[4241] 911以来の衝撃

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《Apple、本格的に整理を始めてるっぽい》

■ゆずみそ単語帳[06]
 911以来の衝撃
 TOMOZO

■グラフィック薄氷大魔王[499]
 「Thingsとテキストスケジュール」他、小ネタ集
 吉井 宏



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■ゆずみそ単語帳[06]
911以来の衝撃

TOMOZO
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161130140200.html
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「この数週間、わたしは無関心すぎた。トランプがまさか勝つとは思っていなかった。わたしは間違っていた。もっと関心を寄せなかったこと、もっと行動しなかったことが悔やまれる。今は残念としか言えないことが残念だ。でもこれからは、トランプと彼に投票した人びとに標的にされている人びとを守るために、わたしは全力で働く。これからはもう無関心ではいない」

選挙の翌日、シアトル在住の知人の白人女性(30代、弁護士)はフェイスブックにそう書き込んだ。

超がつくほどのリベラル都市であるシアトルでは、選挙当日までほとんどの人がヒラリーの勝利を確信していただけに、トランプの勝利にとてつもないショックを受けた。大学キャンパスでは、選挙結果について話し合いながら泣き出す女子学生も多かった。

まるで世界大戦の開戦かなにかが宣言されたかのような、一日にしてそれまで当然だと思っていた世界が変わってしまったような衝撃。まさに、911の同時多発テロ以来の衝撃だった。

トランプは就任早々に不法移民を一斉に排除すると公約しており、オバマ大統領が実施した、年少時に不法移民として米国に来た学生に一時的な法的権利を与える大統領令も、就任早々撤回すると宣言している。友人や知人の身の上を案じる人も多い。

選挙戦中にトランプが振りまいた暴言に本気で怒り、しかしこんな馬鹿者がまさかほんとうに大統領になるはずがないと失笑していた西海岸のリベラルな人びとは、自分たちが何よりも大切にしてきたはずの価値観をまったく尊重しようとしないその暴言王と追随者たちに、国政のトップが握られてしまったという事実に、しんそこ打ちのめされている。

選挙後、シアトルでは大人や大学生だけではなく、中高生のデモも行われた(反対デモはほかの都市のような破壊活動に発展せず、平和的な行進にとどまっている)。

誤解している人もいるようだが、これはヒラリー支持者のデモではない。多様性の尊重、マイノリティや女性の権利といった、トランプが鼻で笑ってバカにした価値観を自分たちは絶対に守るという意思表明だ。オバマ政権の8年間の間に成人したミレニアル世代にとって、特にその衝撃は大きかったのだと思う。

とにかく街に出て集まって、まだ世界が変わっていないことを確認しなければいられないほど、リベラルな都市の人々は動揺していたのだ。

●ふたつのカゴとcoalition

ニューヨーク・タイムスのサイトで公開されている出口調査のデータには、分裂しているアメリカがはっきりとがあらわれている。
http://www.nytimes.com/interactive/2016/11/08/us/politics/election-exit-polls.html

男性のうち53%はトランプを支持。
女性のうち54%はヒラリーを支持。

白人の58%はトランプを支持。黒人の88%、ヒスパニックとアジア系の65%はヒラリーを支持。

29歳以下の人の55%はヒラリーを支持。45歳以上の人の53%はトランプを支持。

大学を卒業していない白人は67%がトランプを支持。大卒の非白人は71%がヒラリーを支持。

住む地域による差も目を惹いた。

人口5万人以上の都市圏に居住する人の59%はヒラリー支持。郊外になると50%がトランプ支持、小さな町や田舎になると、62%がトランプ支持。

プロテスタントその他のキリスト教徒の58%、カソリックの52%、そして白人の福音派教会信徒は81%がトランプ支持。

今のアメリカは「素晴らしい」と思う人の83%、「良い」と思う人の76%がヒラリーに投票。「あまりよくない」と思う人の55%、「良くない」と思う人の79%がトランプに投票。

次世代のアメリカは「今より良くなっていると思う」人の59%がヒラリーに投
票。「悪くなっていると思う」人の63%がトランプに投票。

アメリカは確かに分断されている。でも、当然ながら、二色にわかれているのではない。

ホワイトカラーとブルーカラー。
莫大な富をたくわえている富裕層、援助なしには生活できない貧困層、その中間のいろいろなレベルの中流層。

都市圏と非都市圏。
同性愛者の結婚は当然の権利だと信じる人びとと、とんでもないことだと信じる人びと。

人種、性別、収入、職種、教育、世代、住む地域、信条など、リアルな断層はいくつもある。

現在の二大政党制、特に大統領選挙は、その無数に分断された有権者層を、無理矢理に赤または青のふたつの大きなカゴに入れる装置になってしまっている。そして、その違いをさらに際立たせる方向に働いている。

選挙の報道では、政党や候補者がどんなグループのcoalition(連合)を味方につけることができるかということが焦点になる。

オバマ大統領の二回の選挙では、若者やマイノリティのグループといった層を中心に、幅広い層の連合を形成することができた。そしてその連合はかなりの熱をもっていた。

今回、ヒラリーのキャンペーンは、それほど熱のある連合を形成できなかった。

マイケル・ムーアが「残念だけどトランプが勝つよ」と選挙前にポストしたらしい記事
http://michaelmoore.com/trumpwillwin/

ここで指摘しているように、サンダースを支持していた層はトランプに投票しないまでも、ヒラリーを熱心に推す意欲はなかった。

反対に、トランプ推し連合のコアにいた層は、圧倒的な熱をもってトランプを推した。

政治家としての経験がないトランプは、21世紀の秩序あるアメリカ政治の世界では言ってはいけないとされていたはずの政治的に正しくない発言をズバズバと投げつけることで、そんな秩序なんかクソ食らえと思っていた人びとに熱狂的に支持された。

オバマ政権の8年間で、マイノリティやLGBTの権利尊重、女性の権利尊重はすっかり当然のものとみなされるようになっていた。アメリカの新しい常識となっていたはずのその感覚を完全に無視するトランプの発言に、一部の、とはいえかなり大きなグループの人びとが溜飲を下げ、それより大きなグループの人びとがそれを容認した。

●ルサンチマン

今回の選挙では、ヒラリーが「エスタブリッシュメント」の代表で、政治家ではないトランプはそのようなエスタブリッシュメントをひっくり返すことができる人物だと、トランプ支持者は感じていた。

トランプは企業と富裕層に大幅な利益をもたらす減税を公約していて、ヒラリーは富裕層への増税を公約していたのだけれど、トランプ支持者が目のかたきにするエスタブリッシュメントというのはお金持ちのことではなくて、「いまのアメリカを動かしているシステムとその中にいる目にみえて偉そうなやつら」のことだ。その中には、東海岸や西海岸の都市で「ビバ多様性!」とかいっている「進歩的」なインテリやメディアも含まれる。

選挙キャンペーンのラリーに集まったトランプ支持者は、ぞっとするほど熱かった。「ヒラリーを牢獄へ」「メキシコに塀を」「移民はもう来るな」というスローガンで熱狂する人びとを動かしていたのは、エスタブリッシュメントに対するresentmentだった。

resentmentをひとことで表現できる日本語はない。自分の置かれた状況と、それを作り出している世界に対するモヤモヤした憤り、恨み、不満。テツガク用語としてやってきて日本に定着している「ルサンチマン」というのが、多分いちばん正確に表しているように思う。

都市にはインド人や中国人が来て高給を取っているのに、自分の住む地域では経済が一向に上向かず、暮らしは悪くなる一方だ。不法滞在の移民には権利が与えられるのに自分たちの生活はまったく顧みられない。わけのわからない奴らだけがトクをして、純粋なアメリカンであるはずの自分たちはないがしろにされている…。この人々が抱いている思いはそんなところなのだろうか。

「アメリカはだんだん悪くなっている」「今の社会は最悪」と実感している、小さなさびれた町に住む人びと、特に、アメリカ社会の中で徐々にマイノリティになりつつある白人男性に、「移民が悪い」「企業に国内で生産させれば景気はよくなる」「ヒラリーのような嘘つきの政治エリートが企業と結託して世の中を悪くしている」とわかりやすい敵を指し示したトランプの言舌は、熱い感動を呼び覚ました。

「Make America Great Again(アメリカをもう一度グレートにしよう)」というスローガンに熱狂する人びとを見るたびに、わたしは、ネイティブ・アメリカンの「ゴーストダンス」を思い浮かべてしまった。

白人が突然イナゴの群れのようにやってきて、バッファローを絶滅間際まで乱獲し、土地を独占してネイティブたちを狭い居留地に追いやったとき、平原に住んでいた民の間に熱病のように新しい宗教がはやった。鉄砲の弾も通さないというシャツを着て踊り続けることで、白人がいなくなり、バッファローが戻ってくるという信仰だ。

ゴーストダンス
http://www.legendsofamerica.com/na-ghostdance.html

白人男性が無条件に尊敬を受け、女は黙って家事と子育てにいそしみ、黒人やヒスパニックが権利を求めてホワイトカラーの仕事にしゃしゃり出て来たりしない時代のアメリカ、白人男性が女性を「ガール」と呼び、黒人を「ボーイ」と呼んで見下しても誰にも怒られなかった時代、『マッドメン』シーズン1の舞台になった1960年代初期のアメリカを、もしかしたらこの人たちは「偉大なアメリカ」だと思っているのかもしれない。

デスパレートなトランプ支持者たちと、バッファローの帰還を切実に願ったラコタ・インディアンの民と一緒にしたら、きっとラコタの人びとは気分を害すると思うけれど。

ゴースト・ダンスの信奉者たちの精神的リーダーのひとりだった酋長シッティング・ブルは、熱狂する信者たちを薄気味悪く思ったアメリカ陸軍との衝突の中で殺害された。

「アメリカをもう一度グレートに」の親玉は、国民の約半数の承認を得て(得票総数ではヒラリーが200万票以上、上回っているものの)この国のトップに座ることになった。

とはいえ、大平原を覆い尽くすバッファローの群れが帰ってこないように、彼らの夢見る「グレートなアメリカ」もたぶん帰ってこない。

でも、それほどまでに絶望していた人びとが溜飲を下げる機会を得たというのは、この国にとってもしかしたら良いことだったのかもしれない。

グレートなアメリカが帰ってくると本気で期待している人が、トランプ推し連合のいったい何%いたのかはわからないが、トランプが掻き立ててしまった熱と憎悪と夢は、トランプが政権を実際に運営していく中で、ゆっくり着地して中道に吸収されていく機会を得たのかもしれない。

あの熱い人々の不満が、都市圏のリベラル人口に中指を突きつける機会を得て、国全体の対立が中和していくためのきっかけになった、のだといいのだけれど。いずれにしてもあらゆる分野で衝突が起きるのは必至だ。

●デプロラブルの壁

9月、ヒラリーは支持者(コアな支持グループであるニューヨークのLGBTコミュニティだった)のファンドレイジングイベントで、ついうっかりこんなことを言ってしまった。

“You know, to just be grossly generalistic, you could put half of Trump’s supporters into what I call the ‘basket of deplorables.’ Right? The racist, sexist, homophobic, xenophobic, Islamophobic - you name it. And unfortunately, there are people like that, and he has lifted them up.”

「ごく大雑把なくくり方をすると、トランプ支持者の半分は、わたしが『デプロラブルのカゴ』と呼ぶカテゴリーに入れて良い人々だと思います。そうですよね? レイシスト、性差別主義者、同性愛を嫌悪する人、外国人恐怖症やイスラム恐怖症の人など。残念ながらこういう人たちは存在します。トランプはこういう人たちを持ち上げてしまったのです」

そして、残りの半分のトランプ支持者は「政府に取り残され、経済に恵まれず、誰にも顧みられることない人々、彼らの生活や将来については誰も案じてくれず、絶望的なまでに変化を必要としている人々」だとして、「彼らに対しては理解と共感を持つべき」と自分の支持者に向かって訴えた。

デプロラブルというのは「嘆かわしい人たち」というほどの意味で、「どうしようもないクズ」「手のほどこしようのないカス」を上品に言い換えた言葉だといって差し支えないと思う。

この発言が大炎上した。

トランプは「うちの支持者をデプロラブルと呼ぶとは何事だー!」と、ここぞとばかりに攻撃し、トランプ支持者は「わたしはデプロラブル」と誇らしげに宣言するTシャツやバッジやプラカードを身につけて集会に参加するようになった。ヒラリーはメラメラと燃えるルサンチマンにガソリンをまいてしまったのだ。

ヒラリーの発言は、マーケティング目線から出ている。

「この層の人びとはうちの商品に興味を持つことはありません。わたしたちがターゲットにするべきなのは、こっちの層の人びとです」という、ごく簡単に図式化して考える方法。

「残りの半分に理解と共感を持つべき」という言葉も、恐ろしく上から目線なのだ。少なくともそこには共感は感じられない。

この発言は、でも、豊かな都市に住むリベラルな人々には、そのまますんなりとスルーされてしまう。

都会のリベラルにとって「山の向こうの頑固で蒙昧な人々」は理解しがたいグロテスクな存在だ。もちろん逆も真なりで、平原の小さな町の信仰篤い人々は、都会のリベラルを、堕落した気味の悪い有象無象の存在だと思っていることだろう。

リベラルな都会の人々と反エスタブリッシュメントな田舎の人々の間には高い壁があって、壁の両側でお互いをバカだと思っている。今回の選挙は、その壁をいやが上にも高く、厚くしてしまった。

「多様性」「政治的正しさ」というのはイデオロギーではなくて自明の選択だと思ってきた人たちは、国民の半数の無理解を実感して、理解を阻む気味の悪い壁の前で呆然としている。


【TOMOZO】 yuzuwords11@gmail.com

米国シアトル在住の英日翻訳者。在米そろそろ20年。マーケティングや広告、雑誌記事などの翻訳を主にやってます。

http://livinginnw.blogspot.jp/
http://www.yuzuwords.com/


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■グラフィック薄氷大魔王[499]
「Thingsとテキストスケジュール」他、小ネタ集

吉井 宏
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161130140100.html
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●Thingsとテキストスケジュール

あ〜もう! テキストのスケジュールとThings MacのToDoリストが別々になってるのが面倒くさくて限界。Things使うのやめよう(4回目)

ThingsやOmniFocusなどのToDo管理ソフトを断続的に使ってきた。仕事を細分化する方法は「マイクロ達成感の数珠つなぎ」を発生させる上で有効なんだけど、リアルタイムでチェックやメンテナンスしてないと、書き込みにかかる時間が丸っきりのムダ。

なので、大まかな項目に分けてThingsに書き込んで、テキストのスケジュールのほうで細分化して実施してる感じ。こちらではリアルタイムのメンテナンスは簡単。ただ、、項目を分けて書く作業はダブってるため、結局Thingsのほうは事後のメンテナンスばかりになってくる。

今の使い方だとThingsのメリットは、ちょっと先に予定してる項目と終了直後の項目を一覧できることだけ。チェックしてログブックに入ってしまうと、まとめてザッと見るのが面倒になる。

前回いつThingsを復活させたことを書いたか確認したら、たった一年半前だった。やっぱ「『記録』ではなく、今あるToDoを片づけるための便利なツールとしてだけ使おう」って書いてある。わかってるじゃんw

●独自のインターフェイス

Photoshopで新規書類を作ろうとしていちいち「新しいことを始めましょう。」って言われてワクワクするヤツいるかなあ? このインターフェイスからはいろんなテンプレートが使えたり、Adobe Stockから買えたりするんだけど、それは「テンプレートから開く」ってボタンかメニューを追加でいいと思う。
http://www.yoshii.com/dgcr/Photoshop2017-open.jpg

AdobeもAutodeskも、「我々の独自のインターフェイスのほうが使いやすいし、OS標準を無視していいだけの力がある」と思ってるんだろうけど。Mac標準のインターフェイスを使わせない傾向……めちゃくちゃ使いにくいです!

いろんなアプリ全部がOS標準の仕様に沿ってるから、迷わず使えるようになってるのに、独自インターフェイスやってくれると操作の取っかかりがつかめず混乱する。特にAcrobat Proの「ホーム」「ツール」の怪奇仕様はいったいどういうつもりなんだろう。

タブレットPC等のタッチ前提の、新しいインターフェイスにしてみたってのはわかる。メニューの奥にあった機能を一覧できるのはWindowsのスタート画面と同じ考えだし。

でも、実際に使うのはパソコンなことも多いわけだし、「パソコン用」「タブレット用」のインターフェイスに切り替えられればいいのに。

Photoshopでは環境設定の「従来の『新規ドキュメント』インターフェイスを使用」をチェック、MAYAも「ダイアログスタイルをOSネイティブ」にすればOS標準に戻る。Acrobat Proは戻せない模様。

もしかしたら「初心者にやさしい」意味があるのかもしれないけど、従来のユーザーも全員初心者だった。ベテランも新しいインターフェイスになっちゃうと教えられないかも。

また、新しい初心者は「むずかしいプロ用ソフト」と思って使い始めるんだろうから、想定するようなやさしくしてほしい初心者って、実はいないんじゃないかと。

●3Dソフトのツールハンドル

10年前、Siloの「チビ太のおでん」と呼んでた複合ハンドル(移動・回転・拡大縮小が全部できる)は画期的だったけど、その他の3Dソフトでも同様な機能のハンドルがついてるのは当たり前になった。
http://www.yoshii.com/dgcr/toolhandle-002-chibita.jpg

で、思いついた。操作する時、ワールド軸とローカル軸をいちいち切り替えなくちゃいけなくて面倒なんだけど、Siloの複合ハンドル的な考えで、同時に表示したら便利そう。
http://www.yoshii.com/dgcr/toolhandle-001.jpg

その他の軸も合わせて3つ以上を表示するのはさすがに見にくそうだけど、よく使う軸を選んで半透明に表示できたら便利だと思う。どこか取り入れてくれないかな?

●AirMac終了?

「AppleのWi-Fiルーター製品、いよいよ終了か」
http://www.gizmodo.jp/2016/11/rip-apple-wireless-routers.html

昨年からルーター部門解散に向けて動いてたらしい。AirMacは発売以来、4つ使い続けてきた。今使ってるAirMac Expressが壊れたらTime Capsuleにしようと思ってたのに〜。設定が簡単だし速かったのになあ。

Wi-Fi普及の原動力みたいなものだったかも。もう十分役目果たしたから、純正を出す必要なくなったってことか。グラフィック仕事に使える巨大液晶ディスプレイもシネマディスプレイが最初だったけど、そちらも役目を終えたということか。

Apple、本格的に整理を始めてるっぽい。Mac Pro廃止も早めに宣言してくれい。

●天気予報の謎

ウッソーとか思ってたけど、11月24日は予報通りに雪が降った。どっさり積もりはしてないけど、屋根や木やクルマの屋根など1〜2cm程度は積もった。天気予報の技術も進歩してるな。

で、そういえば以前から謎だった「等圧線、太平洋の真ん中やシベリア奥地など誰もいないところで細かく気圧を測ってる人がいると思えないのに、どうやって描いてるんだ?」の件。検索してわかった。

観測点や船とかブイで計った気圧をから導き出した点を結んで描いてるのね。
http://www.ons.ne.jp/~taka1997/education/2000/geology/10/index.html

じゃあ、「地上何千メートルの気温はどうやってるんだ? 飛行機に頼んでるのか?」もついでに検索したら、まさかと思ったけどやはり全世界いっせいにラジオゾンデを飛ばして計ってるんだって。
http://www.jma-net.go.jp/akita/koso/koso_easy_02.htm


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

先週土曜からやってる集中モデリング。「候補スケッチ40個を週末プラスアルファで何個3Dにできるか?」。しかし、雑用などやりながらだと1日4個がせいぜい。起きてから寝るまで完全集中できれば7〜8個はイケると思うけど、現実には無理。まあこのペースでやっても、10日で40個だからぜんぜんマシだけど。

で、思い出したのは昨年の今頃もやってた立体制作。デジタルの作業にくらべてあまりにペースが遅いのがまどろっこしく、3Dだったら2〜3個完成しちゃう間にできるのは1色塗るくらい。「10日あったらTDWキャラなら30個の新作が作れるのになあ」って思ってた。

それだ! そう考えりゃいい。立体制作やる代わりにモデリング量産したらどうなるか? ってのを実地でやるわけだ。やりがいあるw

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii


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編集後記(11/30)

●先崎彰容「違和感の正体」を読んだ(2016、新潮新書)。筆者は日本大学危機管理学部教授。いわき市の自宅で大震災に遭い「いらい、この世の中で起きる出来事が、いつの日か跡形もなく消えることを知った」という人だが、それだけに慎重で丁寧な論の進め方は好感度が高い。善悪判断の基準になる「ものさしの不在」で、騒々しく「処方箋を焦る社会」の二つが、現代社会を理解するキーワードだという。「身の回りで起きていることにアンテナを張り、違和感から物事を考える。結果、どのような『ものさし』と『処方箋』が必要なのか分かってくる」。震災から5年の月日を経て、これこそ憂国の論考である。

国会デモで政治学者の山口二郎が「安倍に言いたい! お前は人間じゃない! 叩き斬ってやる」と叫んでいた。単純なわたしは、なんというバカ、学者生命終わりだなとあきれただけだ。学者という職業を放棄した暴力的な生身の人間が、子供でも言える罵詈雑言を一政治家である以前の一個人に投げつけた瞬間、筆者は失望を感じ、続けて第二の違和感が襲ってきたという。それは「指導者然としてふるまうこの知識人に、周囲の誰ひとり疑問の声をあげる者がいなかったからです。どうして周囲の人は彼を批判しなかったのでしょう」。気がつかなかった。あまりといえばあまりの不様さを嘲笑するしかなかったわたし。

「『俺たちが聞きたいのはそんな陳腐なことばではない。日頃お前が命がけで行っているはずの読書と思索を、ここで開陳せよ』、なぜこう詰めよらなかったのか。(略)『今この瞬間、われわれの善意が、暴力的に豹変した!』と異議を唱える者が一人でもよい、いたとしたら筆者のデモへの評価はガラリと変わった」。昔の全学連だったら山口に自己批判を迫ったのではないか。筆者が「失望」と言ったのは、「またか……という虚脱感があったからです。このデモもまた、何ひとつ『新しい』ものではないのだと」。知識人は政治家に舐められる可能性を、自らの手でつくってしまった。政治的に「敗北」したのだ。

筆者は亀井勝一郎の「大和古寺風物詩」の一文を引用し、「違和感の正体、それは他でもない社会全体から『微笑』が奪われつつあることにあった。正義か不正義かの判断基準、私たちが手から滑り落とし、なにより求めている『ものさし』が微笑であるとは、怒号・暴力・スローガン・見得をきる発言が飛び交う昨今。なんとも示唆的ではありませんか」と書く。怒号・暴力・スローガン・見得をきる発言、あるある、毎度の国会で見慣れた風景だ。やっている連中に「違和感」はないのだろうか。ないんだろうなぁ。この本を読んで、わたしには思想史の再勉強が必須だと猛省した。今回は引用が多過ぎた……。 (柴田)

先崎彰容「違和感の正体」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106106671/dgcrcom-22/


●TOMOZOさんと吉井さんの記事に書きたいことある〜。しかし今日は時間がないのでストックさ!

吉井さんの記事を読み、キーボードの下にA4ノートを置いて、ほぼ平らにしたまま二週間。手首や指の負担減になっていると実感している。ノートパソコンの人は元からこれなのね。

もう元に戻す気なし。台のノートとキーボードの間に一枚の紙を挟んでいて、電話メモや、ちょっとした計算、思いつきはここに。残す必要のあるものは、それ用のノートに直接書いてはいる。

机に面した方の表紙裏には、未使用付箋を何枚か貼っており、いつでも使える状態に。

ノートの上には挟める透明下敷きでもいいな。書き込み不要のミニカレンダーを挟んでおき、その上のメモ紙をぺらっとめくって確認。下敷きがソフトタイプなら、ToDoリストを作っておくのもいいね。

硬筆用ソフト透明下敷は見つかった。もう少し薄手のがあったらいいな。A4デスクマットで、緑地に透明のカバーのを100均で見かけたことがあるような。ミドリのデスクカレンダーには透明のカバーがついてる〜。

事務の人なら、参照すべき項目を透明デスクマットの下に挟んでいるのでは? 何かのサイズ表とか、得意先の電話番号とか。

さらっと検索してみたらmixiがひっかかった。「業務カレンダーの縮小コピー」「職場でやれる体操のイラスト」「どうしても覚えられない電話操作のメモ」「社内の座席の内線一覧表と営業所の電話表」など。

アマゾンの中身検索も出てきた。「もっと仕事をラクにしたい人のための最強のデスクワーク術」という本には、企業によっては禁止されているケースもあると書かれてある。重宝するものとして、「問い合わせがあった時に正確に即答する自信がないものや業務上の覚えきれない事柄など」が挙げられていた。

「暮らしに役立つ265の裏ワザ」には、大切なものを挟んでおけば、机の上を汚く散らかしておけないという利点があると書かれてあった。

「仕事がはかどるオフィスで役立つ整理整頓術」には、古い内線表やハガキのような過去の情報は役に立たず、集中力を削ぐので、処分しようとのこと。

リストレスト代わりのノートと紙が、便利グッズに変身しつつあるよ〜。 (hammer.mule)

キーボードを平らに使う
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161116140100.html

ORIONS 硬筆用ソフト透明下敷 A4
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ETK9RS8/dgcrcom-22/

ミドリ 2017年 デスクカレンダー A4 オジサン柄
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01JZ05KD2/dgcrcom-22/

事務屋さんの整理術 > デスクマットの下
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=992248&id=12473370

もっと仕事をラクにしたい人のための最強のデスクワーク術
https://books.google.co.jp/books?id=Fhp35pzIxpkC&pg=PT22&lpg=PT22&dq=デスクマットに挟んでいるもの

暮らしに役立つ265の裏ワザ
https://books.google.co.jp/books?id=iYDqEuF0eOsC&pg=PT114&lpg=PT114&dq=デスクマットに挟んでいるもの

仕事がはかどるオフィスで役立つ整理整頓術
http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/tashinami/seiri/index03.html