[4204] SSDの故障率100%の衝撃w

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《私に隠れた才能があったのか》

■ローマでMANGA[101]
 自分のアートの幅が広がった
 midori

■グラフィック薄氷大魔王[492]
 SSDの故障率100%の衝撃w
 吉井 宏





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■ローマでMANGA[101]
自分のアートの幅が広がった

midori
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161005140200.html
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ローマ在、マンガ学校で講師をしているMidoriです。私の周辺のマンガ事情を通して、特にmangaとの融合、イタリア人のmangaとの関わりなどを柱におしゃべりして行きます。

●「Romics」ローマのコミックス・フェアで学校のブースは……

9月29日から10月2日まで、第20回を数えるローマ最大のコミックスフェア「Romics」が開催され、いつものように学校のブースに「参加」した。
http://www.romics.it/

http://qq4q.biz/yM0B
(↑写真で左手下から二番目の黄色いテーブルがあるブースが学校のもの)

学校のスタンドを仕切るのは、イベント係のフランチェスカ。そして、学校卒業生で、フランチェスカと友人関係にある何人か。

学校とはまるで関係ないのだけれど、フランチェスカの取り巻きの一人の友人のパオロが入り浸り始め、一緒に映画を見に行ったり、食事会をしたりして仲間になって、ブース運営の手伝いをするようになった。

つまり、ボランティアで成り立っているわけだ。学校がこれらの元学生たちにコンタクトをとって依頼して報酬を出したり、しているわけではない。ちょっと違うのではないかと思うけれど、今までこのようにしてきたので、このままいくのだろう。

この元学生たちは、各種機材やパンフレットなどの紙物や、幕などの搬入を含めたブースの物理的な設置の他に、ブースにいて訪問客の求めに応じて様々なキャラクターを描く。

訪問客で自分で絵を描かない人はもちろん、独学でファンアートなど描いてる人も、目の前で白い紙の上にみるみるキャラクターが現れていく様を感嘆しつつ見守って、学校のブースはいつも人だかりが絶えない。

リクエストは手空きの誰か、あるいは自分が得意とするキャラを描いていく。次々とリクエストが溜まり、リクエストを書いた紙が一杯になる。

一時間後に取りにきてね、と言われた人が取りにきてもまだ手をつけてない事が多々あり、L字型のテーブルでは「ピカチュウとアイアンマン、誰か描いてる?」「バットマンがもうすぐ終わるから、僕が描く」といった会話が飛び交うのだ。

自費出版してる子(皆、息子や娘の年齢)は絶好の宣伝場所になる。自分の席の前に本を置いて、販売も兼ねるし学校はそれを承認している。学校卒業生が本を出しているということは学校の宣伝にもなる。

ボランティアで絵を描きに来る子達は、疲れを知らずに描きまくる。中にはパニーノのお昼も、コーヒーブレークも取らずに描き続けてしまう子もいる。喜んでくれる顔を見ると嬉しくて……だそうだ。結局のところ、描くのが好きで好きでたまらないという事なのだろう。
http://qq4q.biz/yM0A

●私もボランティアでアートの幅を広げる

私はここ数年、そのボランティアの仲間入りをしている。イベント係のフランチェスカは、フェアに来てくれる数少ない講師だ、と喜んでくれている。

以前はなんとなく、イタリアmanga界の今を知らなくちゃ、という義務感で四日間の開催日のうち、一日か二日、自分で入場料を払って来ていた。

何年前だったか忘れてしまったけど、七年ほど前かな? Romicsスタッフから学校を通して、mangaのワークショップか何かやってくれないかと依頼があり、いいよと引き受けた。

ワークショップは一日(一時間)だけだったけど、「ゲスト」となり、毎日ゲスト券で入場させてくれた。それ以来、私のmanga講義は恒例になって、毎回、ほぼ毎日行くようになった。

学校の講師といえど、年にただの四か月、週に二時間のセミナーしか受け持っていない私は、学校内にもあまり人脈というか、親しく話し込むような知りあいを作れずにいた。

他の講師がセミナーから正式コースの地位獲得していくのを見ると、学校に繁く出入りし、他の講師とおしゃべりし、校長や教務課長とおしゃべりし、そういうつもりがあるのかないのかわからないけれど、自分を売り込んでいる(営業している)のだとわかった。先に出てきたパオロもその一人だ。

なかなか正式コースが発足しないのだが、他の講師達と親しく話すようになり、結果、以前に取り上げた通り、ストーリー担当と作画家と組んで新しい企画を立ち上げて、出版社を見つけるという結果を見るに至った。まだ制作中だからバンザイを叫ぶには早いけれどね。

そして、若い作画家達の中に混じって訪問客に絵を描くことも始めた。
http://qq4q.biz/yM0F
(↑パオロとならんで絵を描く私)

「お客さんにあげる絵」は、元々は作画家達が仕事で描いているキャラクターを描いていたのだ。

どういうことかというと、欧米のmangaは一つのストーリーをチームで作成する。ストーリーを書く人、作画する人、ペン入れする人、そこに彩色する人というぐあいに。

学校卒業生は作画家、カラーリストとして職を得る場合が多く、例えば、アメコミで仕事をしてる人は、もう何も見ずにバットマンやアイアンマンが描けるというわけだ。あるいはイタリアの大手が出版する長年続いているシリーズ物(Dylan Dog, Martin Mystre)のキャラなど。

mangaしか知らない訪問客が増えるにつけ、リクエストにmangaのキャラが増えていき、そのあたりから、学校がお願いしてきてもらって「バットマンの作画家、ナンタラカンタラがライブで絵を描きます」というイベントではなく、若手が自分も好きなmangaのキャラを描くようになっていった。

ネットやスマホの普及もこの現象に一役買っている。ポケモンの中のあるモンスターを依頼されても、見ないと詳細がわからない。そこで、スマホで検索して見本を見ながら描いて、ご希望に沿える。

私は、アメコミのキャラも自分のキャラもなかったので、お客さんの似顔絵を描いた。manga風似顔ということで、たとえ似てなくても許される。

ところが、私に隠れた才能があったのか、なんとなく似てしまうんですね。髪型と眉毛の形で特長が出てしまうのだとわかった。これまではミリペン。昨年から筆ペンを使っている。昨年から墨絵風に惹かれているので。
https://www.instagram.com/midoriyamane/

今年の春の回で、「ピノッキオは嘘つきではない」と題された展示会があり、そこに何か描いて、と言われた。その時なにかインスピレーションみたいなものが閃いて、禅っぽく筆でかすれた部分をもった円を顔にして、ゆったりしたピノッキオを描こう、と思った。

それが(内輪で)好評で、すごく気に入って家に飾りたいんだけど…という教務課長に喜んで差し上げた。求められるのは嬉しいね。そうしたら、イベント係のフランチェスカも、本当は欲しかったけど遠慮してた、と知ってもう一枚描いた。

それを見たパオロが何気なく、僕はピーターパンがいいなと言うので、禅の丸を顔にという基本を守ったまま描いたら、これも喜んでくれた。

調子に乗って、今回のRomics開催中、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」のジャックと「千と千尋の神隠し」のカオナシとバットマンを描いたら、瞬く間に内輪で取り合いとなり、「トトロを描いて」という注文もきた。

他に、「雷神」「風神」「鬼」も依頼された。望まれるのは嬉しい。つまり、この描き方で、世界の昔物語のキャラ、アメコミキャラ、アニメキャラと、題材がたくさんあることがわかった。自分のアートの幅を広げさせてもらった。
https://www.instagram.com/explore/tags/tondocharactor/

●Romicsのこれから

私のRomics訪問が学校内の人脈作りに傾いているので、フェアを歩き回らずにいた。三つあるパビリオンは広くて疲れるし。本当にこうしたフェアに参加するのはエネルギーがいる。

それでも、回を重ねるごとにコミックスフェアと銘打つのが相応しくなくなっていっているなと感じた。キャラクター・フェアが相応しいだろうな。

キャラクターグッズを売るブースが増え、書店ブースで人だかりがあるのはmangaを売る書店。コスプレイヤーが多く来場し、彼らはブースには興味がない。練り歩いてカメラにポーズをとるのが目的だ。

いっそのこと、そうしてしまえばいいのに、と思うくらいmangaとその制作や企画、出版といったことから遠くなっている。

(Romicsの公式写真アルバムサイトではまずコスプレが出てくるし…)
https://www.flickr.com/photos/145437075@N03

(同サイトのアルバムで「ブース」を選んでまず出てくるのがコスプレ、ガジ
ェット関係だし)
https://www.flickr.com/photos/145437075@N03/albums/72157674660562415

Romicsが終わると、今月末から開かれるルッカのコミックスフェアに向けての準備が始まる。忙しい秋なのであった。


【Midori/マンガ家/MANGA構築法講師】midorigo@mac.com

本文に出てきたパオロと親しく付き合っている。パオロは用もないのに、私のセミナーがある時に学校に遊びに来たりする。パオロのmangaを出版した小さな出版社が、ルッカコミックスに出すものを増やしたいと言ってる、と紹介してくれた。

MangaBox 縦スクロールマンガ「私の小さな家」
https://www-indies.mangabox.me/episode/58232/

↑このmangaを出してくれることになった。還暦過ぎて二回目の出版、イタリアでは初めてのデビューを果たすことになり、大いに喜んでいるところであります。

これまでに描いたのは16編。一冊にするには少ないので、2編追加し、各エピソードに2ページ分の解説を付けて、私の紹介やなぜこの話を書いてるかなどのエッセイを追加して100ページを超えるようにする。これを数日中に仕上げる。忙しい秋なのでありました。

主に料理の写真を載せたブログを書いてます。
http://midoroma.blog87.fc2.com/


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■グラフィック薄氷大魔王[492]
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吉井 宏
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●SSDがおかしい?

1TBのポータブルSSD。MacBook ProのUSBポートの数が足りなくて、ディスプレイのUSBに繋いだところ、電力が足りないらしい。認識されるものの、フォルダの中身が空だったりコピーできなかったり。電源付きのUSBハブでも似たような感じ。

Thunderbolt→USB変換のアダプタを買って繋いでみた。こちらではちゃんと使える。ポートの数もとりあえず確保できるものの、直付けの短いThunderboltケーブルの角度に難あり。

そのまま接続すると平らなアダプターが直立状態。寝かせて置くと90度無理にひねった形になる。差しっぱなしで使うには不向き。なぜ90度回して取り付けなかったのか不思議な設計。

●Thunderboltドック

どうせだったら、以前から買おうか迷ってた据え置き型Thunderboltドックがいいなと。Thunderbolt一本繋げば、四つの電源付きUSBポートが使えるものを購入。

試してみると、やはりSSDを認識はするものの、上記のような症状で満足に使える状態にならない。他のポータブルHDDいくつか繋げても問題ないのに。

ポータブルSSDのケースやケーブルが問題なのかと、いくつも繋ぎ替えてみたけど、同じ。で、そうこうやってるうちに、もともと使えてたはずのMacBook Pro直差しでも認識しなくなった〜〜!

最後の手段、「裸族のお立ち台」でやってみたところ、ぜんぜん普通に認識する。なんだよ〜、わけわからん。SSDの電気関係が故障しかかってるのかもしれない。とりあえず、このままSSDをバックアップする。

SSDが悪いのかケースが悪いのかわからんけど、データ用はHDDメインに戻すかなあ。SSDは前触れなしに故障するのが怖い。

●バタバタと複製

裸族のお立ち台のSSDから、ポータブルHDDにSilverKeeperで差分バックアップ完了。で、もう一つのHDDにCarbon Copy Clonerでバックアップしようとしたら、始める前に「エラーがある」との警告。再起動するとエラー警告は初期化されるとのことで再起動、あらためてバックアップを始めたら、途中で、

「このファイルまたはフォルダはハードディスクメディアの悪い部分に位置しているので、回復不可能です。この項目をゴミ箱に入れてから、周知の良好なバックアップから復元してください。」って警告が。

悪い部分! やはり壊れかけてる部分があるっぽい。このSSDは使うのやめよう。新しくポータブルHDDを買ってきて複製する復活方法が安全っぽい。

で、エラーが出たファイル二つを確認すると、両方とも先日iTunesでリッピングしたCDのデータだった。リッピングしなおしてもう一度Carbon Copy Clonerバックアップしたら、エラーは出ずに無事終了した。中身のデータ自体は正常に戻ったらしい。

困ったなw 故障なのか異常なしなのかデータの不具合なのか?

いや、どっちにしてもポータブルHDDを普段使い用にするべく、データの引っ越しする。

で、あらためてケースに入れたSSDをMBPに直差ししてみたら、ええ〜〜! 普通に認識されるじゃ〜ん! 何なんだよ〜。

でも、最初に問題が起きたディスプレイのUSBポートでは認識されず。で、それをまたMBPに直差しすると、認識にしばらく時間がかかる。ひょっとして、直前に差したUSBの具合が記憶されるとか??

●過剰バックアップ

半日かかって、問題のデータ用SSDから新ポータブルHDDに複製終了してひと安心。バックアップと複製は他にもいくつかあって……、

・元の問題SSDとバックアップのHDD
・今回SSDから複製したポータブルHDDが新旧二台
・二系統目として用意してる手動コピーのHHDとそのバックアップHDD
・一世代前の手動コピー用HDDとそのバックアップ
・現役Time Machineと旧Time Machine。

……ほぼ同じ中身が入ったストレージが10台あるw 完璧スギルw

バカやってないでクラウドストレージにアップを急がないと。

●故障率100%!

今年3月に書いた「SSDが壊れた!」は、今回の問題のSSDと同時に2台買った1TBの片方だった。
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20160309140100.html

2014年には別のメーカーの480GBのSSDが認識しなくなって交換してもらった。
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150520140100.html

つまり……僕が購入した三個のSSDは故障率100%!

三つともあやしい製品ではなく、一流メーカー品。MacBook ProやSurface Proなど内蔵SSDのパソコンは歴代八台くらい使ってるけど、今のところ故障したことない。

ポータブルゆえに、抜き差しの回数が多いのが原因なのかも。スリープにしててもポータブルのLEDが点滅してるの見ると、スリープ解除してまで取り外ししないと気が済まない性格w

今まで購入したHDDの内蔵外付け合わせて三十台以上のうち、例の「カッコーン、カッコーン」音がしたり老朽化も含め、はっきり壊れたのは四〜五台くらい。ってこと考えると、HDDのほうがぜんぜん安全と言えそう?

●三年保証の罠

ところで、SSDは三年保証なので、あと一年は交換も可能。ただ、ちょっといじればデータが読める状態に復帰するかもしれないので、データ流出のおそれもある(メーカー的にはあり得ないと言うだろうけど)。ドリルで穴をあけたり、叩き壊した状態で交換してくれればいいのになあ。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

例の「迷ったあげく再導入したある機材」。

あと数日でAmazonの返品可能期間が終わる。返品しなかったら、仕事の道具として用途を見つけることに成功したか、覚悟を決めたということになる。落ち着いたらソレについて何か書きます。

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii


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編集後記(10/05)

●新郷由起「老人達たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春……他人事ではない長寿社会のリアル」を読む(宝島社、2015)。最近こういった高齢者関係の本をよく読むが、長寿はマイナスの面が多いとつくづく思わされる。半グレ化する不良老人が急増している。老齢者による殺人、暴行、性犯罪などもはや珍しくなくなった。従来の老人像にはあてはまらない「ネオ老人」とも呼ぶべき彼らの言動の裏にあるものは何か。そのエネルギーの源泉はなにか。未曾有の高齢化社会で噴出する諸現象を、筆者(女性)は体当たりで取材する。シニアストーカーの凄まじい思い込みと執念に翻弄される恐怖の実体験も。

6章にわたる「ネオ老人」たちの実態は、万引き、ストーカー、暴行・DV、売春、ホームレス、孤立死である。ストーカー加害者の約9割は男性。女性にとってはまさに生命の危機で、勘違いさせる曖昧な態度や優しい言動は文字通り命取りになる。彼らが決まって口にするのは「やり残したことがあった。それは恋愛だ」だという。おぞましい実態。老人は「性のない存在」という認識をあらためなければならない。高齢者の暴行検挙は20年間で45倍になったという。売春、長寿時代に「女の業」はさらに深まる。「いつ発見されるかが大問題」なのが孤立死で、時間が経つにつれて凄まじいことになる。これは避けたい。

残りの人生を誰もが生き甲斐を持ち、胸を張って送れるのなら問題はない。取材を通じて浮き彫りになったのは、もてあます時間とエネルギーをどう使ってよいか分からず、老いに焦りながら迷走を続ける、不器用な高齢者の姿だったという。迫り来る死を意識し、残された時間は限られているはずだが、毎日の時間は有り余っている。現状が幸せとは思えない。満たされていない。だが打開する術が分からない。達成感や充足感とは無縁の、砂を噛むような時間が延々と続くとしたらまさに「生き地獄」だ。「こんな長生きするはずはなかった」という戸惑い。「枯れるだけ」で日を費やすには余生はあまりにも長い。

あとがきの提言が正しい。「少子化で労働力の低下が叫ばれる今日、『枯れない』高齢者を一日も早く、社会の中で有効活用しない限り、超老人大国となるこの国はいずれ潰れてしまうと感じている。『時間があり過ぎて困る』とボヤく高齢者があきれるほど多いのだ。彼らの余暇とエネルギーを無駄遣いさせていることこそ、この国の大きな損失だろう」。彼らの持つ虚ろな時間を、活力を、能力を、空費させることなく、社会の何かへ生かすシステム作りが急務ではないのか。これから高齢者になる人に向けた対策だ。いま現在の高齢者には無駄な過剰な医療は停止し、自然に任せるべきだとわたしは思う。 (柴田)

新郷由起「老人達たちの裏社会」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800236487/dgcrcom-22/


●特定のUSBポートだけ認識しなかったモバイルHDDがあった。うちも内蔵SSDは元気。起動の速さに慣れてしまってHDDに戻れそうにない……。

時間があったらアレもコレもソレもしたい。しかし老人になってからだと体力がないかもしれない。目や耳が悪くなっていて楽しめないかもしれない。と書きかけて伯母を思い出した。耳が悪いのに太極拳を始めた。他の趣味もあって、毎日忙しそうだ。

保険相談の続きを書くのを忘れていた。が、何を書くつもりだったか覚えていない(汗)。あ、そだ三大疾病と先進医療だ。

窓口の彼は、七大(八大)まではいらないでしょうと言った。そうなのかと三大から選ぶことになった。三大はがん、脳卒中、急性心筋梗塞で、七大になるとそれに生活習慣病である高血圧性疾患、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変が追加。八大には慢性膵炎。

対象である家人が酒タバコをやらず、ほぼ毎日運動をしているからだと、今書きながら思った。七大にする必要がないと思われただけで、七大という保険そのものを否定したわけではなさそう。

「三大疾病」といってもカバーできる範囲が保険会社によって違うことは書いた。給付金のことと。あとは先進医療、それに係る費用などで保険会社は個性を出している。

入院や手術はもちろん、集中治療室に入ったら一回いくら、放射線治療を受けたら一回いくら、なんてものある。三大疾病なら入院日数無制限とか。 (hammer.mule)