crossroads[08]放送局と情報リテラシー教育/若林健一

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こんにちは、若林です。二週続けて娘の話で恐縮ですが、3月9日に高校の卒業式を迎えました。

中高一貫校だったので中学から通算6年通った学校ともお別れ。帰国子女を多く受け入れていることもあってユニークな校風で、卒業式もまた独特。

男子はほとんどがスーツ、女子はパーティドレスや袴姿が多い中で、男女ともに自分の母国や、滞在していた国の民族衣装で出席する生徒もいました。独特な校風の学校生活を締めくくるにふさわしい卒業式、自分が通ったわけでもないのに名残惜しいです。

同志社国際中学校・高等学校
http://www.intnl.doshisha.ac.jp/




●国営放送局が作った子ども向けプログラミングデバイス

近年、数多く発表される子ども向けプログラミングツールや、マイコンボードのひとつに「micro:bit」というものがあります。

日本であまり知られていないのですが、イギリスの国営放送局「BBC」が開発した教育用デバイスで、プログラミング環境の開発にはMicrosoftも協力したそうです。

micro:bit
https://www.microbit.co.uk/

放送局がこういったデバイスを開発した、ということだけでも驚きですが、これがイギリス国内の小学生(11歳〜12歳)全員に無償で配られるということにも驚かされます。

イギリスは情報リテラシーやメディアリテラシー教育の先進国で、「BBC」はメディアリテラシー教育の面でも積極的に活動していますし、こういった環境で学べるイギリスの子どもたちが羨ましい限り。

放送局がハードやソフトを開発するというと意外な気がしますが、日本の「NHK」にも「NHK放送技術研究所」というものがあり、先進的な放送技術の開発や実証実験を行っています。

また、ご存知の通り教育番組専門のチャンネルがあり、子ども向けプログラミング教育番組の制作もやっていますから、そういう意味でも親和性は高い、「NHK」も「BBC」と同じような活動はできると思います。

イギリスと同じことをするのがいい、というわけではありませんが、若い人のテレビ離れが進む中で、これ以上「放送技術」に力を入れる時代でもないでしょうし、これからは「STEM教育」や「情報リテラシー教育」に舵を切っていくような動きになることを期待しています。

Why!?プログラミング(3月21日〜25日放送)
http://www.nhk.or.jp/gijutsu/programming/


【若林健一 / kwaka1208】
Web: http://kwaka1208.net/
Twitter: https://twitter.com/kwaka1208

CoderDojo奈良
http://coderdojo-nara.org/
次回は、4月9日(土)です。