3Dプリンター奮闘記[78]模型の神様の御業(みわざ)かな/織田隆治

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さて、毎年この時期って実は仕事ではないことで焦ってる時期なんです。

何がって?

それは「ワンダーフェスティバル」。

通称ワンフェスなんですが、開催は2月と7月。次回は7月なんですけど、何故この時期に焦ってしまうかと言うと……。

こういう「ガレージキットの祭典」には、各種のアイテムを出展します。

それは、色々なキャラクターの造形物をある程度の数作り、当日に限り販売するのですが、既存のアニメや特撮なんかのキャラクターを制作する場合、「版権」という壁があるわけです。

当然、その版権を持っている会社や団体に申請し、許可をいただいてから販売することが必要なんですね。




ワンフェスなんかのイベントでは、その申請を「実行委員会」が代行して「版権」の手続きをしてくれています。こういったイベントで販売出来る「版権」は、そのイベントの期間内に、その会場のみで販売が許可される「当日版権」という特殊なルールがあります。

版権を版権元に承諾お願いをするために、会期の数か月前に「版権申請」を行うんですが、7月末の開催で、版権の仮申請が4月、そして、ある程度の完成度を持ったもので「本申請」をします。それが、4月末〜5月頭になるんですね。

ですから、今の段階では、本来なら、本申請に向けてガッツリ作っているところなんですよね。

でも、今回は「落選」をいただきました(笑)

毎回、この時期はヒーヒー言いながら制作に追われているんですが、今年はどうだ。お仕事の制作に集中しております。

なんか、寂しいような、ちょっと気持ちに余裕があるよな……。

非常に複雑な心境ですねぇ……。

で、いつもワンフェスでは同じメンバーでディーラーをやっているんですが、そのメンバーのほとんどが「大分」「熊本」の方なんです。

そう、先日の地震がありましたね……。

ワンフェスに落選した時は、みんなちょっとショックだったんですが、そのちょっと後にあの「地震」があったんですね。

もし、あのまま当選して、ワンフェスの準備をしないといけなかったら、それはそれですごく大変なことになってしまっていましたので、逆に落選したのはよかったんじゃないかなぁ……なんて思っています。

「模型の神さま」が、そっと「落選」させてくれていたのかもしれませんね。

地震の後、メンバーの方から悲惨な部屋の状況の写真が送られてきました。幸い、僕の友人は大きな被害を受けなくて済みましたが、それでも、制作どころじゃないです。

一度、落ち着くまでお休みして、次回開催(来年の2月)に備えることにしました。僕も、ちょっとワンフェスはお休みして、次回開催に向けてじっくりとやって行こうと思います。

とか書いてるんですが、いつもギリギリまでやらなくて、慌てることになっちゃうんですけどねぇ……。

これ、なんとかしたいとは思うんですが、僕ってそういう面でダメな男……。

次回は頑張ってワンフェス行きます!

で、話は変わって、大阪で開催している「大阪3Dプリンタービジネス研究会」。毎月第三水曜日に、南港ATCのイメディオさんにて行っています。僕も発起人の一人なんです。

今年で3年目になるのですが、今では色々なメーカーさんや個人事業の方、退職された方など、多種多様な方々にお越しいただいて、いろいろなビジネスも生まれてきています。

いろいろな方と知り合え、とっても身になる勉強会だと思います。

最近では、3Dプリンターのメーカー様や、素材メーカーさんからの最新情報なんかは、とっても面白いんですよ。わざわざ東京から、毎回参加される、3Dプリンターメーカー様もおられます。

あと、もうひとつ。手前味噌なネタが続きますが、今年の初めにこれまた大阪で立ち上げました「シゴトバLAB」という施設ですが、なんとかやっと色々と動き出せるようになってきました。

最近では、「ライノセラス」や「ZBrush」の初心者向けのモデリング勉強会や、
「3Dプリンターヤレーザー彫刻機」を使って立体化したものを仕上げ、「シゴトバLAB」に併設されている「塗装ブース」で塗装など、完成までを行うワークショップなども開催していくつもりです。

ライノセラス」や「ZBrush」の初心者向けのモデリング勉強会はすでに開催していまして、毎回定員オーバーでお待ちいただくほどになっています。

「大阪3Dプリンタービジネス研究会」や「シゴトバLAB」にご興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。


【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
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http://www.f-d-studio.jp