[4207] 「CEATEC JAPAN 2016」に出展して

投稿:  著者:  読了時間:18分(本文:約8,800文字)


《人と共有しなければ私は残らない》

■装飾山イバラ道[186]
 リオ五輪メダリストパレードと銀座散歩
 武田瑛夢

■crossroads[30]
 「CEATEC JAPAN 2016」に出展して
 若林健一

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■装飾山イバラ道[186]
リオ五輪メダリストパレードと銀座散歩

武田瑛夢
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161011140200.html
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リオ・オリンピック、パラリンピックの選手たちの、メダリストパレードに行ってきた。ロンドンのメダリストパレード時も銀座に行ったので、記事にしていたつもりだったけれど、見返してみたら文末のコメントに少しのせていただけだった。今回は写真と共に一日の流れをたどってみたい。

●パレードを見に銀座へ

パレードに行く目的は人それぞれだ。頑張った選手たちのそばに自分が行って、直接手を振って声をかけて、感謝を伝えることができる。これが私には最大の目的だけれど、高まるムードを感じられて楽しい、好きな選手に会えて喜んでいる人々が微笑ましいとか、そんな良さもある。

今回は前回のロンドンのパレードの時よりも距離が長くなり、パラリンピックの選手たちも加わって規模が大きくなるという。出発時間や場所など迷ったけれど、前に行った銀座の百貨店の沿道にしようということになった。

喫茶店などのテラス席も良さそうだけれど、沿道には沿道の良さがある。選手と近いし、一体感を感じられるのだ。

ロンドンの時のパレードとほぼ同じ位置に場所を見つけて、前日に買った携帯椅子を置いて朝から座った。トイレのためにも百貨店のそばにした。

今回は距離が倍以上になったせいか、思ったほど列の重なりがない。四丁目の交差点付近は混雑がすごそうだけれど、一丁目の方へ行くに従って混雑は少なくなっていたと思う。一度座ってしまうと、自分付近の状況しか分からないものだ。

・快晴の空とヘリコプター
http://eimu.com/dgcol/rpa00.jpg

何よりお天気が良いのがよかった。気温よりもビル付近のせいか、風がけっこう吹いて、午前中は肌寒い感じだ。

空にはヘリコプターがたくさん来ていて、真上でホバリングするので音がすごい。一時は四〜五機は上空に飛んでいたと思う。写真に撮ってみたけれど、小さすぎて見えづらい。

いよいよパレードが私たちのところへやってきた。先頭は白バイ隊の女性。赤と白でまとめた制服で悠然と走ってきてカッコイイ。しかも、すごくゆっくりなのにフラつくことなく進んでいた。

・白バイ隊
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警察車両の後に、パラリンピックの車いすラグビー混合の選手達。車両の高さも考えられていて、とても近くに感じられた。皆とても良い笑顔で声援に応えていた。

・パラリンピックの車いすラグビー混合の選手達
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続いてオリンピックの選手達の二階建てバスが近づいてくる。周囲の皆さんが、選手が誰なのか気づいて呼び始めるので、それをヒントに誰が来たかを知るという感じだった。体操の白井選手や柔道の海老沼選手が見えた。

iPhoneの写真は興奮と焦りで手ぶれやズレが多発。自分の目で見るのが一番だけれど、何とか撮りたい。しかし写真はほぼ失敗。そんな中での奇跡のショットが男子4×100mリレーの桐生選手と飯塚選手。暗くて見えづらいけれど構図はいい感じに撮れたかな。

・リレーの桐生選手と飯塚選手
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・卓球の石川選手と丹羽選手
http://eimu.com/dgcol/rpa04.jpg

ロンドンのパレード時は福原選手を見ることができたけれど、今回は石川選手を確認できた。可愛い。撮影の時、向こうを向いてしまったのは吉村選手だと思われる。

ブランド宝飾店の店員さんも窓際に出てきて見ているし、それぞれの場所から働く人たちも手を止めてパレードに注目していた。

ワー、キャー、おめでとう! の嵐の中、あっという間にパレードは通り過ぎて行った。長いこと待っていたのに、本番は一瞬に感じられる。それでも素晴らしい時だったのは間違いない。

人々の撤収も早くて、皆散り散りに帰る人あり、お昼ご飯の場所探しをする人ありだ。銀座の通りを歩いていると人だかりができて、みな携帯電話を高く持ち上げて撮影していた。「誰? 選手?」とその目線の先を探すと、柱の上に猫がいた。

・松屋通りの猫
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なんだか、集まってくる人間なんてどうでもいいという表情で、じっとしている猫。別アングルで撮ったら猫の向こうに和光の時計がちょうど写り込んだ。11:42。お腹も空くわけだ。

謎の人だかり発生のせいか、警察官がやってきて「皆さーん、猫ちゃんの写真はひとり一枚でお願いしまーす!」と促し始めた。私たちも移動する。

猫の写真を撮って思ったけれど、交差点の十字路は日光がうまく当たれば良い写真が撮れる。百貨店のビルの陰になってしまう中央通りよりも、光が入る交差点の方が選手たちはきれいに見えるのかもしれない。

次はこのへんのことも考えて場所取りをしよう。猫ちゃんありがとう。

・天龍の餃子
http://eimu.com/dgcol/rpa07.jpg

お昼ご飯は天龍で餃子。ビル工事による移転で近くの4階の店舗へ。この店舗に来たのは二回目だ。エレベーターを降りると行列はあったけれど、今日は待ち慣れてしまったので大した問題ではない。

お昼なのでさほど待たなかったし、席についてから餃子が出てくるまでが相変わらずすごく早い。美味しい餃子と青々したザーサイで疲れを癒す。

銀座散歩の後は銀座熊本館に行った。店の中はくまモンだらけで可愛い。二階のカフェでは、リキュールマロンというケーキとアイスコーヒーで休む。夫はデコポンジュースだ。

緑の銀紙に包まれたリキュールマロンは、熊本のSWiSSと言うお店の看板商品。リキュールがたっぷり染み込んだケーキに、渋皮栗のバタークリームがサンドされたお菓子だ。酔っ払うくらいお酒っぽくて、ものすごーく好み。一階で買って帰った。

・銀座熊本館でリキュールマロン
http://eimu.com/dgcol/rpa08.jpg

●日常を共有する意味

以上が、この日私が見た景色だ。今年はiMacを買って作業環境は充実したけれど、新しいMacに気持ちが移ったせいか、古いノートのMacのHDがある日突然飛んでしまった。そういえば、夏にPCが壊れることは前もあった。

大きな画像類のバックアップを取る習慣はあったので、直接的な問題はなかったけれど、日記的に書き留めたテキスト類がなくなってしまった。私にとってはこれが思いの外ショックで、初めて成功率の高いPCの復旧会社に依頼したけれど復旧はできなかった。

しかし、デジクリには数百の私のテキストがあるし、人に送ったメール類は残った。そこで実感したのは「人と共有しなければ私は残らない」ということ。今後は私を残す場所をもっと増やそうと思っている。

いよいよ四年後はオリンピック、パラリンピックが東京で開催される。メダリストパレードだけでなく、いろいろな試合やイベントが見られるはずだ。大勢の人が集まるのは大変だけれど、一人一人が集まって喜んでくれる人もいる。

今日はこの場に配置された警察官も、何か楽しそうな雰囲気を出している人もいたりで余裕が感じられた。

しかし、開催国としては来る人の規模が変わるのだから、人々の動きの制御は大変な仕事になるだろう。それぞれのポジションで知恵を持ち寄って頑張ろう。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

銀座はポケモンGOのポケストップがやたら多いことで知られている。そしてパレードのこの日、中央通り沿いにルアーモジュールが使われて、通りがずっと先までピンクの花吹雪に。

この通りはずっとポケモンが出現しやすくなっている状態だ。待ち時間にポケモンGOをやる人が多いとは思っていたけれど、なかなか面白い光景。あまり変わったポケモンは来なかったけれど、私は相棒のイーブイの仲間を、さらに集められたので良かった。そろそろ進化かな。

・銀座のパレードでのポケモンGOルアーモジュール
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■crossroads[30]
「CEATEC JAPAN 2016」に出展して

若林健一
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161011140100.html
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こんにちは、若林です。10月4日から7日まで、千葉の幕張メッセで開催されていた「CEATEC JAPAN 2016」に出展してきました。

●CEATECとは

CEATECとは、もともと家電系展示会の「エレクトロニクスショー」と、コンピュータ・通信系の展示会だった「データショウ(後のCOM JAPAN)」を統合し、2000年に始まった日本最大の電機・通信関連の展示会です。

海外でいうと、アメリカの「CES」とかドイツの「IFA」に相当しますが、規模は「CES」や「IFA」の方が大きいでしょうね。

CEATEC JAPAN 2016
http://www.ceatec.com/ja/

家電関連の展示があることと、位置づけがアメリカの「CES」に近いので、「CEATEC」の「CE」は「Consumer Electronics」の略だと思っていましたが、「CEATEC」は「Combined Exhibition of Advanced Technologies」の略だったのです。

●ブロックでつなぎ合わせる電子工作キットを出展

今回は、株式会社アーテックとして、プログラミング学習教材をメインに出展しました。Arduino互換マイコンボード「Studuino」と、電子部品をアーテックブロックというオリジナルのブロックでつなぎ合わせられる、電子工作キットです。

従来の電子工作キットは、半田付け部分がむき出しのマイコンボードに、電子部品を繋げるだけのものでした。

しかし、アーテックの製品ではマイコンボードや電子部品に、ブロックと同じ形状の外装を施してあり、ブロックを直接つなげられるようにすることで、筐体をブロックで作れるようになっています。

つまり、従来ならプラスティックや木などで、頑張って作らなければならなかった筐体部分を、ブロックの組み合わせだけで作れるようになっているのです。

ブロックなので作り直しが簡単、電子部品の配置を変えたい時もブロックを挿し直すだけでよいというのが特長です。

アーテックは元々学習教材のメーカーで、主な取り扱い商品は粘土や美術・図工用品のような、コンピュータとは無関係な商品です。

そんなアーテックがCEATECに出展したのは、アーテック唯一のIT関連製品である「Studuino」をより多くの「メイカーズ(ものづくりが好きな人たち)」にも知ってもらおうと考えたためです。

他のブースでは、人間と対話するコミュニケーションロボット、自動運転搭載の最新電気自動車、最先端のウェアラブルデバイスなど、技術の粋(すい)を集めた製品ばかりの中で、プラスティック製のブロックで出来たロボットを展示するブースは、かなり異彩を放っていたと思います。

●一般消費者にも知ってもらうのが目的

私自身も、ITの最先端の展示が多い展示会の中で、アーテックブースに関心を持ってくれる方がどれぐらいいるだろうかと思っていたのですが、異質さが功を奏したのか、想像した以上に多くの方がブースを訪れてくれました。

そして、ブースを訪れてくれた方からは、このような反響をもらえました。

「最近の子供はこういうもので勉強できるようになったのか、自分たちの時代とは違うな」

「自分の子どもにやらせたい」

「プログラミング教室を始めたいと思っていたが、自分がイメージした通りの教材を見つけた」

一方で「これって、商品化されてるんですか?」といった反応も多く、認知が低いということもよくわかりました。

どちらかというとパソコン教室などの教育事業者向けですし、一般消費者向けの広告はあまりやっていないので、仕方ないところではあります。

そういった方に知ってもらうのが、今回の出展の目的ですので、その反応もまた出展に意義があったことを示すものだと、これもポジティブに受け止めています。

●自社内部への意義ある効果

展示会ですから外部への発信ができたことは成果として当然ですが、もうひとつ、自社内への効果もありました。

今回、私と一緒にブースに立ったのは法人担当営業のメンバー。営業職のほとんどがルート営業である中で、唯一、新規顧客を開拓することがメインのメンバー。しかも、全員二十代という若さです。

彼らがこれまで出展してきた展示会は、具体的な商談をするものであったのに対して、CEATECはエンジニアや企画担当者などの来場者が多く、そのほとんどが情報収集目当てなので、具体的な商談になりそうな話はほとんどありません。

そんなことから「どう対応していいかわからない」「具体的な商談につながらないので不安だ」という声も出ていましたが、なんとか四日間の三日目にはペースをつかみ、来場者への対応に余裕が生まれ始めました。

関心をもってくれた方の多くは、エンジニアのみなさん。おそらく、これまでほとんど接点がなかった方ばかりだったと思います。

ところが、その多くはポジティブな反応を示してくれましたし、自分たちの知らないところに多くの関心をもってくれる方がいることを、若い営業職に気づいて貰えたのなら、それも今回の出展の意義であったなと感じています。

今回の出展でとても印象的だったことのひとつに、営業メンバー(女性)の「CEATECって最先端の展示会なに、うちのブロックが動くのをみて驚くのはなぜなんですか? 全然最先端でもないのに」という言葉。むろ自分にはその観点がなかったので、新鮮に感じました。

アーテックの製品は学習教材向けで、低コストで作られていますし、最先端の技術が採用されたものではないとは確かです。

しかし、その根底にあるものは同じ。そういった部分を理解している方々には、「おもちゃみたいなブロックのくせにすごいな」と思ってもらえて、「ものづくりを学ぶことができるもの」というポジションを認めてもらえたのではないかと思います。

今回展示した製品は、私自身が開発に関わったものではありませんが、そういった反応をもらえたことは、自分が開発に関わったものと同様に嬉しかったし、自分が開発したかのように紹介することができたことも、自分にとっては成果のひとつです。

ものづくりに関わる人間は、その製品に愛情を感じることが必須ですから。

●リアルでのコミュニケーションの重要性を再認識

私も四日間の出展中で、多くの方とコミュニケーションを取ることができました。エンジニアの方、通信事業者の方、出版社の方、メディアの方、そして一個人として関心を持ってくれた方。それぞれが異なる視点での関心に対して、自分なりの考え方を伝えることができました。

自分が考えていなかったこと、想定していなかったことを投げかけられた時に、それを自分なりに解釈して回答することで、これまで自分の中で抽象的であったことが、一気に具体化されていくのが感じられました。

ひとりであれこれ考えていても進まないことが、他の人の会話の中で解決していくということはよくあることですが、そういった現象がこの四日間で爆発的に起きた感じがします。

今回の出展で、自社製品に対する想いとか、子ども向けプログラミング教育に対する考え方などが、より明確になってきたのが自分自身にとっての成果です。この想いが新鮮なうちに、具体的なアクションを起こしていきたいと思います。やはり、リアルでのコミュニケーションは重要ですね。


【若林健一 / kwaka1208】
http://kwaka1208.net/aboutme/

CoderDojo奈良・生駒の開催予定
http://coderdojo-nara-ikoma.github.io/
奈良:10月16日(日)午後
生駒:現在調整中


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編集後記(10/11)

●「さいたまトリエンナーレ」の目玉のひとつ「さいたまビジネスマン」に再び行ってみた。気になる四つの疑問があったからだ。まず、彼のスーツにはハエとクモがたくさん配置されているが、その意味は? 当日のガイド氏に聞くと、この像は釈迦涅槃像のイメージをもっていて、なにごとにもこだわらない、超越した心境にあるから、だという。また、夜間は決められた時間に警備員が巡回している、この像をどうやって固定したかなど設置の方法は知らない、とのこと。この像に登ったり、さわったりしてはだめですよね? はい、だめです。パンフレットでは子供が登って遊んでいますよ? いや、だめです。

いままで、パンフレットをかざして「登っていいのでしょ?」と言う人はいないということだ。まあ、それが常識でしょう。じっくりパンフレット表紙を観察すると、ほかにも変なところが二か所もあった。展示物のそばでボール蹴りとか、通路(確かにさいたま市内のどこかにある全天候型の施設)で犬をフリーで歩かせているとか、マズいんじゃないですか。このイラスト。確かに楽しいイメージがあるイラストだが、アートの鑑賞法としては絶対にありえない。このパンフレットの制作関係者は、なぜこのイラストを採用したのか。楽しくアートを鑑賞しようという気持ちはわかる。でも、これはマズいのではないか。

公式キャラは「さいたマムアン」ちゃんだが、これはタイの漫画家、ウィスット・ポンニミットの描く「マムアンちゃん」を起用しているだけで、「さいたまトリエンナーレ」オリジナル・キャラではない。語呂合わせかい。つくづくイージーで、初のトリエンナーレを開くさいたま市の気合いの入っていなさが分かる。この三つ折り一枚パンフレットの制作費であるが、パンフレットの終面下にわざわざ「このチラシは1部あたり15円です(デザイン費用を含めて)」とある。それで10万部。安いというか、高いというか。いささか問題のあるビジュアルで。さいたまトリエンナーレ実行委員会事務局に聞いてみた。

って、電話するわけではなく(何年も前からリアル電話が苦手になったので)、メールで穏やかに(笑)。わたしの指摘に対して事務局はどうお考えですか。ぜひお聞かせください、って。それから一週間、なんのお返事もない。差出人が「10年前までさいたま市民・柴田忠男」じゃ、返事する必要はないのか。わたしはいちゃもんをつけているのではない。編集、広報の実務担当者であった者からの謙虚な問い合わせだ。現役の市民だったら返事くるかな。当初予定していたトリエンナーレ予算8億円に1億円も上乗せできるのに、熊本への義援金が50万円というトホホな市政である。戸田市へ転居してよかったよ。 (柴田)

さいたまトリエンナーレ2016 パンフレット表紙(部分)
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2016/10/11/images/001.jpg


●保険相談の続き。銀座のパレードやCEATECはテレビで見ただけだなぁ。

先進医療特約をつけたから安心と一概には言えない。基本的に保険会社が認める先進医療は厚生労働省が認めたもののみ。

そして先進医療と言われるだけあって、どこでも受けられるわけではない。粒子線の話だと、都道府県ごとに施設が設置されているわけでもなくて、いま現在、全国で14箇所(重粒子線5箇所、陽子線10箇所)。

治療だけだから入院はできない(たぶん)。往復の交通費や、居住地によっては宿泊施設が必要な場合もあるだろう。朝からの治療だが始発でも間に合わないというような場合や、移動に時間がかかりすぎて身体の負担が大きい場合など理由は様々。

どうせ先進医療特約がついたものを選ぶなら、交通費や宿泊費などをカバーできるものを選んだ方がいいに決まっている。どこまで手厚くするか、迷うところだ。 (hammer.mule)

支払対象外となる先進医療もございますのでご注意ください
http://senshin-search.net/

日本の粒子線治療施設の紹介
http://www.antm.or.jp/05_treatment/04.html