なんか、急に寒くなったり、と思ったら急に暑くなったり……。僕の周りの方も、風邪を引いたり体調を壊したりする方が増えています。
僕は…何故か大丈夫。お昼間に眠くなったりはしますけどね。そろそろ体が冬眠の準備に入っているのか!!
とか言ってる場合ではなく、最近はちょっとバタバタしてきました。
以前から、僕が技術サポートして入っていた、大阪市内にある「シゴトバBASE」というコワーキングスペースで、「シゴトバLAB」というサービスを行っています。
3Dプリンターやレーザー彫刻機等を使って、色々なモノ作りのサポートをしているのが「シゴトバLAB」なんですが、今までは機械の技術的サポートであったり、使用方法を講習したりという、サポート業務を行ってきました。
ただ、今までは運営の方々が「モノ作り」に少し疎い方がやられていたため、なかなかうまく運営出来ていませんでした。
そこで、今後の色々な業務や支援を行うため、僕の方に運営一式をお任せ頂けることとなりました。
こういったラボの運営は、いかにスムーズに動かして行くかということが大事になってきます。どういったシステムで運営すれば、使う人にも、運営する側にもメリットがあるのか? ということですね。
基本的には、「モノ作り」を元とした「人作り」をテーマにしています。
導入している機材は、毎年新しいものが出て来ます。そういった先端の機材を入れていく必要も、当然出て来ますよね。
どういった運営を行って、ある程度の売上げを出し、それを機械に還元して、ユーザーの利益に繋げることも重要な目標にして行く必要があります。
まずは、色々と知って頂く、そして、使って頂くということを進めて行きます。運営に関しても、これから色々な人を巻き込んで行くことで、運営する側の経験を上げて行くことが出来ます。
運営するにあたって、当然のように「モノ作り」の知識、「機械の操作、メンテナンス」の知識と技術も必要になってきます。
そういった人を作って行くことで、もっと色々な広がりが出て来るものと思っ
ています。
運営側で働く人は、技術や運営、広報等の知識を得ることが出来、使う人も安心して使用出来る。当たり前のことなんですが、これが結構難しいんですよね。
学校施設等でも、こういった運営を教えるのも良いことだと思います。実際、筑波大学で立ち上げに協力させて頂いた「創房」というファブリケーション施設ですが、基本的には学生インストラクターがメインとなって運営してくれています。
これは、インストラクター自ら、次はどうしたらいいかを考え運営して行くことで、そういった生の現場の知識を得られるようになっていると思います。
実際、こういった施設では、運営する側の姿勢というか、持って行き方でかなり変わってきます。
例えば、百貨店等では、商品知識をしっかり持った方が売り場におられることが多いです。
お客さんが、こういった物を探している、こういった物を作りたいのだが、何を使用したらいいのか? という疑問や質問に対して、本当に知識を持った人が応答することって、凄く気持ちいいし、リピート率も高くなります。ホームセンターなんてのもしかりですね。
最近は、そういった店員さんが少なくなってきた気がします。何か質問したら、「少々お待ちください」。あちこち電話で確認したりして、「分かりません」とか言われることもしばしば。そういうお店には、やっぱり足が遠くなります。
「こういった物を作りたいんだけど、どうしたらいい?」という質問に、「それなら、これを使ってこうすれば、うまく行きます。こっちもいいのですが、少し安いこちらでも大丈夫ですよ」な〜んて言われると、また次に買う時はここにしよって思いますし。
そういった施設運営をして行きたいなぁ、、、なんて思っています。ということで、今度こういったコンテストをやることになりました。
●第1回「3D PRINT CONTEST」
データと企画書で競うコンテストです。カテゴリーは「フィギュア」「模型」「アクセサリー」「アイデア雑貨」「レーザー彫刻機」の5部門です。
応募期間は2016年10月14日〜12月16日
基本的にデータと説明書による応募で、その内容による審査となります。
データの完成度や、発想の面白さなどを基本に審査させて頂き、結果発表・授賞式は2017年1月15日(日)、会場はシゴトバBASE北堀江です。
最優秀賞に輝かれた方には、3Dプリンター、フラッシュフォージ Finder(ファインダー)をプレゼントさせて頂きます。
詳細は下記「シゴトバBASE」のイベント欄をご覧ください。
http://shigotoba-base.com/event/288/
FaceBookページ
https://www.facebook.com/shigotobalab/
さて、今後も色々と面白いイベントを立ち上げて行き、もっと楽しいモノ作りが出来るような方を増やして行きたいです。
【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
http://www.f-d-studio.jp