ネタを訪ねて三万歩(134)怒りのデス・アップグレード/海津ヨシノリ

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4月下旬、花粉症の薬が切れたので主治医へ行くと、運良く駐車場がひとつ空いていました。

周りに注意しながらバックで駐車スペースに入れようとしたら、絶悪のタイミングで自転車に乗ったお爺さんが、あろう事か道路の反対側のフェンスに自転車を止めてしまったのです。駐車場の道を挟んだ反対側の真ん前です。

これでは車を入れることが出来ません。自転車を別の場所に移動するようにお願いしようとしたら、今度は後から車が来ていて私が進行妨害している形に。

もちろん、駐車場に入れる状態を理解してもらっているのですが、肝心のお爺さんはそそくさと病院へ入ってしまい、どうすることも出来ずに、仕方なく退散してしまいました。

自分たちが正義、自分たちの感覚がすべて正しいという、愚かな生き物でしかないように感じますね。電車内での大声通話や、改札口に立ちふさがるなど悪行は数えきれません。

一番不愉快なのは、スーパーの野菜の小売りコーナーにて、すべての野菜を触りまくる暴挙。本当に気分が悪いです。

お年寄りは大切にしたいですが、老害は不快でしかありません。教員でもある私はどうあがいても過去のおじさんですから、反面教師として若い方達の感覚を理解することにかなり神経質になっています。もちろん迎合するという意味ではありません。




                 ■

さてさて、今更と言われそうですが、やっと重い腰を上げてメインマシンの環境を、El CapitanとWindows10に移行しました。

ここまでアップグレードを延期していた背景は、どうしても外せないツールなどの影響と、安定しているシステムを不安定にする意味もなかったので静観していたということです。そして、外せないツールの必要性が消滅したことで踏ん切りました。

早くOffice2016が使いたかった事もあります。もちろんサブマシンのMacBookProのYosemite環境では、Adobe Creative Cloud 2015とともに快適に動作していたのですが、やはりメインマシンでの動作は必須ですからね。

しかし……これがトンデモナイ事件に発展しました。Office365の2016はどう頑張っても、サブスクリプションを受け付けてくれないのです。

「サービスに接続できません。ローカルサブスクリプションサービスに接続できません。コンピュータを再起動して下さい」の繰り返し。

もう本当に疲れ果ててしまい、Office365の2011に戻してしまいました。こちらは一発でサブスクリプションを受け付けてくれたからです。こうなるともう完全な詐欺ですね。もちろん色々と調べてみたのは言うまでもありません。

そして得た結論は、この件に関してはトラブルのハリケーン状態であり「何も期待してはいけない」いうこと。Officeがないと、色々困る私としては脱力感しかないです。

これは絶対にNumbersとPagesを使うように導くための、Appleの陰謀ですかね。いや、Microsoftの怠慢?

Apple、Adobe、Microsoftが仲良し三兄弟になってくれないと、本当にエンドユーザーは困ってしまいます。しかし、そんなことは伝わらないのでしょうね。

実は……Adobe Creative Cloud 2015も、El Capitanとすこぶる相性が悪いと言われていますので、何かもっと怖いことが起こりそうでビビリまくりです。

もう完全にサブマシンとメインマシンの立場が逆転しています。サブマシンは買い換える予定でしたが、予は撤回ですね。こんなことだったらYosemiteにアップグレードしておくべきでした。

以前お話したように、USBからインストールできる状態を確保していますので、それから段階的にEl Capitanでも良かったわけです。魔が差した私の痛恨のミスでした。

とりあえず、Windows10で武装した2年前のVAIOならOffice 2016も完全に使えるので、そちらがある意味で第2のメインマシンに昇格ですね。MacだとAccessが使えないので、やっぱり嬉し哀しのWindows……なんですよね。

で、トラブルはこれだけではなかったのです。なんとEl Capitanに手持ちのプリンタ1台が撃沈。メーカー側がドライバーを用意しておらず、未対応で使えないのです。途方に暮れてしまいました。

それではBootCampで古いMacOSXをインストールするしかないと思うと同時に、面倒臭いな〜という単語が頭の中で暴発しました。

問題のプリンタは、新しいプリンタをゲットするまでも繋ぎでもあり、かなり老朽化していたので、現在のカートリッジを使い切ったら廃棄するつもりでいたので、余計に脱力感が高まってしまいました。

しかし、ここで妙案が浮かんだのです。なんと、2007年に購入したWindows Vistaのノートマシンが使えるかも知れないと思い、箱から出して電源を入れたら、とってもリズミカルに起動して問題は一気に解決。こちらを経由して印刷すればいいだけですから。

しかも、某大学で利用しているOffice 2007がインストールされていることを発見。これは助かります。一部の図形データをWord 2011で作成し、Word 2007で開くとレイアウトか崩れてしまう問題が解決出来そうです。更にオマケとしてAdobe Creative Suite 3もインストールされているのには、思わず笑ってしまいました。

そんなトラブルが永遠に続くような気がして滅入っていた矢先、突然大きな地震が発生したり、人身事故の影響で知らない町に孤立させられたりと、目まぐるしい展開の一か月でした。

MacBook ProもEl CapitanにすればYosemiteよりも速くなるらしいので、気持ち的には踏ん切りたいのですが、Office 2016が使えないのと、プリンタが怪しいのでは、あえて禁断の世界に踏み込む気にはなれません。というか、こんな状態になったら誰だって踏み込めないですよね。

それと、MacProのEl Capitanは、私のマシンでは意味ないiPhotoのアップデートを要求してくるのですが、Yosemite以降は「写真」ですよね。どうしてアップデートを促すのかサッパリ解りません。とにかく、思いっきりうっとうしいです。

その点、世間ではコテンパンのWindows10の安定度が半端なくて、とっても不気味です。冗談抜きに本当に安定しているのです。

ちなみに私のVAIOには特別怪しいソフトはインストールしていません。Office 2016もAdobe CC 2015もまったく問題ないのが、怪しすぎますね。

ま、デフォルトの表示文字が小さいなど最初は面食らうこともありますが、Windows8を体験しているので、違和感はほとんどないという感じです。

■今月のお気に入りミュージックと映画

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[It's Not For Me To Say]by She & Him in 2014(日本)

She & Himが2014年にリリースした "Classic" というアルバムに挿入されています。ズーイー・デシャネルのボーカルに陶酔している私は、この曲の良さを初めて知りました。

普通、カバーというのはオリジナルを越えられない気がいつもしているのですが、She & Himの "Classic" は神がかっています。まさに珠玉の一枚かも。ちなみに、オリジナルは、Robert Allen and lyricsによって1957年にリリースされた曲らしいのですが、詳しいことはわかりません。

She & Him版


Johnny Mathis版


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[Wyrmwood]by Kiah Roache-Turner in 2015(Australia)

邦題「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」。原題は「苦悩」かな? とんでもタイトルです。B級と揶揄されていますが、それなりに楽しい映画です。設定も独創的でスピード感もあり、予想に反して意外と楽しめました。ヒロインのビアンカ・ブラッドリーの存在感は半端ないです。エンディングは続編がありそうな予感。


【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

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5月の月例セミナーに教え子が参加していてビックリ。教え子といっても過去形ではなくて、現在進行形。いつも真ん前で真剣に講義を聴いている学生でしたので私の記憶に強烈にインプットされていました。

セミナーは授業ではありませんが、しきりにメモを取りながら聞き入ってくれているので妙に緊張してしまいました。思い起こすと、セミナーで緊張したのは初めてセミナーを行った頃以来ですから、実に20年ぶり。

いい意味で気持が引き締まりました。終了後は、常連さん達といつもの呑み会(こちらがメイン?)で大いに騒ぎました。

■6月の画像処理セッションは6月16日(木)の予定です。
〜Photoshopの復習【応用力が付くデカール処理】〜

講演内容:写真画像に馴染ませる各種マッピングデータの作成手法と調整方法を、解りやすく整理・解説いたします。

・パース上の文字やイラストの作成
・ツールとしてのIllustratorとの組合せ
・ライティング調整
・曖昧なパースの場合の対処法

参加は無料ですが、申し込みが必要です。詳しくは以下のサイトでご確認ください。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/4410.html