[4260] 編集者はつらいよ

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《連載内連載スタート》

■ローマでMANGA[104]
 編集者はつらいよ
 midori

■グラフィック薄氷大魔王[503]
 「業界標準ソフトMAYAの誘惑」他、小ネタ集
 吉井 宏





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■ローマでMANGA[104]
編集者はつらいよ

midori
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20170111140200.html
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ローマ在、マンガ学校で講師をしているMidoriです。私の周辺のマンガ事情を通して、特にmangaとの融合、イタリア人のmangaとの関わりなどを柱におしゃべりして行きます。

●長過ぎるセリフで説明している

前回のコラムで、生まれてまだ一年のアッパーコミックスの編集者を引き受けたと書いた。私が受け持つ4作について、Facebookのメッセンジャー上に4つのグループを作ってチャットができるようにした。

アッパーコミックスのこれら13作品のシステムはとても今風。ネットのキックスターターみたいなサイトを利用した、若手の新しいmangaです。応援してくれる人を募集します。とお金を集めて作家たちに報酬を払えるようにした。登録してくれた人にパスワードを渡して、今月から毎月ネット配信する。

私が編集者(サジェスチョン係)を引き受けたときは、第一回目の配信分はすでに原稿が出来上がっていた。

出来上がった原稿とセリフが書いてある脚本を、メッセンジャーを通じて送ってくれた。4作品とも共通して、主人公たちが特殊なパワーを持つ話。そういうのが好きなのは分かる。好きなものを描いた方が、ワクワク感みたいなものを作品に込めることにもなるしね。それはいい。

でも、問題ありすぎ。4作品に共通してセリフが長過ぎる。セリフで説明してしまってる。長い割にフキダシが小さい。必然的にフォントが小さくなって読みにくいことこの上ない。

第2回配信分はストーリーボードの状態で送ってきた。漫画界では「ネーム」と呼ぶのが普通で、この若者達も小畑健・大場つぐみの「バクマン」から「ネーム」という言葉を知っている。そして使いたがる。本当の漫画家に気持ちの上で近づきたいのね。

でも私はあえて「あなた達のストーリーボード」と言った。なぜならば、吹き出しの中にセリフが書き込んでないからだ。ネームと呼びたいなら、セリフも入ってなくては。ストーリーボードを見ながら、横に脚本を置いて読むのは本当にやりにくい。

「ストーリーボードにセリフを入れてネームにして」とアドバイスした答えは「無理。だって入らないもの」

「ぬぁんだとぅ! だからそれはセリフが長過ぎるっていう証拠じゃぁないか」とは言わず、優しく「だからね、ストーリーボードのフキダシにセリフを書き込んでみて入らなかったら長すぎ、フキダシが小さすぎっていうことでしょ?」と諭した。「えー、でもそんな小さい字は書けない」と、まだグダグダ言って納得がいかないようだった。

ここで匙を投げてはいけないと、既成のmangaを適当に見繕って1ページスキャンし、フキダシ全部に彩色し、セリフの部分だけ色をぬいた。こうして画面には変形の六文銭みたいなものがならんだ。

「フキダシの各コマに対する大きさを認識せよ」「各フキダシに文字部分が占める領域を認識せよ」「フキダシとセリフの間に程よい隙間があるのを確認せよ」と、「読みやすさ」というテーマで例をあげてみた。どのくらいわかってくれたかは疑問。

送ってくれたストーリーボードと脚本をざっと見て 、大きく手直しが必要だなと思い、その事を言うと、代表者のガエターノがあわてた感じで「ちょ、ちょっと待って。もう読者には1月9日から配信開始って伝えてあるし、楽しみに待ってくれている。もう払ってくれているのだから待たせられない。」と悲痛な叫びが上がった。チャットは昨年12月始めのことだ。

おもしろかったのは、チャットを始めた時は、メンバーが次々と顔を出して「面白い」とか、「ためになる」とか言っていたのが、だんだん静まり返って私だけがあーじゃこーじゃと発言していた。そしてガエターノの悲痛な叫びと相成ったのだった。

もうストーリーボードまでできてるものに関しては、あまりいじらないで、できる限り読みやすくなるように手を加える、と言うことにした。

ストーリーボードをプリントアウトし、フキダシの中にセリフを書き込んでいく。書き込みながら気づいたことをボールペンで記入し、デジタルで再度気づいたことを記入していった。

デジタルだとレベルを変えることで同じページの上に、フキダシの注意、アングルや大きさなどコマ変えた方がいい部分、など、項目別にサジェスチョンを作成できる。

でも、4作品について、全部のページを見直したわけではない。どの作品も60ページから70ページもあり、セリフで色々複雑な事情を説明し続け、その説明を基盤に次に進む構成なので、大幅な変更なしで読みやすく変えるのが無理になってくるのだ。

「もうこれ以上は無理」と匙をなげ、ともかく、作家は見直してなるべくセリフを削って少しでも読みやすくするように心がけてくれることをお願いして、4作品の見直しから解放してもらった。

正直、本当につらかった。まだ素人さん。お金を取るプロなのだから、少なくとも、プロになりたいと思っているのだから、「ああ、うまいじゃないの」とよいしょするのは意味はない。だから、真摯に直すべきところ、どうしてそうした方がいいのかを解説した。

イタリアはマンガ界の底辺が小さい。mangaに影響を受けた絵柄で描く子達がその底辺を広げている。少しづつ。そのお手伝いをできるだけしたいと決意を新たにする2017年なのだった。

●アッポペーン

ちょっと話は変わって……

昨年、ちょっと収入が良かった時に念願のiPadを購入した。iPadproとApple Pencilの組み合わせすごさを聞いていたので、ちょっと割高のproを奮発した。

色々と検証しているサイトを読んで、9.7インチに決めた。先に出たもっと大きい画面も魅力だったけど、性能が後出の9.7の方が上だということがわかったから。

奮発すると言っても出来る範囲は限られているので、wi-fiのみ、16GB。だって、容量が増えると値段がぐんと上がるんだもの。買えるだけでも有難や。

Apple Pencilも購入し、お絵かきソフトを入れて試した。すごくスムーズで紙に描くのとそれほど違わないなめらかさ、自然さ。

https://www.amazon.it/clouddrive/share/TMzGsw9L18dUuQmCbSpfwfhZQ0ttl8g9hQ3frTfr66r
↑iPad Pro+Apple Pencil+Sketchesというソフトのコラボ。ダウンロードした絵を最下のレベルに置き、上のレベルにソフトの筆で描いた。

本当はiMacに繋げてグラフィックタブレットとして使いたかったのだけど、いまだにスノーホワイトのデスクトップでは、iPad Proと繋げるソフトが使えない。スノーホワイトの上のバージョンにしてもいいんだけど、使えなくなるソフトがあるとかの話を聞いて、調べるのが面倒臭くてそのままにしている。

今年、収入を上げて新しいMacを買えば済むのでそれを待ってる。この件は、ここ何年も自分に言ってるのだけど,一向に実現しないのはなんでだろう?

当然iPad Pro用のカバーとキーボードも購入。アップル純正だと高いので別のもの。使い勝手は良かったものの、イタリア語を使う上で困ったことがあった。

イタリア語には母音にアクセントが付く。英語並びキーボードでも使えないことはないけれど、配列を暗記しないといけない。イタリア語配列キーボードがあるのならそれに越したことはないのでそうした。

でも日本語入力が困難。キーボードから入力できるけど、なぜか文字の選択窓がファイルの上部に出る。書き進めて下へ行くと、その窓が見えなくなってしまう。そして、数か月でキーが二つ使えなくなった。やっぱり純正の方が良かったのか。

キーボードはあった方が便利なのでキーボードだけ再購入した。アップルのデスクトップで選べる、小さい方の仕様にそっくりなキーボード。これもイタリア語配列にした。

こちらも日本語入力が不便。窓はファイルの上部に止まらずに降りてきてくれるけど、いちいち矢印キーで選択して、改行キーで選択する必要がある。長い文だと自分の思った選択がしにくい。

今、これをiPad Proの画面内のキーボードで書いている。この方使い勝手がいいから。画面の半分をキーボードで覆われるのが気にくわない。日本語って特殊すぎるのかなぁ。


【Midori/マンガ家/MANGA構築法講師】midorigo@mac.com

インフルエンザが大流行のイタリア。聞く人聞く人、高熱で倒れている。年が明けてから息子が倒れ、治ったら私が風邪の症状が出た。でも熱は出ないので、インフルエンザじゃなくてただの風邪だろうと、重い頭を抱えていた。

寒波が襲って軒並み零下になったイタリア。ナポリ在の元教え子が「29年生きて来て初めて零下と雪をここで体験した!」とFacebookで騒いでいた。その日、熱が出た。久しぶり。

MangaBox 縦スクロールマンガ 「私の小さな家」
https://www-indies.mangabox.me/episode/58232/

主に料理の写真を載せたブログを書いてます。
http://midoroma.blog87.fc2.com/


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■グラフィック薄氷大魔王[503]
「業界標準ソフトMAYAの誘惑」他、小ネタ集

吉井 宏
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●WACOMタブレットMac用ドライバの件、その後

12月12日〜24日の6.3.19-6に続き、27日に6.3.19-10が出た。年明けすぐの1月4日にも6.3.20-4が出たけど、改善されてない模様 orz こんな頻度でアップデートされるのは従来なかったことで、WACOMも相当焦っているんだろう。

修飾キーのショートカット壊滅状態は脱したものの、計算機.appを連続クリックできないとか、MODOでストロークが2回に1回しか描けなかったり、不用意にクリックすると全選択されてしまうなど、Sierraに6.3.15-3を入れたのと同等。

10月以来、2回のアップデートで直らなかったらWindowsに移行を真剣に検討しなければとか書いてたけど、すでに3〜4回……。Windows版も突然筆圧が効かなくなるなどのトラブルがあると聞くし、どっちに転んでも苦労しそう。非常に困ってる。早く!

●カップヌードルの、まさかの「ブース」

卓上の段ボール箱をプライベートな個室に見立てて、仕事したりラーメン食べたりするもの。季節外れのエイプリルフールみたいな冗談かと思ったら、本当に売ってるんだww

ラマドワーカー「RAMAD WORKER」
https://store.nissin.com/jp/feature/ramadworker/

いや、これはなかなかイイと思う。「見える範囲=部屋」だから。後ろを振り向きさえしなければ、独立したプライベート空間で集中して仕事できそうな気がする。

これについて、塗装ブースに使うとか、簡易撮影スタジオに使えるとかコメント付いてるけど、みんな考えることは同じ。独立した部屋/空間として好きにデコレーションしたり壁紙貼ってもいいし。

欲を言えば、下から上半身を突っ込んで完全に部屋状態になるといいな。1m×1m×50cmくらいで、照明や脚もついてるの。

まあ、同じような意味で、「VRゴーグルを装着すれば、いつでもどこでもめちゃくちゃゴージャスでかっこいい仮想スタジオで仕事できる」のが夢だけど。

●連載内連載スタート

小ネタ集ばかり書いてて、ひとつのテーマで長文を書くのが面倒になってるけど、連載内連載扱いにして少しずつなら書ける気がする。書こうと思いつつ延び延びになっていた「MAYA」と「Cintiq 27 QHD」について、何回か、たぶん不定期に書いていきます。

■ MAYA連載 その1

○業界標準ソフトMAYAの誘惑

僕が使っている3DソフトはMODO。最初のバージョンから10年以上使ってる。2DイラストからZBrushの紙粘土風2.5Dイラストを経て、約10年前に3Dに移行したときからメインツール。
http://modogroup.jp/modo/modo10s

キャラクターモデリング的に関係なかったり、普段使ってない機能は心許ないし、基本的な使い方なのに知らなかったことがあって驚かされたりする。けど、さすがに10年以上使ってると、体の一部というか手の延長みたいに馴染んでるのは確か。スケッチだって無意識にMODOで作る前提で描くようになってる(本当はそういうのは良くない)。

ただ、3DCG的に「業界標準ソフト」といえば、MAYAや3ds Max。LightWave 3Dでさえかなりマイナー。実はLightWaveの次期バージョンとして開発されていたのに採用されず、飛び出して独立して開発したのがMODO。

モデリングソフトとしてはそこそこ定評あるものの、MAYAや3ds Maxの存在感にはほど遠い。いろんな人と話しても、LightWaveやZBrushは知られてるのにMODOはほとんど誰も知らないw

MAYA http://www.autodesk.co.jp/products/maya/overview
3ds Max http://www.autodesk.co.jp/products/3ds-max/overview
LIGHTWAVE 3D http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/lw11/index.html

現状でMODOにそれほど不満がないとはいえ、キャラクターアニメーションを作るなど統合3Dソフトとしての実力で言えば、MAYAが地上で最強。

CGアニメ映画のメイキングなどで登場するMAYAの画面を見かけるたび、「世界最強のクリエイティブツールで仕事してみたい!」って衝動がw

余談。MAYAや3ds MaxがCG映像やゲーム制作など3DCGの業界標準であるとはいえ、そういったエンターテインメント系のCGは、建築やインテリア、プロダクトなどの視覚化として使われるCGから見れば、超マイナーな世界だったりするらしい。

CG全体でエンターテインメント系は1%くらい? って話も。あと、視覚化という意味でのCG全体より、桁違いに巨大と思われる3DCADっていうシビアな設計関連の3D世界もあるし。

○3ds Max

ところで、MODOと同じ頃から使い始め、いくつかのアニメーションやキャラクターの仕事にも使っていた3ds Maxはどうなってるんだ? といえば、一昨年に永久ライセンスを保持したままサブスクリプションの継続をやめたのでした。

なぜかというと、それまで3ds Maxでやっていたような単純なキャラクターアニメーション程度なら、MODOでもできるようになったのが理由の一つ。

あと、ずっと3ds Maxファイルで渡すことが慣習となっていたクライアントの仕事を、互換性の高いFBXファイルで渡す了承を得たこと。3ds Maxを使わなくてよければ、Windows環境をそのために用意しなくてよくなるのは、Macユーザー的には魅力的なのだった。MAYAにはMac版がある! (つづく)

■ Cintiq 27 QHD連載 その1

○苦手な液タブを克服したい!

液タブはもう懲り懲りとか言ってたくせに、昨年9月にCintiq 27 QHDを購入。大きすぎるとか、ツルツルで描きにくいとか言ってる場合ではない。MAYAと同じ衝動が沸き上がる。

Pixarもディズニーアニメーションスタジオも使ってる、史上最強のクリエイティブツールが僕にとっても最強でないはずがない。使いこなせるようになるぞ!

と思ったら、16インチのWACOM MobileStudio Pro(と同じく16インチのCintiq Pro)が発表された。おまけにマイクロソフトの本気、27インチのSurface Studioも発表。ガ〜〜ン!
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20161012140100.html

その後、なんとかメインツールとして使えるようになるまでの話です。

○スタンドと机はどうする?

Cintiq 27本体下部には、引き起こせる棒状のスタンドがついている。傾斜角度は固定されているけど、普通に液タブとして使う分にはOK。

ただ、もっと引き起こして使いたかったり(首が痛くならない代わり、腕が重力の影響を大きく受ける)、完全に立てて27インチディスプレイとして使うには、オプションのスタンドが必要。

スマホネックで首が痛くなるのが液タブを使いたくない大きな理由な僕的には、もちろんスタンドも購入。ただ、Cintiq 27だけでも大きいのにスタンド付きだとさらに巨大。本体とスタンドを合わせると32kgもあるので、ヤワな机では危険。どうやって置こう?? (つづく)


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

2017年は穏やかにスタートできるかと思ったんだけどなあ。いろんな用事に翻弄されつつ、待機中のいくつかの仕事がいっぺんにスタートしないかヒヤヒヤする毎日w あれ? 結局やっぱ「ローグ・ワン」二回目すら見に行けてないし〜。

ところで、WACOMドライバ問題の「Windowsに移行を真剣に考えなきゃ」の件。本当に移行するとなると、上に書いた「3ds MaxのためにWindows環境を用意していたがやめてMacに統一」や「MAYAにはMac版がある!」が全部ひっくり返るんだよなあ〜。じゃあWindowsで普通に何でも使えばいいじゃんって話に。

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii

・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii


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編集後記(01/11)

●昨年見た映画DVDは130本だった。これはGEOのレンタルと図書館から借りたお皿の合計である。三つの図書館から借りた本は293冊だった。たぶん、准高齢者として、もとい当時の前期高齢者としては大層リッパな数字だと思うが、DVDも本もかなり、いや激しく好みが偏っているからそんなに威張れたものではない。とくに映画DVDはようやく旧作棚に落ちてきたものをレンタルするから、ロードショーから二年や三年遅れて見ることになる。図書館のDVDはもう古典というべき作品ばかりである。2016年に世間で騒がれた作品なんて、たぶん来年見ることになる。日本のアニメは苦手で、おそらく見ないだろう。

2017年の最初に見たのが、あろうことか「アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ」である(2016、アメリカ)。ずいぶん昔に見たが、途中で投げ出したカルト映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」にオマージュを捧げたものだというふれこみだから、どうせろくなものではない。もちろん、1ミリも期待なんかしていない。1月1日の夜にとびっきりのバカ映画を見るという、我ながら愚かなイベントに自己満足している。アメリカのコメディの中でも確信犯的に悪辣だった「テッド」「テッド2」に比べたら、こんなゆるいブラックさは全然だいじょうぶ、かわいいもんである。もちろん、ストレートに下品である。

主人公の気のいい青年ジョニーと、幼馴染みの美人ミシェルは、街のちっぽけなドーナツ店で働いている。ジョニーの叔父は在野の科学者で、21世紀の大発明を成し遂げたと主張するのだが、甥の眼中にはない。彼がドーナツ店に行って店長と乱闘になると、ポケットに入っていた発明の成果物(?)が飛び出してドーナツが揚げられている鍋に飛び込む。それから後は、出来たドーナツは全部キラードーナツとなって人を襲う。ドーナツが牙をむいて人を襲うなんてこわいよー(笑)。ピョンピョン跳ねたり、空中を飛んだり、人をめがけてとびかかる。スタッフが投げつけているのが見え見え、へたくそなCG合成も。

キラードーナツは自動車を奪い、手足もないのにハンドルを操作し暴走するんだからすごいわ。出てくる人物はほとんどがまともではない。誰にも感情移入はできない。しかも下ネタが多く、気分が悪くなるようなシーンもあるから、相当に危険である。もちろんお子様には絶対に見せられない。途中で投げ出すべきだったのかもしれない。トマトの時代のわたしは今よりずっとまともであった。それでも見続ける。オイオイとか、ンなバカなーとか、声に出しながら。わざとらしい手抜きがあちこちに見られるが、それも芸のうちだろう。年頭にわざわざこんなバカ映画を見るわたしって……。反省はしていない。 (柴田)

「アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01KURH4XI/dgcrcom-22/


●アニメ見ないなんてもったいない。いいのもありますよ〜。ジャンル広いし。もちろん苦手なジャンルはありますっ。/以前休載のことを書いた「ボールルームへようこそ」が連載再開、アニメ化。

/昨日書いていたau損保のケガの保険の携行品損害の件。時計は補償範囲なんだけど、スマートホンはダメ。スマートウォッチ、Apple Watchはどうなんだろう? Apple Watchが適用範囲内ならApple Care+に入らなくていいよね。

/iPhone用Lightningケーブル保護カバーを100均で買った。充電ケーブルは根元が折れやすい。歩きながら充電したりするし。一度接触が悪くなって新しいものにしてから、ボールペン内部にあるスプリングをつけたりはしている。100円で買えるカバーがあるならと試してみることにした。

Lightning側、USB側との二箇所につけられる。製品は4つの白い2cmほどのTPR(ゴムっぽいプラスチック。シリコンみたいな)と、4つの色つきの1cmほどのABS樹脂とで構成されている。白いカバー2つで根元を挟み込み、その上からカラーリングされたカバー2つを挟んで止める。

白いカバーは根元側とケーブル側とで形状が違う。ケーブル側にはアールがついていて、よりソフトになっている。Lightningとは書いてあるけれど、Appleの細いケーブルにならどれにでも使えるよ。 (hammer.mule)

「ボールルームへようこそ」今夏アニメ化!監督は板津匡覧、脚本は末満健一
http://natalie.mu/comic/news/215389

ボールルームへようこそ 試し読み
http://www.gmaga.co/comics/ballroom/

au損保 ケガの保険 日常の事故
http://www.au-sonpo.co.jp/pc/sports/

これと同じもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0171KP8VW/dgcrcom-22/

山田化学の製品
http://www.yamadakagaku.co.jp/index.html
なんだけどカタログやオンラインショップにはない。100均のもラス1だった。入荷されたら予備を買っておこうっと

PAMISO アップル製品ケーブル用 コネクタ保護キャップ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01B9FLMI8/dgcrcom-22/
カラー部分の長いのもあった

ABS樹脂の用途 工業製品で最も汎用性が高い素材
http://i-maker.jp/abs-5282.html

TPR
http://www.tpr-sl.co.jp/technique/feature/
ゴムにもいろいろあるのね

100均商品と300均商品、原価の話。
https://note.mu/sakusho/n/n6881b5622947
シリコンの耐熱温度が220度前後にたいして、TPRは耐熱温度が90度しかありません

あ、これ! 私もキャンドゥで買いましたっ。ラス1はオレンジでしたっ
http://rocketnews24.com/2016/04/22/740411/