[4088] すごい人工知能アートが出てきた

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《もっとも大切なのは「マーケティング的な考え方」》

■挑んで死にたい、ダンボールアーティストとして[20]
 「売るための技術」としてのマーケティング
 いわい ともひさ

■グラフィック薄氷大魔王[468]
 すごい人工知能アートが出てきた
 吉井 宏




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■挑んで死にたい、ダンボールアーティストとして[20]
「売るための技術」としてのマーケティング

いわい ともひさ
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20160316140200.html
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●マーケティングとは

前回はブランドについてお伝えしましたが、今回は「マーケティング」について書いてみました。

「マーケティング」と聞くと、何やらとても難しいものを思い浮かべる人も多いかもしれません。ウィキペディアでは次のように書かれています。

〈マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。〉

https://ja.wikipedia.org/wiki/マーケティング

難しいし長いわ! って叫びたくなりますね(笑)まあウィキペディアは辞書的な答えを書かなくてはいけないため、こうなってしまうのはわかります。でも、もう少し簡単に言い表せないでしょうかね。

そんな疑問に、マーケティングのプロである理央周さんが答えてくれました。理央さんの言葉を借りると、マーケティングとは「自然に売れる仕組みを作ること」になります。

これなら簡単だし、すっと頭に入りますよね。もちろん実際には様々なマーケティングの理論や手法はあるわけですが、「自然に売れる仕組み」と考えれば、それは何も大企業にしかできないものではないとわかります。

年商1,000億の企業と年商1,000万の個人商店、それぞれのマーケティング手法があるのです。

●理央さんから教えてもらったマーケティング

私にマーケティングの初歩について教えてくれた理央さんとは、名古屋商工会議所で出会いました。

2014年に名古屋商工会議所が主催した創業塾というイベントで、理央さんがマーケティングの講師を務めていました。

フィリップモリス、アマゾンジャパン、マスターカードなど、名だたる企業でマーケティングの責任者として経験を積んだ理央さんは、2010年に名古屋で会社を設立し、企業や大学でのマーケティングの講師をはじめ、書籍執筆やテレビ・ラジオへの出演など幅広く活躍しています。

その経歴から、あまりに参考にはならない壮大な規模のマーケティングのお話を想像しましたが、よい意味で期待を裏切られました。

理央さんから聞いたのは、愛知県の自転車屋さんがチラシのデザインを少し変更しただけで売上が14倍になったとか、お店や会社の名前は覚えやすくしないと記憶にとどめてもらえないとか、誰にでも応用できそうな話でした。

もっとも大切なのは「マーケティング的な考え方」であることがわかりました。

マーケティングの本質的な考え方がわかっていれば、個人商店にだって応用できるわけです。

例えばお店の名前の話ですが、聞いても意味がわからないような横文字にするよりも「田中コーヒー店」とか「精肉の鈴木」とかにした方が、覚えてもらいやすいのです。

名前とかは基本ではありますが、案外個人のこだわりを優先してしまったりしますよね。まあこのあたりは、あくまでもマーケティング的な考え方なので、なんでもかんでもそれに従わなくてはいけないということではありませんが、念頭に置いておくとよいですね。

理央さんのお話は非常に身の丈にあった、わかりやすいものでしたが、もっとスケールの大きな話もあります。

●Amazonとブロガーを使って30人で年商9.6億円のEC Technology

中国のEC Technologyは、わずか従業員30人で年商9.6億円という驚異的な売上の会社です。詳しいことは次のブログに書かれています。

http://gadgety.hatenablog.com/entry/ectechnology-history

個人ブログだったので、情報源としてリンクされていたEC Technologyのウェブサイトを見ましたが、現在は売上の情報などは掲載されていないようでした。

ブログに書かれていた従業員数、売上の情報は、いずれも2014年のもののようです。

そのEC Technologyですが、売り物はスマートフォンの充電器やイヤフォン、ワイヤレス・スピーカー、キーボードなど、スマートフォンやタブレット端末の周辺機器が中心です。

商材から考えて、単価がそれほど高いものではないことは容易に想像できます。実際、Amazonで検索してみても製品の価格帯は1,000〜4,000で、安いものでは1,000円以下でした。

例えば平均単価を2,000円と考えた場合、9億円を売り上げようと思ったら45万個売らなければいけません。一年でこの数を捌くには、月平均で37,500個です。

創業当時は10人というこの会社で、機器本体やパッケージの設計・デザインを手がけ、工場に発注し、梱包して倉庫に保管。ECサイトを作り、売れたら顧客に配送して……などと考えていたら、従業員全員が休みなく働いても間に合いそうにありません。

彼らはAmazonを有効活用して販売を行っているそうです。Amazonで商品を販売するときは、Amazon側にまとめて商品を送ってしまえば、倉庫で保管してもらえて、注文処理も配送もAmazonがやってくれます。

オンライン販売を行うときにかかってくる様々な負担を、Amazonが肩代わりしてくれるのです。もちろんAmazonを利用する費用はかかりますが、個人で同じことをやろうと思ったら、その何倍もの費用がかかります。

Amazonは世界中に展開しているので、各国語がわかる従業員がいれば、同じやり方でどんどん水平展開できます。

しかし、安くても聞いたこともない会社の製品は中々購入しにくいものです。そこで利用するのはブロガーです。

ブロガー達に商品を無料で渡し、Amazonにレビューを書いてもらうよう依頼します。無名の会社でも数百、数千というレビューが付いていて、内容がまあまあと思えるものなら購入しやすくなりますよね。

安価な製品を配るだけで、信用の証となる製品レビューを書いてもらえるなら、宣伝費としては安いものです。

Appleのようなブランド力の強い会社が、デザインや性能に徹底的にこだわった製品を高額で売るのとは、間逆な戦略と言えます。

こういう業者は雨後の筍のごとく増えていて、私のブログにも無料で製品をあげるからレビューを書いて欲しい、といった問い合わせは結構あります。

もうバッテリーはいっぱい持ってるのでお腹いっぱいです(笑)

●マーケティングを自身のビジネスにどう活かすか

今回はマーケティング的な考え方や事例について書きましたが、一番大切なのは、自分自身のビジネスにどう活かすかということです。

「うちは規模が小さいから、マーケティングにかけるお金なんてない」と考えている人は、そんなことないってことがわかってもらえたんじゃないでしょうかね。

私もこれから商品を作って販売していきたいと考えていますが、いまはまだ自分一人が食べていくのに精一杯な状況です。しかし小規模でも、マーケティング的な視点を持って物事を考えれば、最小限の力で最大限の効果が出せます。

例えば、作った商品をお客さんに直接販売してしまうと(BtoC)、手間がかかりすぎます。なのでAmazonのような仕組みを使うのもひとつの方法だし、量販店に卸すという方法(BtoBtoC)も考えられます。

小売りの場合は、不特定多数の人への配送やサポートなどの対応が必要ですが、量販店に販売すれば、ある程度の数量を一度にさばけて、直接的な顧客対応もそちらにお任せできます。そうすれば負担を大幅に軽減できますよね。

今年は自分自身のビジネスのことをもっと書けるように頑張ります。


【いわい ともひさ/ダンボールアーティスト】
Blog http://iwaimotors.com/blog/
Twitter https://twitter.com/iwai
Behance https://www.behance.net/iwai

今週の一言:手痛い失敗をしてしまいました…詳しくは後日。


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■グラフィック薄氷大魔王[468]
すごい人工知能アートが出てきた

吉井 宏
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20160316140200.html
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●人工知能アートの技術的特異点(シンギュラリティ)キター! かも

わっはっは。Deep Learningだか Deep Dreamの人工知能の何からしいけど、こんなの出されたら人間はかなわんわ。絵のタッチの特徴を人工知能が理解して、別の画像に適用してるらしい。アーティストの世界認識の仕方をシミュレーションというか。

http://www.boredpanda.com/inceptionism-neural-network-deep-dream-art/

Painterの作例でイヤというほどゴッホタッチ(自動ゴッホもあった)をやった僕的には「犬+ゴッホ」にはそれほど驚かないぞ。

しかし、「猫やフルーツやヴィーナス+カンディンスキー」とか、「花の絵+クレムリン」「水彩+帆船」とか、もう完全にちゃんと面白く見れる作品レベル。生成された一枚の画像がただちに面白いとは言えなくても、無限に作れるんだからどうやっても人間に勝ち目はない。

画像をアップして生成できるサービスも始まってる。500pixelサイズなら無料。2個やってみた。いつ出来るかはわからん……5400分待ちって書いてあるな。有料なら15分でできるらしい。

http://deepart.io/latest/

絵の作風って、(突然変異でなければ)過去のいろんなアーチストが作り出した技法やテイスト+モチーフの選択で出来てる。

「絵や作品=好みのアーティストから学んだ処理の方法を、モチーフを選んで適用したもの」だとしたら、人間にしかできないと思われていたそれが人工知能に置き換え可能ってことに。

昨年話題になったDeep Dreamでは歯止めのない連想で悪夢的画像を生成。あれもすごかったけど、こちらは汎用性がある。何にでも応用できそう。絵だけでなくファッションやプロダクト、「何々のテイストを入れたらどんなものができる?」がいくらでも試せそう。

●人類に残された領域

アーティストが作り出す驚きの主要部分が人工知能で作れるとなれば、これから何をやればいいんだろう? 「人工知能に奪われる仕事」にアーティストも入るのか? って心配する一方で、ぜんぜんへっちゃらとも思ってる。コンピュータ自動作曲だって、ずいぶん前からあるけど、主流になってるとは思えないし。

「犬の写真をゴッホタッチ」だって、ゴッホさんと犬の写真が必要。タッチのオリジナルは人が作るんだし、写真だって撮らなきゃならない。写真の代わりに元の絵を自分で描くことも可能。3DCGでもいいし。意図した作品を作り上げるのに、人の手は必要だ。

また、「この人が描いた絵だからイイ」や「アーティストの物語とセットの作品」はずっと終わらないだろうから、大丈夫だと思う。新しい表現を探る的な現代美術としての絵画は50年くらい前に終わっちゃってるのかもしれないけど、「絵」はまったく終わってなかったわけだし。

あと、僕がやってる3DCGのTDWキャラクターなんて、乱数表組み合わせやアルゴリズムで作れちゃうのはよくわかってる。キャラクタージェネレイター的なものもよく見かけた。

けど、たくさんのスケッチから僕がその時点でおもしろいと思ったものを選んで作るのは、乱数表組み合わせで生成されたものから選ぶのと、結果的には似たようなもの。

以前、「SPORE クリーチャークリエイター」という、モンスターを生成するゲームを試したとき思ったこと。

手足胴体、角や翼などのパーツを組み合わせてモンスターを作るんだけど、僕的にはそのパーツがいかにもモンスター然としていて、物足りなかった。プリミティブに近い形状が選びたかった。

で、気づいたのは、僕がやってるのは、モンスターやキャラクターのパーツになり得そうなプリミティブ形状や、新しい組み合わせを見つけることなんだなあ、と。

人工知能が作ったものから面白いものを選ぶのは人間にしかできないしね。……選ぶのもそのうち人工知能がやっちゃいそうだなあ。

●人工知能が描くアスカ

最近、もう一つ話題になってたものがある。人工知能にエヴァンゲリオンのキャラクター「アスカ」の名前を示して、これを描け、と。人工知能が「アスカ」をネットで調べ、特徴を学び、絵を描いた結果……!

ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/06/news033.html

小さい子供が記憶を頼りに描いた絵くらいのレベルには来てる! 本気で仕込めばプロ級の絵にまですぐに進化しそうだ。そのうち言葉で細かく指定すれば絵が出来ちゃうようになるぞ。

●制作の大変さを強調する傾向について

ほんのちょっと関連で。

自分の作品を説明するとき、「こんなに苦労して作りました」って言うのって、サイテーじゃなかったっけ?

ゴッホのアニメーション映画を全コマ油絵で制作
http://www.gizmodo.jp/2016/03/post_664226.html

「凝った画像処理」かと思ったら、本当に油絵でアニメーションやってるんだ! この話を知った時点では、「マジに中国の絵画村に発注するといいんじゃないか」と思ったけど、もう人工知能でイケそう。

油絵が1秒に12枚必要で、100人以上のアーチストが参加。っても、フル画面で動くのはごく一部で、静止画や一部だけ動かすのも多そう。

仮に、100人が一人1000枚をフルに描いたら138分のアニメーションになるけど、そこまで動かす必要まったくないから、一人せいぜい200〜300枚とかレベル? そんな非現実的じゃなさそう。

昨年秋に話題になった、カロリーメイトCMの黒板アートアニメーションも同様。総数6328枚とか説明されてるけど、絵の枚数じゃなく、消す動作のコマ撮りも含めた撮影枚数だよね?
https://www.otsuka.co.jp/adv/cmt/

ちょっとちがうけど、最近のストップモーションアニメ映画で、3DCGでアニメーションを作り、動きや表情違いの人形やパーツをすべて3Dプリントし、それを組み合わせて一コマずつ実写撮影するものがある。あれも、「こんなに手が込んだ大変な作業」って宣伝するよね。

一般の人を「とんでもなく大変だった制作」って思わせるように宣伝する。「苦労して作られたものはいいものに違いない」ってバイアスフィルタがかかる。「長時間行列して食べたんだからおいしいはず」と同じでいいのか?

……ここまで書いてハッと気がついた。僕だって立体制作がどんだけ大変かってこと、面白いから書きまくってたわ。完全に自爆だわ。

人間が四苦八苦しながら作り上げるものって、制作にまつわる物語とセットなんだよなあ。苦労話がウケるのは間違いない。人工知能アートにはそれがない。そこが突破口か? アートはこれから浪花節の世界へ?


【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

こんな面白い絵を人工知能が作っちゃうのか! って実はけっこうショックで混乱気味。囲碁チャンピオンに人工知能が勝ったニュースの数日後にこんなものが出てくるとは。急遽、予定してた原稿を次に回したので、来週がラクw

あと、「小ネタ集」ってタイトルを全部につけるのやめます。本当に寄せ集めの小ネタ集のときだけにします。

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・ハイウェイ島の大冒険
http://kids.e-nexco.co.jp

・App Store「REAL STEELPAN」
https://itunes.apple.com/jp/app/real-steelpan/id398902899?mt=8


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編集後記(03/16)

●「ペリカン文書」を鑑賞。1993年のアメリカ映画。見る動機は、ネットで読んだ、米国最高裁判事の突然死はジョン・グリシャム原作の「ペリカン文書」という推理小説の筋書きに類似している、という記事だ。2月11日に最高裁判事アントニン・スカリアが突然死亡した。密室の不審死なのに検死もされず葬られた。判事はオバマの銃規制を憲法違反としており、大統領権限の行使に批判的で、オバマケアをいかさま・たわごとと呼び、一貫して人工中絶と同性愛者の権利拡大に明確に反対した硬骨漢だ。そしてオバマは葬儀(国葬)の参列を拒否している。オバマが黒幕か、なんてヨタ話。アメリカって面白い国だ。

「ペリカン文書」は140分を超える長編で、ストーリーはわりとシンプルだが、登場人物が多くいろいろなエピソードがからんでくるので、よくわからなくなくなる。よくわからないまま流れに身を任せて見続けたが、とくに問題はなかった。主演の若い法学生は美人で口が大きい。どこかで見た覚えがある。2012年の「白雪姫と鏡の女王」で、チャーミングな年増ぶりが素敵だったジュリア・ロバーツではないか。口でわかった。法学生は25歳、鏡の女王は45歳のときの主演作だ。もう一人の主役、敏腕記者の美丈夫、デンゼル・ワシントンは、後に「フライト」で正真正銘のアルコール依存症のダメ男を演じていたな。

ワシントンD.C.で二人の最高裁判事が、ほぼ同時に国際テロリストに殺害される。ロースクールの学生であり、教授の恋人でもあるダービー・ショウは、その事件の動機について徹底的に調べ上げ(Webのない時代)、ある仮説を立てる。荒唐無稽な内容だったが、教授にレポートとして提出する。それが回り回ってFBI長官から大統領補佐官にまで至る。女子学生のレポートが核心をついてしまったのだ(それはすごいや)。恋人の教授は殺害され、彼女もその筋(って?)から命を狙われ、逃避行に入る。彼女は最高裁判事連続殺事件を追っているジャーナリストのグレイに経緯を打ち明け、二人で真相を追及する。

大統領と石油利権にからむ醜聞を推理した彼女のレポートは「ペリカン文書」と名付けられ、彼女を消そうとするその筋(って?)が動き出す。ご都合主義のスリルとサスペンスがいっぱい。次々変装して(チャーミング!)逃げるヒロイン、聡明で上品で颯爽としたヒーロー、なんと絵になる二人だこと。だが、「ペリカン文書」はダービーの仮説であり、物的証拠があるわけではない。ヨタ話として握りつぶせば済むことだ。素性も明らかな一人の女学生の口封じのために刺客を放つなんて、マヌケすぎるぞ、その筋(って?)。というわけで、長尺のわりに飽きずに見られた良質なエンターテインメントだった。 (柴田)

「ペリカン文書」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005EMZ7SE/dgcrcom-22/


●いわいさんのわかりやすい。「マーケティング」って言葉は大きすぎてピンと来ない。理央さんの言葉に納得したものの、そのうちまたぼんやりしそう。人によって定義が違うようで、マーケティングという単語を使うと、会話が成り立ちにくい。/アスカに見える!/「ペリカン文書」は公開当初話題になっていたなぁ。

名古屋ウィメンズマラソン。今年も練習不足のままスタートラインへ。どうにかゴールはできたものの、疲れた……。去年、長々と後記に書いていて、それが今年の準備に役立ったよ(笑)。課題は筋力・走力はもちろん、トイレの待ち時間、バッテリー切れなど。

トイレは、ハーフまでは行かずに済むようにしたい。それまでに行きたくなったら、大会用の臨時設置トイレではなく、協力コンビニに駆け込むことをトイレマップを眺めつつ画策。

個数の多い場所には人が並ぶだろうし、買い物客のいる中、スポーツウェアで入るのはハードルが高い。実際、何度かコンビニを見かけても行けなかった。

号砲直前でも並べることがわかっていたので、ギリギリに行くことにした。今回は十番目、後ろから四番目のブロック。8時20分に荷物を預け終え、半にトイレの列に並ぶ。私の後ろにも続々並ぶ。

本来40分までに整列し、45分からスタートセレモニーではあるのだが、お偉いさんの言葉や国歌はトイレ前で聞いた。慣れた人だと整列し、号砲後の空いたトイレに駆け込み、途中トイレに行かずに走りきるそうだ。続く。(hammer.mule)