グラフィック薄氷大魔王[497]SpotifyとApple Music関連の小ネタ集/吉井 宏

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●Spotifyに登録してみた

ずいぶん前に招待メールを申し込んでたけど、たぶんスパムと思って捨てちゃったんだろうなと思ってたら、来た! 登録してみた。
https://www.spotify.com/jp

好きなアーティストのリストを作って、ちょっとだけ再生してみると、これは確かにヤバい。こりゃもう、iTunesを起動する頻度が減るのは確実。

無料版だとCMが時々入るけど、FMっぽくもあってBGMとしてはそれほど気にならない(今のところ)。有料版にするとCMがなくなったり、音楽をダウンロードできたりするらしい。

要するに、今までいくつか使ってたことがある音楽ストリーミングサービス、PandraとかGrooveSharkの、日本でも正式にサービスしてる合法的なものってことか。

再生にはアプリを使う。Webブラウザで再生するほうが手軽な気もするけど、ブラウザだと何かの拍子に別のサイトを開いて、そのまま忘れてしまうことが多いから、賢い選択。iTunesのライブラリをSpotifyで聴くこともできる。





●音楽データの所在から自由に

普段の使い勝手としては、CMが入る以外はiTunesやApple Musicとそんなに違わないかな。4000万曲ってもApple Musicの曲数が不足してるわけでもないし。有料なApple Musicが無料版のSpotifyよりダメだったら、相当がっかりするだろうけど。

ムードとか集中とか、音楽を機能で利用できるのもイイ。特に、Deep Focusっていう「超集中用」プレイリストはなかなかいいと思うけど、そういうムード用の音楽サービスは他にもあるけどね。

しかし、SpotifyもApple Musicも(プライム会員になったのに一度も使ってないAmazon聴き放題やYouTubeも)、これだけ多くの曲がいつでも聴けるってすごいな。iCloudミュージックライブラリから聴くのが普通になってるから、ライブラリを入れてある外付けHDDのデータを再生することも滅多になくなった。

やはり、今まで購入してきたCDやiTunesの曲を「所有してること」ってほぼ意味なくなっちゃった。iTunesライブラリに溜め込んだ260GBをHDDにそのまま保存し続けるのは無駄。

そういうサービスで聴けない曲のデータだけiTunesに残して、あとはDVDに焼いて片づけちゃってもいいかもしれない。

●Apple MusicとSpotify

Apple Musicサービスが始まって2か月で追加したアルバムはたった10枚だった。次第に自然に使うようになり、14か月たってライブラリに追加してあるのは約150枚ほど。

ガツガツと関連アルバムを次々登録するんじゃなく、なんとなく聴きながらちょっとずつ追加。映画音楽やインストルメンタルのアルバムばかり。気に入らなければ削除もしてるから、内容はそこそこ濃い。

そういえば、iTunesのライブラリの曲をプレイしてるとき、アルバムカバーの色に応じて背景の色が変わるの好きだったのに、アップデートでなくなってるのが残念。

一方、Spotify。アーチストで検索すると、出てくる曲やアルバムが多すぎて目移りする。その点はApple Musicのほうがまだ僕的に使いやすいかな。あと長時間聴いてるとCMが気になることもある。

使いやすさとか同じ程度ならどっちか迷うかもしれないけど、Apple Musicにはお金払ってるもんねえw 今まで作り込んだiTunesライブラリと一体だから離れにくい。

逆に今から初めて音楽ライブラリを作るんだったら、Spotifyのほうがいいかもしれない。とはいえ、どちらが長く存続するだろうといえばAppleのほうなんだろうけど。

●iTunesのインターネットラジオ

BGM用はiTunesのインターネットラジオがけっこう好きだったんだけど、しばらく前になくなっちゃった。どこかに隠れてないのかと思ったら、「メニューを編集」で追加できるじゃ〜ん。

これで久しぶりにDI(Digitally Imported)のテクノをBGMにできる! と思ったら、DIの全ステーションで何か英語のメッセージが流されて、音楽がかからない。盛んにサイトへ誘導されるようだけど、iTunesのネットラジオから撤退したらしい。残念。
http://www.di.fm

●Spotifyの時間制限

Spotifyに「お客様の無料ご利用時間が残り1時間を切りました」って出た! 知らんかった。30日毎に15時間しか無料で聴けないんだそう(ただし、スマホではシャッフルのみ時間無制限で聴けるそう)。
https://support.spotify.com/jp/#faq-7
http://bit.ly/2eKCjYJ

そりゃ〜ね〜。CMは入るものの完全無料で4000万曲聴き放題ってのは、いくらなんでも気前良すぎって思ってた。僕はApple Musicメインに戻ろう。

●iCloudミュージックライブラリの問題

以前書いた、大瀧詠一のジャケットが大川栄策に差し替わる問題。これは誰のライブラリでもそうなるらしいのだが……今、「DEBUT AGAIN」を聴いてたら、8曲目の「風立ちぬ」が演歌になってる。

大川栄策なのか?? 他のMacでもiCloudミュージックライブラリから聴くと
8曲目はその演歌。HDDの元ライブラリから聴くとちゃんと「風立ちぬ」。これ
はかなり困るw

ジャケットが替わるのは入ってる文字を自動判定しちゃうから、「大」って文字が入ったジャケットを適当に持ってきてしまうらしいけど。曲そのものが差し替わるのは何だろう?

Apple Musicを探したらすんなり見つかった。以前ジャケットが差し替わってた「大川栄策全曲集 二人の旅路」の3曲目「風港」という曲がそうだった。すぐわかったからいいものの、iCloudミュージックライブラリは無関係の曲に差し替わってることがある、ってことじゃんw

元ライブラリの「風立ちぬ」を別に保存した上でリストから削除。再び「風立ちぬ」をiTunesに追加。しばらく同期。で、正しく再生されるようになった。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

仕事中のBGMはジャマ。と思ってたんだけど、Apple Musicが始まってからはそうでもなくなったかも。集中力が多少奪われたとしても、同じムードで長時間続けられるのは利点。もちろん、考える仕事でBGMは無理だけど。

『ピコ太郎「PPAP」45秒の曲でギネスブック』で思い出した、10年前の記事。『「ダラダラ長いからCD売れない」丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る』。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news089.html

当時これ読んで、そうだそうだ! と思った。音楽も映画も長すぎるのは苦手だったから、数10秒〜1分くらいの短い音楽の規格(?)みたいのがあったら面白いのになと思ってた。

こりゃ流行るぞ! と思ったんだけど、ほとんど話題にならずに終わっちゃった(丸山氏のmf247はひろゆき氏が1000万で買ったとかなんとか)。

諫山研一さんたちが「ショートミュージック研究会」掲示板だったか、GarageBandで作った短い音楽をアップして遊んでた。僕もちょっと参加してたけど、あれは楽しかったな。短い音楽って作るのも聴くのも楽しい。「PPAP」をきっかけに流行るといいな。

ガーン! Cintiq 16インチも出ちゃった。USB1本やワイヤレスで接続って〜〜!
http://3dnchu.com/archives/wacom-cintiq-pro-13-16/

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii