crossroads[32]モノとアイコンの歴史/若林健一

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こんにちは、若林です。今年の10月23日がiPodが発売15周年だったそうです。

初代iPodは私も持っていますが、発表された時は「どうしてAppleがミュージックプレーヤー?」と思いましたが、その後Appleのビジネスの柱のひとつになったことは、誰もが知っての通りですね。

そのiPodですが、初代から続いていた「ホイール操作」のモデルは、最後の「iPod classic」が2014年9月10日で販売終了になっており、「ホイール操作」モデルは13年を待たずに終了。

「iPod touch」「iPod nano」「iPod shuffle」が現行モデルとして販売されていますが、「iPod touch」と「iPod nano」の最後のメジャーチェンジが2012年、「iPod shuffle」が2010年と、最近はアップデートがありません。

Appleのサイトのメニューにも「iPod」の項目はなく、かつての面影はなくなってしまいました。

Apple公認のiPod用アクセサリにつけられる「Made for iPod」のアイコンは、ホイールタイプのiPodがモチーフになっていますが、現行モデルでこの形のものはもうないのです。

iPhone、iPad、および iPod のアクセサリについて
https://support.apple.com/ja-jp/HT201619





●フロッピーディスクの歴史

現役を退いてからも長く使われているアイコンといえば、「保存」のボタンで使われている「フロッピーディスク」。

さすがに、最近の若い人でフロッピーディスクを日常的につかっている人はまれでしょうから、単に「保存」のアイコンとして認識されているだけなのでしょうね。

歴史を紐解いてみると、8インチフロッピーディスクが開発されたのが1970年、3.5インチが1980年だそうです。

フロッピーディスク廃止の流れを作ったiMacの発売が1998年で、それ以降もWindowsのデスクトップPCを中心に、フロッピードライブは搭載されていたので、8インチから数えると30年以上、アイコンのモチーフになった3.5インチからでも20年以上の歴史があることになります。

それを思えば「ホイールiPod」の歴史のなんと短いことでしょう。

最近は、受話器にダイヤルのいわゆる「黒電話」のアイコンでさえも、意味が分からない世代もいるそうですし、この「ホイールiPod」がアイコンとしての意味を失う日もそう遠くはなさそう。

新しいモデルが出るたびに嬉々として買っていたiPodファンとしては、なんとも寂しい限りです。

●新しい歴史の始まり

そんな歴史の通過点があった直後の10月27日(日本時間では28日の早朝)、Appleが新しい製品の発表イベントを行います、イベントのタイトルは「hello again」。

古くからのMacファンならわかると思いますが、初代Macintosh発表時に画面に表示されていた言葉が「hello」。初代iMac発表時には「hello (again)」でしたから、今回のイベントのタイトル「hello again」は意味深長ですね。

初代と呼ぶに相応しいものを発表するという暗示でしょうから、嫌が応でも期待は高まります。

アイコンになるというのは、それが原型であることの証拠。

Mac、iPod、iPhoneと時代のアイコンを作ってきたAppleですから、新しい原型と呼ばれるものが発表されることに期待しましょう。


【若林健一 / kwaka1208】
http://kwaka1208.net/aboutme/

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