LIFE is 日々一歩(38)[Web]「Adobe Max Japan 2016」と最近のAdobeさんのこと/森 和恵

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こんにちは! 森和恵です。もうすっかり秋ですね。今週の木曜日(9月15日)は、十五夜でお月見の日です。今年は、月見団子を自分で作ろうかと思っています。

最近は健康にちょっとばかり気を使うようになり、ちまちまとお菓子作りを復活させてます。市販のものより、体に優しい材料で手作りしたほうがいいのかなと思います。昨夜は、レーズン入り蒸しパンを作ったんですよ。
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お月見にスペシャルスイーツがないのも寂しいので、円果天さんの月餅なんてどうかなと思っています。ここのは、月餅にしては小ぶりで、胡麻・蓮・無花果など健康的な素材で作られてておすすめです。
https://www.nakamuraya.co.jp/products/brand/enkaten/001.html

さて。時候の挨拶が長くなってしまいましたね。今回は予定変更して、Adobeさんの最近のニュースをまとめてみたいと思います。





● Adobe Creative Cloud を33%OFFで更新しました

Adobeさんがクラウドソフトに変わってから、ソフトはパッケージ販売からレンタルに変わりました。年(もしくは月)で契約し、契約している期間はソフトが使い放題になります。

わたしの更新月は9月末です。2012年にAdobeさんがクラウドに変わってから、少し無料サービスで使える期間があって、それをギリギリまで使って本契約したので、同じタイミングで更新のユーザーは多いだろうと思います。

昨年、Amazonで脅威の61%OFFキャンペーンがおこなわれたのをきっかけに、私は「オンラインコード版」で更新をしました。

【Adobe CC2015を61%OFFで、キミは手に入れられるか?】
http://r360studio.com/blog/adobe/89

Amazonで「AdobeCC オンラインコード版」年間契約すると、引き替えコードが送られてきます。それをAdobeのユーザー画面に登録すると、年間で使えるようになります。

今年も割引しないかなーと思っていたら、ナイスなタイミング「Amazon.co.jp Creative Cloud 20%OFF」キャンペーンが実施されました(現在は、期間終了しています)。

同じタイミングで、Adobeさんも20%OFFを実施していましたが、こちらが適用されるのは、申し込みが初めてのユーザーだけで、継続利用している人にはされません。

長く使っているユーザーにも、何かしら恩恵があればよいのですが、一度契約をスタートしてしまえば、クレジットカードから天引きしていかれるのみです。つらい。

それに対して、オンラインコード版は、期限が切れる前に自分で更新をしなければならない手間はありますが、今回のようにタイミングが合えば、少しの割引を受けられるというわけです。

ずーっとAmazonの動向を追いかけてみていると、Adobeさんが割引を始めると連動するようにAmazonも始めるようです。

また、今回驚くことがありました。契約しようかどうか迷っていた私は、何度かAmazonのオンラインコード版の販売ページを見ていました。

いよいよ買おうか! と決心した夜の深夜0時〜2時ぐらいの間に、あろうことか割引率が変わっていったのです。「20%→30%→33%OFF」という具合にどんどん下がっていきました。思わず気が動転してしまい、Facebookに書き込んだぐらいです。明け方まで待って、33%OFFで購入することができました。
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割引がなければ、年間プランで「59,760円」のところを「40,000円」で購入できたのですから、運がよかったといえますね(私の書き込みをみていた友達も、同じように購入していました)。

知ってるか知らないかで値段が変わる……。恩恵を受けることができればうれしいけれど、なんか違うような気もします。

Adobeさん、料金体系の見直し、特にそろそろ継続4年目となった既存ユーザーに何か考えないと離れて行ってしまうような気がしてなりません。

私がいつも買ってる化粧品の通販でも、年間で購入金額が多ければ次回は割引がありますよ……。ため息。

● Adobe Max Japan 2016 に オンライン参加して

「Adobe MAX Japan2016」が、先日の9月2日に東京ビックサイトにて開催されました。東京。関西組にはつらい響きです。仕事があり、物理的に行くことができませんでした。もうちょっと、はやめに日程を決めてくれたら、空けときましたのに。

ということで、オンライン参加となりました。現在は、セッションごとにビデオアーカイブが公開されています。

【Adobe MAX Japan 2016 ビデオアーカイブ】
http://www.adobe.com/jp/creativecloud/events/maxjp-video-archive.html

わたしは、タイムシフト予約しておいたニコニコ動画で閲覧しました。プレミアム会員なら、タイムシフト予約すればまだみることができます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv274174371

ニコニコでみようとした理由は、観客のコメントが見たかったからです。どんな風に突っ込まれているのかな、と。

わたしは、昔からのユーザーでAdobeさんのことも好きなので、どうしても判官贔屓してしまいがちなので、辛辣な意見を聞きたいなと思いました。

イベントは、オープニングの基調講演からスタートしました。同時通訳がおこなわれつつ、米国Adobe本社の方が、現状とこれからの展望を話していました。

クラウドへの移行が順調で、クリエイターが作品を発表する場「behance」や素材を提供する「stock」など、クリエイターをバックアップする機能をこれからも追求していくというようなお話がありました。

ユーザーの声は厳しいものもありました。「今のやり方を捨てられず、新しいものを受け入れられない」というのが心情のようです。新しいバージョンになって、大きなバグを受けてきた人たちが、少し斜に構えてみているような感じを受けました。

また、苦労しなくても簡単にすますことができる「時短系」の機能に関しては、「すごい!」という意見と「プロはそんなのなくても大丈夫」という意見に分かれていましたね。

このあたりは、実際に使う人が増えていけば、落としどころが見えて、ワークフローが落ち着いてくるのだと思います。

【Adobe MAX 2016 - Creative Cloudが目指す世界:togetter】
http://togetter.com/li/1020686

イベントの主題とは離れるのですが、このイベントに先立ち「MAX CHALLENGE」という作品募集がありました。MAXのロゴをデザインし、behanceで公開した作品をイベント当日に展示するというものです。

【Adobe MAX Japan 「MAX CHALLENGE」】
https://blogs.adobe.com/creativestation/serialization/adobe-max-japan-max-challenge

面白そうだなと思い、わたしも一作品を作って、参加してみました。参加作品は、こちらです。

【余すところなく、食らう _ MAX CHALLENGE】
https://www.behance.net/gallery/41628047/-_-MAX-CHALLENGE-maxjp

240点を超えるプロのクリエイターの方々の作品があるなか、自分の作品が取り上げられることはないだろう……と思いきや。なんと、基調講演のスライドの中で登場していました。(一番左列の上から二番目)
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この作品、Adobe Stockの素材を三つ使ってPhotoshopで合成したものです。今度、自分が担当する無料セミナーで作り方を公開するために、新機能をふんだんに使って作りました。
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いやー。驚いたのなんの。今度の担当セミナーも盛り上がりそうです。ありがとうございます。

●イマドキAdobeのワークフロー

基調セッションに続いて、日本のAdobeの社員さんたち(仲尾毅さん、栃谷宗央さん、轟啓介さん)から、数珠つなぎでセッションされた「Creative Cloudワークフロー 手戻りの激減+制作効率の向上」が目をひきました。

ある商品のプロモーションを、紙とWebベースで行うという架空のプロジェクトを題材に、企画から公開までのフローを見せるというものです。

トップバッターは、クリエイティブディレクターから。iPadを持って、クライアントと打ち合わせをするシーンです。紙とペンの代わりに、iPadアプリの「Comp CC」を使って、デジタルデータでラフを作りながら打ち合わせを終えます。

そのまま持ち帰り、データを「Illustrator」へ転送します。素材やフォントなど基本的な部分の指示だしをして、次のデザイナーにバトンタッチします。

次は、デザイナーの仕事です。クラウド経由で受け取った「Illustrator」のデータやライブラリに入った素材を使って、印刷物やWeb用のグラフィックを仕上げます。

「Illustrator」主体にレイアウト作業を行い、写真の補正や合成は「Photoshop」を呼び出して作業します。

いま、現場では「Photoshop」を使ってレイアウトまですべてを行う人が多いと聞くので、この方法でデモしたのは意外でもあり、納得もしました。

ビットマップをメインに扱う「Photoshop」より、ベクターベースの「Illustrator」の方が作業が軽くなるはずですよね。「Fireworks」なき後(まだCS6はあるけど)、わたしもそのフローで進めています。

最後は、Webサイトの構築の話です。クリエイティブディレクターが、「Experience Design CC」を使って、画面遷移とサイトマップを決めながら、すごいスピードでデザインカンプ(画面がリンクしていて、ちゃんと動くのでプロトタイプですね)を作っていきます。

最後に、Webサイトをコーディングするフロントエンジニアにバトンタッチし、「Dreamweaver」を使って、サイトを完成させます。デモでは、今度新しくでる予定のがらっとリニューアルしたベータ版の「Dreamweaver」が用いられていました。

これをみてわたしは、「Adobeさんが目指してた、クラウド経由のワークフローが本域で使われ出したな……」と感じました。

特に、今度でてくる新生「Dreamweaver」が、どこまで使えるようになっているかが楽しみです。

……というわけで、今回はこの辺まで。

「最近のAdobeさん、気になっちゃったかも?」という関西にお住まいのあなた。ラストで紹介している担当講座のリンクには『今から始めて遅くない“Photoshop&Illustrator使いこなし”テクニック』という無料セミナーのお知らせなどもあります。ぜひ。

さて次回は、10月から始まる新アニメの話をする予定です。もしかしたら、ひさしぶりに川合さんとMKチャットになるかもしれません。ではでは、また!(^^)

【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
site: http://r360studio.com
mail: r360studio@gmail.com
Twitter: http://twitter.com/r360studio

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http://r360studio.com/seminar/