力がない。立証責任:およそ一年かけてもっと説明しろ 過酷事故対策:福島原発事故の原因究明が不十分 電源事故対応:対応策が不十分 使用済み核燃料:資料不足 基準値振動:検討不足 避難計画:主張疎明不足……持って回った精神論に終始し「関電側が主張や説明を尽くしていない」という理由で仮処分を決定したようだ。ここには高度で最新の科学的、技術的、総合的な判断はなく、ただ原発ゼロリスクを求める姿勢しかない。原発の素人が、原発の専門家に代わって安全審査をしたいということだろう。あきれた夜郎自大である。

菅官房長官は「世界最高水準の基準に適合するという(規制委の)判断を尊重していく」と強調した。当然である。この仮処分は速やかに取り消されるべきだ。一方、朝日は「新たな規制基準を満たしたとしても、それだけで原発の安全性が確保されるわけではない。その司法判断の意味は重い」「司法が根源的な疑問を呈した意味をよく考えるべきだ」と大津地裁を持ち上げるが、勝ち目はなさそうで腰の引け具合は窺える。TVニュースでは、喜色満面の滋賀県の年寄り活動家たちの姿。未来に責任を持たない困った人たちだ。関電は一日3億円の損失で、5月に予定していた電気料金値下げも先送りになった。 (柴田)


●もう5年。復興と再生が進みますように……。

還暦!/きょおとぉ〜おぉはらさんぜんいん〜。食べてみたい〜。

一戸建てに住むよりは火災含めて頑丈かもなぁと思っている高層マンション住まい。うちはオール電化……。電気の方が復旧早いって話だった。水道か〜。毎日お湯をタンクに沸かすので、お風呂数杯分の水は確保できている計算だが、地震でタンクが壊れたら終わりだ。保存水の期限はいつまでだったっけ? 

怪我さえしていなければ、階段での上り下りは大丈夫。ゼーハー言うし、乳酸たまるけど。マンションは便利で楽すぎる。引っ越しはまだ考えられないけど怖くなってきたぞ。Ingressのおかげで土地勘と徒歩用脚力ついて、市内主要駅からの徒歩帰宅はいけるはず〜。

美容室の続き。待っている間にもどんどんお客さんが入ってくる。長く待つと聞いて諦めて帰る人もいた。若い人もいるが、全体的に年齢層高め。

予約を取らないのって、ムダを省くためなんだろうなぁと思い至る。お客さんが遅れたり、急なキャンセルがあったら暇になっちゃう。入るはずのお金が入らない。来た順なら隙間に入れていける。客単価が多少低くてもやっていける(でも安すぎるとうたうほどでもない金額だったが)。

スタッフの動きは素早い。テキパキした動きで仕事をこなしていく。慌ただしいわりに気遣いがあって、雑誌の入れ替えを問われたり、その際に選んだ雑誌を見て、他のコーナーから類似雑誌を持ってきてくれたり。

お客さんやスタッフの年齢層が高いんだろうな〜と再認識したのは、途中でトイレは大丈夫か聞かれた時。続く。 (hammer.mule)

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「震災時、歯科医として遺体の検死を」…GReeeeN・HIDEの告白が話題に
http://youpouch.com/2016/03/11/340481/


森永製菓『お絵描きホットケーキ』動画のレベルが高すぎる! 「フランシスコ・ザビエル」「富嶽三十六景」ってどゆこと!?
http://youpouch.com/2016/03/10/341483/


この発想はなかった! 白髪隠しにマッキーが使えると話題に
http://youpouch.com/2016/03/01/339073/


グルグルGIFアニメを30秒見てからゴッホの「星月夜」を見るとスゴイことになる
http://youpouch.com/2012/12/29/98607/